里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

お見舞いに行きました

2010年10月19日 | 日々のつぶやき
今日は、友達と二人で二人の知人が先月から入院されていますのでお見舞いに行きました。

家族の方が、仕事に出られた後、5分後くらいに、立とうとしたら立てなくて、目の前が真っ白になり、何とか自分で這って、電話を取り、救急車を呼び、トイレにも這って行き、それから何とか簡単に着替えをし、玄関まで又這って行って、鍵を開け、リビングに横になって救急車の到着を待っておられたそうです。  

体がふわふわ浮いて、右の物を取ろうとしても、体が勝手に左へ飛んでひっくり返るような状態だったそうです。

原因は、脳幹が切れた事だそうです。

これは手術が出来なくて、薬で固めるしかないという事でした。  

脳幹が切れると、体のどの部分にどんな害が出るかもわからないとの事ですが、この方の場合は、左側にしびれがまだ残っていると言われていました。

今は車椅子に乗って、病院内を動いておられます。

これからは、リハビリ専門の病院へ移り、2,3カ月の訓練に励まれるそうで、そちらの病院の空き待ちをされている状態と言われました。 

脳幹が切れた原因は、血圧が高かったのが原因のようです。

幸いなことに、言葉がしゃべれた事と、這った状態で手が電話に届き、玄関ドアの鍵も開ける事が出来たことが命拾いにつながったと話して下さった。

もしこれが出来ていなかったら、家族の方が帰って来られるまで、誰にも気づかれず、あの世行きになっていたか、植物人間になっていた気がするとも言われました。

命のありがたさ、又家族のありがたさをしみじみ知りましたと言われていました。

私たちが帰るときには、車いすで病院の玄関までついて来て下さり、車が見えなくなるまで手を振って下さっていました。   

最初は、お見舞いに行くのを嫌がられるかなと、少し心配でしたが、「人が来て下さると勇気を貰い、絶対元気になるという気持ちがわいてきます」と言われたので、やっぱりお見舞いに行って良かったと思いました。