24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

晩年の夢

2019年08月25日 | 日記
加山雄三が80歳になった今でも、元気でコンサートを開いて、自身が若かりし頃に作詞作曲しヒットした歌を歌い、元気サプリのCMに出て、しっかり活動し、稼いでいる。「夢を諦めない!」と叫んでも、その資格がある。

昨夜、清八会に参加した会長の学生時代からの友人は、名古屋の宝石商の息子で、継いだ宝石店を倒産させ、今はマンションブーム初期の頃に建った240世帯が入る、大きな古いマンションに住み暮らして、80代以上の老人が参加する和歌か短歌かの会に出入りし、仲間内などで作った「歌」の売れないCDを作り、ユーチューブなどでも流していると、そのCDやプリントアウトした自作パンフレットを「手土産」だと、清八会の面々に手渡してくれた。

いろんな活動をしていると、「そのうち、何か、夢が叶うかも」と、夢を捨てずに、小太りの老化した、前立腺癌の我が身を鞭打っている。自分も同じだが、彼の敗北人生はとっくに終わっている。同じ夢でも、加山雄三の夢は自分の築いてきた人生の延長上にあるのだし、我々下々の「夢」は「宝くじ」に似ていて、延長線上にはない。それは「夢想」であり、空飛ぶ夢だ。

自分の人生の延長線上に「夢」を語ることの出来る「老人」なら、実に素晴らしい。「甘い大根を作る」農家の夢でもいいし、マグロ漁師が巨大マグロを追いかけるのもいいし、絵描きが「大作に挑戦する」のもいいし、芸人が芸を極めたり、職人が作品を追求するのも素晴らしい。

そのことは、子供達の「夢」でも同様だ。両親のDNAを見れば素質が分かる。素質がわかっても、環境が適切でなければ「夢」は実現しない。無謀な夢は人生の「毒」を垂れ流す。バカでは東大に合格しないし、運動神経が貧弱ではオリンピックで金メダルを狙えない。わかりきったことだ。

つまり、大切なのは、常に今の己を知る、ということになる。ほら、そこに鏡があるのだから。

たっぷり朝露

2019年08月25日 | 気象
2019年8月25日(日曜日):By Yahoo [ 21c/30c/20% 67K77F ] 快晴

夕方ごろに湿度が上がる。それが熱帯アジアのように、激しいスコール、あるいは夕立にならずに今朝のようにグッと気温が落ちると、草花にたっぷりの朝露が落ちる。詩人は「露を結ぶ」という。

このところの雨と朝露で、夏の雑草までめちゃくちゃ元気になった。緑の葉の勢いがいい。返り咲きの雑草も多い。長く伸びた枝葉を切り落としてしまった「枸杞」も新しい葉を茂らせてきた。10月末下、11月ごろに赤い実をつけるはずだが、もう今年は期待薄。葉っぱがあんな気持ち悪いブツブツになるウイルスに冒されるようじゃ、見たくもない。

足羽川の堤防の枸杞の木は、あんな変な葉っぱにはなっていない。我が家の土壌が悪いに違いない。どこか、別のところに植え変えるとしよう、そのうち。

さあ、明日には帰京する孫たちだが、今日はすれ違いに、隣のトーマくんらが戻ってくる予定。40日以上関東方面のお母さんの実家に戻っていた。我が家の5歳児、もう直ぐ6歳になるのだが、一緒に遊びたくて待っている。