汚染訴訟

JOHN GRISHAMの最新版「GRAY MOUNTAIN（汚染訴訟）」に、巨悪な石炭会社と戦う弁護士が違法な手段で盗み出した「証拠書類」というのが、登場する。何万ページに及ぶ、紙の資料だ。

石川銀行だって銀行会計やその元になる企業融資の実態を調べる資料の提出に関して、裁判所命令が出ても「大量」を理由に提出しなかった。（裁判所命令など、糞食らえ、というわけだ。その意味の大きいこと、わかってる？　善良な庶民はちっともわかっていない！）

見つかれば重窃盗罪で刑務所行き。盗まれた巨悪企業は、FBIを動かしてまで見つけ出そうとする。最後には、それを裁判所の保管庫に納めるという手段を選ぶのだが、どちらにしても物理的に、重い紙資料を隠し場所から人間がバックパック10個ほどに詰め込んで、隠し場所の洞窟を3度往復し、ピックアップトラックに積み込み、最後には自家用ジェット機に積み込む。

それを読んでいて、笑っちゃう。グリシャムも「年」だ！　ビッグデーターを簡単に扱える今の時代。普通に考えても、理想的な隠し場所の洞窟に、自家発電機とスキャナーを数台運び込んで、時間はたっぷりあったのだから、電子データーに落とし込めばいい。そうすれば、ズボンのポケットで十分運べる。

そのあと、現物は必死に「取り返す」相手に、見つかるように細工すればいいではないか？　現物が戻れば、窃盗事実が消えてしまうし、相手は「公表」できない。なにせ、汚染犯罪の実態が嫌という程詰まっているのだから。

おお、土砂降りになってきたぞ！

週間予報

２０１９年８月２２日（木曜日）：By Yahoo [ 25c/31c/90% 67K60F ] 曇り雨

湿度が高い。午前2時ごろ、猛烈な雨が降った。夜明けだが、空はどんより曇っている。一日中、雨模様で、多分30度に届くかどうかの最高気温だが、湿度は異様に高い。ここ数日、同様な雷雨マークが続く天気予報。最低気温は25度を下回り（ヤフーはあいも変わらず25度）20度ほどにもなる日がありそうだ。

スッキリしない、不可解なお天気が続く。自然の気象は過去の経験を上回る。日韓関係みたいなものだ。

明日は金テレの報道部の記者と会って、打ち合わせ。「あれから１８年」だが、冷静に考えると、過去を振り返ることはお勧めできない。「破綻」の教訓は山ほどあるが、過去の教訓を積み上げて生かすような時代ではない。社会は解けるように崩壊して、全く別次元の世界。時代が変わった。

さあ、もう午前6時だというのに、空は異様に暗く雷鳴も聞こえる。今に、雨が降り出すに違いない。異様に湿度が高い。
甲子園の決勝は順延か？