里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

仰げば尊し

2009年03月06日 | 日々のつぶやき
“日本のうた こころの歌”の№4を買いました。

CDつきで、今回は、仰げば尊し、今日の日はさようなら、思い出(久しき昔)、幼き頃の思い出、おもいでのアルバム、別れ、蛍の光の7曲が入っています。

今回のは、卒業などの別れの曲の特集のようです。

仰げば尊しは、私は小学校の卒業式には歌いましたが、中学からは、卒業の歌に変っていました。

今は、各学校で、いろんな曲が選ばれて歌われているようです。

中には、その学校の生徒や、または先生が、作詞や作曲をされた歌が選ばれて、卒業式に歌われているところも、あるようです。

今回CDの中に入っていた各曲の説明を読んで、懐かしい思い出がよみがえった曲、間違って覚えていた曲などに気づかされました。

仰げば尊しは、小学校の卒業式の予行練習をしていた時、“仰げば あほらし わが師の恩”と歌っていた数名の男子の顔がチラチラと浮かんでは消えました。

この歌は、歌詞が文語体で、今の子供たちには難しくて理解しにくい部分もあって、しだいに歌われなくなったのかも知れません。

解説によると、当時の音楽は、「ド・レ・ミ・ソ・ラ」の5つの音を中心に作られたものが多く、「ファ・シ」の音はほとんど出てきません。「ファ」と「シ」は、「ド」の音から数えて、4ばんめ=「ヨ」と7番目=「ナ」にあたるため、この5つの音でできた音楽は「ヨナ抜き」と言われたそうです。

初めて知りました。

「仰げば尊し」は、明治の歌にしては珍しく、「ヨナ抜き」ではなく、「ファ」と「シ」がふんだんに出てきています。




「思い出(久しき昔)」では、解説の最初に、歌詞の♪かきに赤い花咲く♪の「かき」は「垣」であって「柿」ではありません。と書かれています。

私も今まで「柿」と思っていました。

考えて見れば、柿に赤い花は咲きませんよね。

また、この同じ曲の中で、♪鳥のうた木々めぐり♪の木々は聞きだと思っておりました。




「おもいでのアルバム」は、我が家の3人の子供たちが、3人とも卒園式で歌った懐かしい曲です。