リーダーだった娘と従事しているガールスカウト愛知県56団では、娘がエジプト留学をしていたこともあり、
エジプトに興味をもっていただいている方々が多かった。
特に団委員長は、2010年、私の友人たちとのツアーに参加されたことがあって
「また、エジプトへ行きたい。」と言っていただいていた。
そして今回、リーダー、保護者委員、元スカウト、私の従兄弟の妻、息子夫婦も加わって総勢9名のメンバーが集まり、出発の運びとなった。
4泊6日 コンセプトは「のんびり いこうよ~~♪」
娘と考えたスケジュールは下記の通り。
・3月5日(火)関西国際空港 出発
・3月6日(水)エジプト到着後 ハン・ハリーリへ
・3月7日(木)ギザのクフ王ピラミッド入場、ラクダ乗り体験 午後 エジプト考古学博物館
・3月8日(金)メンフィス、サッカラ、ダハシュール(セラぺウム、階段ピラミッド、ラムセス2世像、赤のピラミッド)
アレキサンドリア砂漠ロードのカルフール
・3月9日(土)オールドカイロ地区、コプト教会(ハンギングチャーチ、コプト博物館、ベン・ズエラ・シナゴーグ、聖ジョージ修道院)
午後 ムハンマドアリ・モスク ハン・ハリーリへ
・3月10日(日)シティスターズ その後カイロ空港へ 帰国
ハン・ハリーリでのんびり買い物をしたり、お茶したり、博物館をゆっくり鑑賞したい、
ショッピングモールの食料品売り場や日用雑貨を見て、エジプトの生活感を味わいたい等のリクエストにお応えしたもの。
当初は屈折ピラミッドや階段ピラミッド、赤のピラミッドを見てから、集大成の3大ピラミッドと博物館へと考えていたのだが、
金曜日にタハリールでデモが行われるとの情報を得て、博物館がタハリールにあるため、急きょ初日の木曜日に変更。
また青年海外協力隊が活動する施設見学も予定していたが、スケジュールの変更のため定休日となり中止となったことは残念だった。
11年振りに公開となった聖牛アピスの墓セラぺウムは絶対に外せなかった。
しかし、セラぺウムの見学時に私たちは大変な体験をする。しかしそれはまた後日。
ガールスカウトに所属して20年程。
気の置けない仲間とのツアーに胸が躍る。
JICA 協力隊として、カイロで活動している娘にも会うことができる。
そして、九州で暮らす息子夫婦が仕事の工面をして、このツアーに参加してきたことは本当に嬉しい驚きだった。
こんな素敵なツアーは、きっと最初で最後になるだろう。
関空で飛行機の搭乗を待つメンバーの顔もほころんでいる。
革命直後に訪れたエジプト。あれから二年。
久しぶりのエジプト、どんなことが待ち受けているだろう。
搭乗時間が迫っている。