朱の徒然

変形性股関節症の76歳

映画「20センチュリー・ウーマン」と、日本のロック「Dish//」見参!

2017年06月11日 | 日記

 

       

 監督の自伝的な物語。キャリアウーマンでヘビースモーカーのシングルマザー(55歳)と息子(15歳)のひと夏の経験。

 時は、1979年の南カリフォルニアのサンタバーバラ。(私が、32歳の時でしたね。)やっぱ、理解には年代って重要よね。

 間借り人のヒッピー上がりの中年修理工。いたいた、日本にも・・。受け身のフリーセックス論者ね。それから、パンク音楽大好きな赤毛のカメラ女子(24歳)。そして、セラピー受けてる複雑な家庭環境の性に目覚めた女の子(17歳)。ほぼ、この5人だけの 少年を中心とした夏の暮らしと、自己主張する3人の女性たちの生き様が自然体で描かれている。  フェミニズム、ああー、この時代 そうだったよね。 現在を暗示するように、人類は核兵器ではなく地球温暖化で滅びるって言ってたけど・・。

 母親役のアネット・ベニングは適役でしたが、肝心の少年が・・・。ガッカリ。

 (15歳って、子供から大人への一番美しく成長する時期でしょう?たとへば、数年前のスケートの羽生結弦選手。健気で素敵だった。 それと、昔から少年・青い果実の集大成としてのジャニーズ諸君)。

 話は戻って、映画の少年ですが、何だか小柄で小学生みたいだった。 思春期の伸び盛りの少年の やっぱ、特有の青い魅力がないとね・・・。

(もうひとつ、余談ですが、トランプ大統領の息子・バロン君11歳は身長175㎝ですって・・。あんな少年でお願いしますよ)

 日常に音楽があり「母さんと踊って」と踊るとき、かっての私を 思い出しました。ただし、私が踊りを誘っていたのは、小学生時の子供たちにですが・・。   母親は、1999年に肺がんで亡くなったとか・・。それで、「20センチュリー・ウーマン」でしょうか?

    一人息子の成長を、心配しつつ温かく見守り続けた母親への鎮魂としての 優しい映画でした。

 

 翌日に、観覧無料ミニライブ「DISH// 」が、商業施設であるとのことで、出かけました。

           

 2時から4時まで立ちっぱなし。楽しかったあ! もうめちゃ、足が疲れました。

 「DISH//」なんて、初めて聞くバンド名。だけど会場は、沢山の高校、大学生、社会人。若い女の子だらけ。すごいことになってました。

 私の楽しかった一番は、隣にいた女子大生たちの優しさ! 青春の輝きっぷり!が身近で見れたこと。

 愛らしい女子大生たちに「DISH//って有名なの?」と聞いたBAに 嫌がりもせず、自分たちの「DISH//」歴を中学からと、優しく温かく興奮して 沢山話してくれて、その雰囲気が嬉しくって・・。  全国区というこのロックバンドに、女の子たちが騒ぎまくっている様子に 前日見たばかりの映画「20センチュリー・ウーマン」を重ね合わせました。

 今の時代は、触れ合わなきゃダメらしく、彼らが歌ったのは、たった1曲のみ。

 後は、CD買った人への個別握手と手形・特典会。少しのおしゃべり付きでね。

 5人別々のブースなので、『人気くっきり・個人レースだあ』。列に誰も並ばなくなると、即 撤収の残酷さ!  

 結局、ごひいき筋らしい人がたくさんCD買って何回も並んでくれた人の勝ち。一人で30回ぐらい並んだ人もいたようなので、5万円ぐらいか・・ねー。と、2階から俯瞰してみる面白さ! 芝居以上の愉快さと臨場感!

 隣の女子大生も 幾度も走り下りては、並んで興奮して戻るを繰り返す。その若い汗ばみの愛らしい事!  もうもう、女の子の弾けっぷりに 大好きよ!

     楽しかったわ。映画以上の興味津々、少女達との触れ合い でした。  

 また、旅から旅の「DISH/ /」を見て、1966年の旅する「モンキーズ」を思い出しました。19歳の私も、茶の間で夢中でTVにかじりついていましたね。  時代は移り、アイドルとの接点も変わるけど、音楽が好きっていいね。永遠だよ。

      青春の日の音楽には、老いても いつまでも心励まされるものね!   

 

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