里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

ギラン・バレー

2010年07月09日 | 日々のつぶやき
昨日、私が結婚前に勤めていた舞鶴の会社の社長の奥さんから電話を頂きました。

「みんな元気ですか」と言う電話でしたが、話しているうちに、「私は、この2月からとんでもない病気になってしまって、今は退院して、食べる事や、今このように話したりするのは何とか出来るのですが…」と言われました。

「どうされたんですか?」と聞いてみると、横文字の病名で、10万人に一人くらいの珍しい難病と言われ、芸能人の大原麗子さんがかかった病気です」と言われました。

"ギラン・バレー"という病名だそうです。

最初私は、ギランをぎがんと聞き間違えて、「目の病気ですか?」と聞きました。

「神経内科の病気です」と言われ、体の関節と言う関節が、皆グラグラになり、全く力が入らなくなり、最初は歩くこともままならず、リハビリをして貰い、今は、杖とか何かを持って歩く事が出来るようになりました。

家の中では、杖をついたり、あちこちに杖や棒を置いておき、それを使って何とか歩く事が出来るようになりました。

しかし、手首から先は、しびれたままで、力が入らず、食事の準備なども、社長であるご主人に、人参を何センチに切ってという具合で、頼んでいると言われました。

舞鶴の病院では、この病気に詳しい先生がおられないと言う事で、これから先、どのようになって行くのかもわからず、紹介状を書いて貰って、京都の病院へ行こうとも思うのですが、未だ歩く事もおぼつかなく、怖いので未だ遠出をする自信がなく、不安なまま思案中なんですと言われました。

あんなに元気で、いつもバリバリ働いていた奥さんが、こんな難病にかかられたとは、到底信じ難く、お気の毒と思うのみです。

風邪をひいた直後にこの病気にかかりましたと言われました。

人間、いつ何どきに何が起こるか解りません。

早く良くなって下さる事を願うのみです。 


(注)ギラン・バレー

ギラン・バレー症候群( - しょうこうぐん、Guillain-Barré syndrome)とは、急性・多発性の根神経炎の一つで、主に筋肉を動かす運動神経が障害され、四肢に力が入らなくなる病気である。重症の場合、中枢神経障害性の呼吸不全を来し、この場合には一時的に気管切開や人工呼吸器を要するが、予後はそれほど悪くない。日本では特定疾患に認定された指定難病である。