久しぶりの海外旅行、念のためやれることはやっておきたい。
旅行の前日にしたことは、エジプト人が日本語で作るフリーペーパー「エジプト世界駅」の配布。
設置場所の一宮市役所まで届け、義父へ「行ってきま~す!」を言ってきた。
もうひとつの気掛かりは、亀のこと。
「亀育児注意点」を作成し、夫に義父と亀を託した。
後日夫からLINEが入った。
「次回はお願いだから、冬眠中に行って!」
亀の世話に悪戦苦闘していたようだ(笑)
今度の旅は行きは羽田で、帰りは成田。
若かった私が胸躍らせて、羽田からヨーロッパに旅立ってから40年以上が過ぎ去った。
1ドル360円の時代だった。
カタールまで11時間、乗り継いで6時間。
エジプトまでは3時間程で もうひとふんばりだったが、ケニアは遠い!
少々うんざりしてきた頃
ケニアの大地が眼下に見えてきた!
ついに来た!
「少年ケニア」を読んでいた頃は、遠い国、行くことなど叶わぬ国と思っていた。
空港に降り立った時、初めてエジプトを訪れた時の感動が蘇った。
あの時感じた まだ荒削りだが、若い情熱を秘めた国の香りがした。
エジプトの宝が遺跡であるように、ケニアのそれはきっと雄大な自然と多くの動物達。
どちらも羨ましい素晴らしい宝だ。
なにが待ち受けるのか、私達はワクワクしてタラップを降り始めた。
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