24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

一通の手紙

2018年05月20日 | 日記
思い立って、今年、満80歳になる従姉妹のおばさん(母親の姉の子供)に手紙を書いたら、私には珍しく一日かかってしまった。途中、午前中には1週間分の食料の買い出しと、コメの精米。昼食後には、2時間の昼寝をしたが、手紙を書き上げたのは、午後6時過ぎ、BSの「西郷どん」を見ながらだった。

午前中、その買い出しに出かける時、先に施設に寄った。今日はワイフも同行。流石に日曜日は、広間のテーブルに座っている異星人の数が少ない。その中で、相変わらず同じ席にピンク色のキャップが見える。隣のガラス側に母親。こちらも、外出用のキャップを被っている。

私の顔を見ると「帰るんか?」と聞くので、「いや、まだしばらくここにイネの。家なんか、いつでも帰られる。ここやと出かけんでいいで、ラクやろ? いつでも寝てられるし。」「ほや、そりゃラクや」「部屋もあるんやろ」「ある、ある。」「寝たい時に寝てりゃいいが」「うん、ほやほや、ははは」と母親が笑っている。

毎朝、朝食時に「今日は出かけんでいいんやろ?」と聞いていたのだから、デーに出かけるのは出勤するような義務感があったのだ。出かける必要がないのだから、施設にいることは、毎日日曜であり休日だという「理論」が成り立つ。

親父は狭い視野の顔の正面で私を認識したら、嬉しそうに歯抜けの笑顔を見せて、「迎えにきてくれたんか」と立ち上がったが、すぐにトイレだと側にいた若い女性職員に介添えされながら、トイレに行ったので、そのすきに逃げ帰ってきた。竹で出来た「孫の手」に名前を書いて、テーブルの上の小さなカバンの横に置いてきた。背中かきは必需品。今度は、違う色のキャップを持って行ってやろう。

知らせ花火

2018年05月20日 | 日記
ボっボン!ボっボン!とお知らせ花火の音が、何度か聞こえて来る。相変わらず、風は強いのだが、青空にイラストで描いたような白い雲が浮かんで、見ているだけで心地いい。目の前の駐車場に次第に車が集まってきて、人の声も聞こえて来る。何があるのだろう? 遠くから子供達の声や歓声も聞こえて来る。

別に行事そのものに興味はないが、穏やかな日曜日の午前中をぼんやり過ごせていることには、どこかありがたい気持ちになる。食料の買い物に出たついでに足を伸ばし、ちょっとだけ先住民の顔を見て来るとしよう。

悪友の父親は「いつ帰るんや?」と決まって聞くという。


5月20日

2018年05月20日 | ニュース
By Yahoo : [10c/22c/10% 95P66K ] 晴れ
北東の三国、越前沖、つまり日本海方向からしきりに風が吹く、爽やかな朝になった。顔を洗った後、午前6時少し前に、思わずカメラ片手に外に飛び出した。村の端まで歩いて戻っただけだが、外は気持ちがいい。

戻って、老人用の自分飯、いや、単なる粉末スープと長崎五島列島から来る葡萄パンを一切れ、キュウリなどを口に運びながらコーヒーをたてる。さあて、何を食べる? 昨夜「お持ち帰り」で少し買って帰った「焼き鳥」でも火で軽く炙って食べるとしよう。

今朝は静かな日曜日。色んなイベントなどあちこちでありそうな日だが、目の前のフェニックス公園は、今のところ、まだ静かだ。