「マリートパン、あずき餡かけ沢庵添え」?
自動車メーカーの日産、そして三菱。資本提携の構図を読むと、すでに、完全なフランスのルノーの支配下にあるなんて、知ってた?
昨日の週刊誌、大前研一の詳しい記事を読むと、そのあたりの複雑な仕組みが書かれていた。ゴーンがあれほどの強権を発動できたのは、あくまでも、バックにフランス政府がくっついているルノーのトップであり、日産や三菱自動車などは、その「支配下」子会社みたいなものだからだ。
日本資本だった日産や三菱自動車が、能無し経営体質で弱体化した時、資本提携で生き延びたというのは、つまりヨーロッパ資本に乗っ取られたというだけのこと。で、あまりにも傍若無人な振る舞いに、堪忍袋の尾が切れた羊のような側近の日本人の魂が、ボスを後ろから「刺した」というわけだ。その魂に司法機関も同調した。日本の庭で、好き勝手に強欲を満たしている毛東は許さん、と。
日産や三菱自動車は、とっくに日本人消費者を餌にしている、ただの海外自動車メーカーに過ぎないというわけだ。司法関係者も、苦虫を潰した感じだろう。元はと言えば、おごり高ぶった日本人経営者が招いた問題だったのだから。