雨は本降り

午後に入ると、雨が本降りになってきた。時折激しく降る。蒸し暑さの中で、蛇の生殺しのような状態より、まだ、この方がいい。

午前中、お昼前近くに、妹の子供の子供、甥っ子の子をなんと言うのだろう？　満４歳の男の子を連れて、妹がやってきた。背中に青いリュックを背負い、メッシュの入った野球帽をかぶっている。

甥っ子といっても、弟の方で、年の離れた兄貴は、いまだに独身だが、その兄貴が小学に上がる前の頃を思い出した。よく遊びに来たので、あちこち連れ回した記憶がある。

そんな感慨に耽っていると、この４歳児が、宇宙人の所に行って、盛んに、乗りモノ、新幹線のいろいろについて「おしゃべり」をしている。認知症を相手に、４歳児は自分の世界を「語っている」のだが、それがまた、互いに、会話の内容は通じないながらも、見事に交流しているから、おかしなものだ。年齢差は、９１年間だ。

タイムスリップして、ご先祖様か、古代人と話しているというべきか？

１時間もしないうちに、帰っていった。本降りの雨では、高校野球を見て、お盆を過ごすしかないかな？

湿度100%

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最低気温が２５度を下回らない熱帯夜で、朝まで扇風機に吹かれる夜が明けたと思ったら、小雨のぱらつく蒸し暑いお盆となった。

瞬間、１０秒か２０秒、ざあっと雨が降るときがある。一瞬、お、涼しい、と思うのだが、次の瞬間から猛烈に蒸し暑くなる。屋根も道路も、濡れるまもなく乾いて、湿度が増す。

まあ、湿度は相変わらず８０％を超えているが、１００％などではない。少々「嘘をついております。」そのくらいの、気分ですわ、というわけ。

巨大な前線が日本列島に沿って延び、日本海沿いの裏日本一帯に「大雨注意報」が出ている。大気の状態が不安定なんだと。まるで、まだ、梅雨のような雰囲気だものなあ。

家の外にでただけで、うっすら汗をかく。朝一番に入ってきたメッセージは、アパートの一室のクーラーが壊れた、というもの。家主は取替えを決断しているが、工事はお盆開けになるだろう。利用者は、常時その部屋に住み暮らしているわけではないので、快く了解してくれた。

便利な時代だ。電話で解決できる。

いまひとつ、課題があるのだが、それは事務所に行って、書類である駐車場の空きをチェックしないといけない。これこそ、パソコンで管理し、ネットでチェックできて当たり前の時代なのに、一番原始的な管理のまま、放置している。

ネットがこれほど当たり前の時代になる前に、マックと電話回線を利用して、事務所のマシーンを電源入れっぱなしにしておいて、「リモートアクセス」する方法に着手したのだが、結局色々、不安を感じて、やめてしまった。

それ以来、一番肝心な業務が、江戸時代並みの帳簿管理というのだから、お粗末だな。このお盆にしっかり反省し、年内には、改善すべく、ええい、努力をば、いたしたいと、かように決意したいと思いますです。はい！