加山雄三が80歳になった今でも、元気でコンサートを開いて、自身が若かりし頃に作詞作曲しヒットした歌を歌い、元気サプリのCMに出て、しっかり活動し、稼いでいる。「夢を諦めない!」と叫んでも、その資格がある。
昨夜、清八会に参加した会長の学生時代からの友人は、名古屋の宝石商の息子で、継いだ宝石店を倒産させ、今はマンションブーム初期の頃に建った240世帯が入る、大きな古いマンションに住み暮らして、80代以上の老人が参加する和歌か短歌かの会に出入りし、仲間内などで作った「歌」の売れないCDを作り、ユーチューブなどでも流していると、そのCDやプリントアウトした自作パンフレットを「手土産」だと、清八会の面々に手渡してくれた。
いろんな活動をしていると、「そのうち、何か、夢が叶うかも」と、夢を捨てずに、小太りの老化した、前立腺癌の我が身を鞭打っている。自分も同じだが、彼の敗北人生はとっくに終わっている。同じ夢でも、加山雄三の夢は自分の築いてきた人生の延長上にあるのだし、我々下々の「夢」は「宝くじ」に似ていて、延長線上にはない。それは「夢想」であり、空飛ぶ夢だ。
自分の人生の延長線上に「夢」を語ることの出来る「老人」なら、実に素晴らしい。「甘い大根を作る」農家の夢でもいいし、マグロ漁師が巨大マグロを追いかけるのもいいし、絵描きが「大作に挑戦する」のもいいし、芸人が芸を極めたり、職人が作品を追求するのも素晴らしい。
そのことは、子供達の「夢」でも同様だ。両親のDNAを見れば素質が分かる。素質がわかっても、環境が適切でなければ「夢」は実現しない。無謀な夢は人生の「毒」を垂れ流す。バカでは東大に合格しないし、運動神経が貧弱ではオリンピックで金メダルを狙えない。わかりきったことだ。
つまり、大切なのは、常に今の己を知る、ということになる。ほら、そこに鏡があるのだから。
昨夜、清八会に参加した会長の学生時代からの友人は、名古屋の宝石商の息子で、継いだ宝石店を倒産させ、今はマンションブーム初期の頃に建った240世帯が入る、大きな古いマンションに住み暮らして、80代以上の老人が参加する和歌か短歌かの会に出入りし、仲間内などで作った「歌」の売れないCDを作り、ユーチューブなどでも流していると、そのCDやプリントアウトした自作パンフレットを「手土産」だと、清八会の面々に手渡してくれた。
いろんな活動をしていると、「そのうち、何か、夢が叶うかも」と、夢を捨てずに、小太りの老化した、前立腺癌の我が身を鞭打っている。自分も同じだが、彼の敗北人生はとっくに終わっている。同じ夢でも、加山雄三の夢は自分の築いてきた人生の延長上にあるのだし、我々下々の「夢」は「宝くじ」に似ていて、延長線上にはない。それは「夢想」であり、空飛ぶ夢だ。
自分の人生の延長線上に「夢」を語ることの出来る「老人」なら、実に素晴らしい。「甘い大根を作る」農家の夢でもいいし、マグロ漁師が巨大マグロを追いかけるのもいいし、絵描きが「大作に挑戦する」のもいいし、芸人が芸を極めたり、職人が作品を追求するのも素晴らしい。
そのことは、子供達の「夢」でも同様だ。両親のDNAを見れば素質が分かる。素質がわかっても、環境が適切でなければ「夢」は実現しない。無謀な夢は人生の「毒」を垂れ流す。バカでは東大に合格しないし、運動神経が貧弱ではオリンピックで金メダルを狙えない。わかりきったことだ。
つまり、大切なのは、常に今の己を知る、ということになる。ほら、そこに鏡があるのだから。