alternativemedicine

Studies about acupuncture and moxibustion and Massage.

精読(3)

2013-08-19 | 経絡弁証

第8章 身体各部の切経探穴法の手技②上肢編
1.手部
1)手指部
2)手掌部
3)手背部
2.前腕前面部(陰経)
3.前腕後面部(陽経)
第1小腸経と第2小腸経
4.切経上の注意点

第15章 「ここから会」で語ったものの発表できずにいた「身体部位別のツボの特徴」
1)下肢・上肢のツボの特徴
井穴の固さ、馬歩、列欠で井穴の状態が変わる。
不器用で身体をガチガチにさせるタイプ。
指節関節関節側面
足背部と手背部。骨間部、実系のツボ。
足底部と手掌部。湧泉。労宮と少府。虚系。

足部外側、膀胱経。
手部外側、小腸経。

足関節:中封、商丘、大淵、太渓、解渓
手関節:陽渓、陽池、陽谷。

第16章 身体部位別ツボの特徴とその変え方①下肢編
1.足の末端部(井穴等)
2.足指の股・中足骨間部・足根部
3.足部内側
4.足部外側
5.足関節部
6.足底部
7.下腿部内側
8.下腿前外側部
9.下腿外側部
10.下腿後側部
11.大腿内側部
12.大腿前外側部
13.大腿外側部
14.大腿後側部

第17章  身体部位別ツボの特徴とその変え方②上肢編
1.手の末端部
2.指の関節周囲
3.手指の股・中手骨間部・手根部 督脈の全身調整 
4. 手掌部
5.手関節部周辺
6.前腕橈側部
7.前腕後側尺側
8.前腕前面
9.上腕外側
10.上腕後側
11.上腕前面


もぐさのおさらい

2013-08-15 | 灸の研究

上記は、モグサに関する最も詳細な文献。
織田隆三先生の『もぐさのはなし』森ノ宮医療学園出版部。

工場見学の下準備として、オリジナルの論文から順番に読んでいくのもお勧めです。

織田隆三
「モグサの研究(1)最近の製造工程と原料のヨモギについて」(pdf)
『全日本鍼灸学会』33巻4号427-430 1984

織田隆三
「モグサの研究(2)−伊吹山考−」(pdf)
『全日本鍼灸学会』35巻1号66-72 1985
※わたしが感銘を受けたのは、この論文。
最初、栃木県の伊吹山が有名となり、その後、滋賀県の伊吹山が盛んとなり、それは山岳仏教が関連しているというのは、納得!

織田隆三
「モグサの研究(3)—石臼について—」(pdf)
 『全日本鍼灸学会』43巻3号66-72 1993

 

織田隆三「モグサの研究(4)ー篩についてー」(PDF)
『全日本鍼灸学会雑誌』45巻2号123-128

※モグサの製造工程は、
1・石臼による粉砕
2・篩(ふるい)による不要部分の除去(粗製モグサ、温灸・灸頭鍼)
3・唐箕(とうみ)による精製(直接灸)
の段階がある。
円篩(まるどおし)の写真と詳細

織田隆三「モグサの研究(5)ー唐箕についてー」(PDF)
『全日本鍼灸学会雑誌』45巻2号130-134

織田隆三「モグサの研究(7)昔のモグサ工場について」
『全日本鍼灸学会雑誌』46巻2号85-89 1996(PDF)
※木島モグサ工場:昭和6年(1931年)~昭和62年:水車によるひき臼。
※亀屋佐京商店新井工場。亀屋佐京商店は創業寛文元年(1616年)。1935年(昭和10年)より新潟県新井一で工場。 

織田隆三「モグサの研究(10)産地について(1)」
『全日本鍼灸学会雑誌』Vol. 48 (1998) No. 4.371-380(PDF)

・江戸時代初期、モグサの主産地は近江(滋賀県)と美濃(岐阜県)であったが、次いで北陸地方(福井県・富山県・石川県)に伝わり、天保の頃(1830年代頃)には新潟県で生産されていた。産地が北陸地方となった主な理由は、1ヨモギが豊富なこと、2モグサ製造は冬に行うが、北陸の冬は雪のため、仕事が少なく人手が得やすいためである。

 

織田隆三「モグサの研究(11)産地について(2)」
『全日本鍼灸学会雑誌』Vol. 49 (1999) No. 2. 283-291(PDF)

・明治時代以降のモグサ産地についての報告。明治初期は富山県が首位の主産地であった。昭和以降の高級モグサは100パーセント新潟県で製造されている

(株)山正


精読(1)

2013-08-15 | 経絡弁証

現在の自分の課題。
・9月7日土曜日の『得気』の発表。これは、アウトラインが完成。あとは肉付けをしていく段階。
・『思うツボ』の精読。

【メモ】

第1章 日本的ツボ解釈に出会うまで
『圧痛点による診断と治療および指頭感覚』

1991年『手で観る』
石野信安先生
鍼灸学校:竹山晋一郎『漢方医術復興の理論』
経絡治療
卒業後数年で開業。本治法と標治法が一貫していない。
1986年
『圧痛点による診断と治療および指頭感覚』
「経絡治療の学術的意義並びに普及運動の真の意味」

第2章 多様なツボの顔
谷岡賢徳先生、芹澤勝助先生、松本弘巳先生、
触覚
視覚
圧痛などの反応特性

第3章 四型分類誕生
松本弘巳先生、岩井正裕先生、福島弘道先生。宮脇和人先生。
『経絡治療にこだわり続けて』
灸の補瀉。

第4章 ツボ探しの手
武元光廣先生。按摩。葛巻政男先生。金子道庵先生。今村伸二先生。
吉元昭治先生。

ツボ探しの手と癒しの手。労宮あたり。手掌。第2・3・4指。

第5章 切経探穴の留意点

第6章 身体各部の切経探穴法の手技を解説するにあたって


得気の発表

2013-08-14 | 中医学

  9月7日土曜日の研究会での講義は、『得気』をテーマに行います。
BBCテレビで放映された『サイエンス・オブ・アキュパンクチャー』という番組でも、『得気(Deqi)』は、重要なテーマでした。 まず、西洋医学での『得気』研究を概括し、次に中国伝統医学や日本での『得気』概念の混乱を整理し、そのうえで、『得気』『気至』について、実技で体験することで理解を深めてもらおうという内容です。

 今日は、2013年5月に北京中医医院の研究者が書かれた『得気感覚の特徴化と鍼の効果(Characterization of Deqi sensation and Acupuncture Effect)』を精読していました。だいたい、わたしがここで書いてきた理解で間違っていないことが確認できました。

 鍼灸文献データベースやメディカル・オンライン、Pubmedなどでも文献調査をやりました。

 


研究会準備

2013-08-13 | 中医学

今日もひたすら、論文を読んで、レジュメをつくって、9月7日土曜日の研究会の準備・・・。研究会こそが、自分にとっての本場所と決めているので、野球で言ったら、一番い良いボールを投げるつもり。準備をすることで、自分のアタマが整理されて、自分の実力があがるような発表を目指そうと思います。