里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

昔と今

2012年07月15日 | 日々のつぶやき
舞鶴のお寺から住職さんに、お盆の行事として来て頂きました。

実家の村では、毎年8月13日に各家にお盆のお参りに住職さんが回ってこられます。

村を離れている人のところへは、8月に入る前に各家の都合を聞いて来て下さることになっています。 

それで我が家も、住職さんが、月2回京都の妙心寺へ来られますので、その時にと言うことで来ていただきました。

お経などがすんでから、色々と村の話をして下さった。

昔は台所にはおくどさんがあって、そこでご飯やおかずを炊いていました。 

また、囲炉裏があって、家の中は、煙でいぶされていました。
          

今はまったくそれらが無くなったため、いろんな動物が天井裏に住み着くようになり、今はアライグマまで住んでいると言われました。

また村には、鹿や、イノシシ、狸、季節によっては熊もでるとか、また、サルの集団が他の市から山越えで押し寄せてきており、もうすぐ村まで来るのは時間の問題ですと言われていました。 

先日同じ村の人が来て下さった時にも、今はイノシシだけでなく、鹿まで出るようになって、田畑の管理が大変ですと言われていました。

私が舞鶴にいた頃は、たまにイノシシが出るというのは聞いていました。    

そして、この村の奥の方では、えさがない年には、たまに山からクマが下りてきて夜中に柿のみを食べるということは聞いたことがありました。

住職さんの話を聞いて、以前は、田植えの頃には蛍が飛んで、カエルが良くなく風情がありましたのに、今はいろんな動物に村を乗っ取られるような感じを受けました。