送信from Y.Yoshizmi:事件といえば、昨日は大きな騒動が持ち上がった。しっかし根を生やして、1m程にもやっと育ったクルミの木を、昨日の朝早く、母親が切ってしまった。
それも、大分前から狙っていたのだ。余計な木が生えて大きく育っているから、根の深いところまで痛めつけて、切り取った。石碑の周りは、数日前にワイフが毛虫に刺されながらも、雑草や余分な木の枝を大量に切り落として、すっきりさせた。
しかし、芽が出たクルミの種から肥料などをやって大事に育て、そして2、3年前に石碑の近くに植え替えたら、どんどん育って、今年は葉もいっぱいつけていた。自分が育てたクルミの若木だから、当然周りの雑草は取っても、大事にしている。
それを窓から眺めながら、雑木を放置しておくと手を付けられん、などと考えていた母親は、雑草もなくスッキリした足場をこれ幸いにして、切ってしまったのだ。
96歳が背中を丸めて、朝の早くから、なぜ「余計な事」をするのか、ワイフは怒り狂う。我が母親は、いまから40年程も前の55歳で退職した元教師だが、農家に生まれながら、まったく農業センスはない。
農業のセンスのある人の畑などは、どれほど小さくても美しい。センスのない人物の畑は、見るからに雑然としてバタバタだ。祖母は町で生まれて全く農業の経験はなかったが、畑は綺麗だったし、料理や漬物も味噌も美味しく作ったし、掃除や片付けもキチンとしていた。
私の母親は、全く我流で無頓着で生きてきた。40年ほども好き勝手にしてきたのだから、今に始まったことではないが、90歳を超えて、徐々に活動が鈍くなると同時に、家の周りがスッキリしてきていた。
それでも、問題はあるのだ。
つくづく思うけれど、人が生きるというのは、すごいことだねえ。
それも、大分前から狙っていたのだ。余計な木が生えて大きく育っているから、根の深いところまで痛めつけて、切り取った。石碑の周りは、数日前にワイフが毛虫に刺されながらも、雑草や余分な木の枝を大量に切り落として、すっきりさせた。
しかし、芽が出たクルミの種から肥料などをやって大事に育て、そして2、3年前に石碑の近くに植え替えたら、どんどん育って、今年は葉もいっぱいつけていた。自分が育てたクルミの若木だから、当然周りの雑草は取っても、大事にしている。
それを窓から眺めながら、雑木を放置しておくと手を付けられん、などと考えていた母親は、雑草もなくスッキリした足場をこれ幸いにして、切ってしまったのだ。
96歳が背中を丸めて、朝の早くから、なぜ「余計な事」をするのか、ワイフは怒り狂う。我が母親は、いまから40年程も前の55歳で退職した元教師だが、農家に生まれながら、まったく農業センスはない。
農業のセンスのある人の畑などは、どれほど小さくても美しい。センスのない人物の畑は、見るからに雑然としてバタバタだ。祖母は町で生まれて全く農業の経験はなかったが、畑は綺麗だったし、料理や漬物も味噌も美味しく作ったし、掃除や片付けもキチンとしていた。
私の母親は、全く我流で無頓着で生きてきた。40年ほども好き勝手にしてきたのだから、今に始まったことではないが、90歳を超えて、徐々に活動が鈍くなると同時に、家の周りがスッキリしてきていた。
それでも、問題はあるのだ。
つくづく思うけれど、人が生きるというのは、すごいことだねえ。