里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

病院内で見かけた光景

2013年06月04日 | 日々のつぶやき
昨日、主人を病院へ送って行き、院内で私は待っていました。

その時に見かけた光景で私の目と心に止まったことを書いてみます。


★おばあさんが、診察前に体重と身長を測るところで、体重を検知したら、次にそのまま身長が測れるようになっていて、身長を測るバーが自動で降りてきます。
そのバーが降りて来るときに、おばあさんは、頭を下げて、何か下を見ておられた。それで降りてきたバーは、おばあさんの肩にあたって止まりました。結局おばあさんの身長は、頭を差し引いた身長になってしまいました。
 
このおばあさんに付き添って来ておられた、娘さんかお嫁さんは、このおばあさんの診察を受けるために渡された問診票を書いておられ、おばあさんの計測状況を全く見ておられませんでした。  

                                                 

★今度は中年のおじさんが、体重・身長を測るため、この計測器に乗られました。
この方も、身長を測るバーが降りて来るとき、シャキッと立たなければと、慌てて頭を背もたれバーにつけようとされ、その時降りて来たバーに頭をガーンとぶたれた感じになりました。
降りてくるバーは頭の近くになるとゆっくりと降りますが、この方が、慌てて頭を起こされたのでバーが未だ頭があると感知しなかったのかも知れません。
この方は、いったん計測器から降りて、痛そうに頭をなでておられました。
あらためて、計測器に乗られましたが身長を測るバーはもう降りて来ず、あきらめてその場を去られました。


★こちらも娘さんかお嫁さんらしき人が車椅子におばあさんを乗せて来られていました。
おばあさんは、車いすに乗ったまま上半身を全く二つ折り状態になって寝ておられた。
診察室から呼ばれて、走るような速さで呼ばれた部屋へ向かって車いすを押して行かれました。
車椅子にシートベルトはついていませんし、<危ない・危ない>、おばあさんが頭から落ちそうに感じました。
                    

★エレベーターの中で、比較的若いお母さんが、車いすに乗せてもらい、若い綺麗なお嬢さんが、車椅子を押しておられました。
エレベーター内で一緒だったおばあさんが、その車椅子に乗ったお母さんに声をかけられました。
「お母さん、娘さんがおられて良かったですね。娘さんがおられると言う事は、本当に幸せなことですよ」と。
          
                        
(私も娘に感謝しなければと思うことがいっぱいあります)