2011年2月11日ムバラクが退陣し、軍最高評議会が全権掌握した約二か月後、娘と嫁でエジプトを訪れた。
あれから瞬く間に二年が過ぎ去った。
革命の意志を貫くための生みの苦しみに喘ぐエジプトの二年間でもあった。
時折、耳に入ってくる明るいニュースにホッとしながらも、
タハリールでの繰り返されるデモは、あたかもエジプト全土で繰り広げられているかのように、テレビ画面に大写しになっていた。
一向に復元できない観光業に、エジプトの日本語ガイド、写真家、報道記者、学生などの若者たちが行動を起こした。
エジプト発!初めての日本語雑誌「エジプト世界駅」(EGYPT WORLD STATION)と名付けられたフリーペーパーは、
日本の友人たち、そして日本人観光客への熱いラブコールだろう。
私にもできること…そうだ!友だちを誘ってエジプトへ行こう!!
「アナザースカイ・エジプト」を久しぶりに復活させていただき、その旅の様子を綴ってまいります。
またお付き合いいただけたら、幸いです。