里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

もしかして・・・?

2015年03月20日 | ペット
住居の駐車場を出て、2番目の信号で赤になりましたので、私の車は、先頭車として横断歩道の前で止まりました。

するとその横断歩道を白い毛にところどころ黒の混ざった猫が上手に横断歩道を外れることなく、端から端まで渡り切りました。

何とお利口さんな猫と思いながら、その猫を見ていました。

今我が家で飼っている恵太郎よりは、少し大きな猫に見えました。

数か月前にも、この猫ではないかと思う猫がやはり、この交差点の横断歩道を同じようにわたりました。その時は、同じ交差点ですが、私が帰って来るときに見たので、対向車側の横断歩道を渡っている猫でした。

               


同じように、白い毛に黒がところどころ混ざっている大きな猫でした。

その時、もしかしてこの猫は、私たちが今の住居に引っ越しして来る前に、もと住んでいた公団住宅で飼っていた一太郎ではないかなと思いました。

               


夏の終わりか秋を感じるようになったころ、前の住居の長男の部屋で、机の下に置いていたナップサックの中に、子猫が2匹生まれていた。

ビックリしました。当時住んでいた団地の部屋は、一階でしたので、暑い日は窓を開けておりましたので、人間が気が付かないうちに猫が勝手に窓から入って、親猫が、机の下のナップサックの中に子猫を生んだらしいのです。

気が付いた長男が、慌ててその二匹の子猫を自転車小屋に置いている自転車のかごに敷物を敷いてその猫たちをそこに移しましたが、又しても親猫が子猫を加えて来て、我が家の窓から侵入し、机の下に置き、人間と猫のいたちごっこでした。

ある夜ベランダ側の窓に、親子三匹の猫が写り、「入れて頂戴」と懇願するような声で、三匹の泣き声に悩まされ、とうとう根負けして猫たちを部屋に入れました。

本当は、団地の規則で犬や猫を飼ってはいけないことになっていたのですが、もう飼ってやるしかないような状態で、仕方なく飼う羽目になりました。

飼ってみれば、三匹ともそれぞれにかわいくて、もう人間の方が猫にメロメロになってしまいました。

飼い始めて二か月くらい経った頃、三匹で外へ遊びに出ていたのですが、一太郎だけが夕方になっても帰って来なくて、家族全員でその日も翌日も、また次の日も探し回りましたが、見つからず、一太郎は、賢く、愛嬌が良かったし、誰かが持って行ったのだろうとあきらめました。

あれから数えて今8年目になるかな?

未だあの時の猫が生きているだろう可能性は十分に考えられます。

もし、本当にこの猫が一太郎であれば、「ボクは、この辺に飼われて住んでいるよ」と私に教えてくれたのかなと思いました。

一太郎であれば、「飼い主さんにかわいがられ、いつまでも元気で長生きしてね」と心の中で祈る思いでした。

親のまりちゃんは、今の住居へ引っ越して来る1週間前に病気で亡くなりました。

一太郎君と一緒に生まれたはなちゃんは、一太郎君がいなくなった2か月後のお正月の3日の朝、朝ご飯を食べて、外へ遊びに出て、その日探し回りましたが、見つからず、4日の朝、前日に何度も探し回ったところに、誰かが解りやすい状態にして下さって、白い布をかぶされて、横たわっているはなちゃんを見つけました。

車かバイクにはねられた形跡がありました。

今でも一太郎君たちの事は、はっきりと覚えていますからね。

もし、見かけた猫が、本当に一太郎君であれば、いつまでも幸せで長生きして下さいね。

強引ではあったけど一太郎君たちが、我が家へ来てくれたから、私たち家族は、みんな猫が好きになりました。

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2 コメント

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一太郎君 (kimura)
2015-03-21 21:26:51
8年もたつのですね。
一太郎君が、僕幸せですよって姿を見せてくれたなら
嬉しいですね
まりちゃんと入れ代わりのように恵太郎ちゃんが現れて
皆さんが楽しく過ごせるのは、
ご家族が穏やかな方々だからでしょうね
なんだかほのぼのとさせていただきました
有難うございました
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猫たち (里の子)
2015-03-22 17:25:52
kimura様
コメントありがとうございました。
最初は、猫も犬もあまり好きではありませんでしたが、飼ってみればかわいくて、また人間の方が猫たちから教えて貰うようなことも多々ありましたし、最初は猫の方から強引に我が家に住み着きましたが、慣れて来ると、本当に家族のメンバーになりきり、一匹、一匹それぞれに大切な大切な存在になりました。
猫もなかなか賢い動物ですし、感情も豊かですし、本当に子どもと同じようにかわいいかわいい存在になります。
猫から人間が癒されることもいっぱいあります。
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