昭JIJI(アキラジジ)の島旅賛歌*参加

日本全国に有人島が434島ほどある。全島制覇すべく島旅を継続中。

加藤庸二先生の島歩きの学校2007 小正月の奇祭ヘトマト祭り 9回/24回

2007-03-18 05:24:20 | 68西海・長崎県・五島列島
昨日、熊本県、長崎県にある島々を巡り、帰ってきました。
また、ヘトマトの続きを投稿します。

神事が終わって、午後の祭りが始まるまで時間があり、小雨にもなったので、福江島のシンボルともいえる鬼岳が誕生する際に噴出した溶岩流が海へと流れ込み、海水によって一気に冷却されたゴツゴツした黒い岩肌が、変化に富んだ海岸線を形づくっている鐙瀬(あぶんぜ)溶岩海岸に出掛けました。鐙瀬溶岩海岸の展望台から仰ぎ見た鬼岳は、美しかったです。今は冬枯れしていましたが、新緑も素晴らしい事だろうと思いました。


(鐙瀬溶岩海岸の展望台から仰ぎ見た鬼岳)

周囲も南国の植物が多く、明るい雰囲気がしました。遊歩道の整備された海岸に出てみると、黒々とした溶岩と、黒島、黄島、赤島が展望できました


(鐙瀬溶岩海岸、バックは黒島)


(鐙瀬溶岩海岸)


(赤島、黄島)

その後、鐙瀬ビジターセンターを見学しました。ここは、五島列島の自然を中心に、五島列島の成り立ちや動・植物、西海国立公園や福江島の美しい景色を映像で見ることができ、自然と直接ふれあうことのできる施設でした。




(鐙瀬ビジターセンター)

鐙瀬ビジターセンターの周りを散策しているとヤブツバキとは違った椿の花を見ました。案内していただいた人に聞くと「玉の浦」という種類の椿であると言われました。ヤブツバキの中でも愛好家に傑出して好まれており、玉之浦町で発見されたので、その名が付けられたようです。


(玉の浦)


(ヤブツバキ)
(写真撮影:2007.01)