朱の徒然

変形性股関節症の76歳

術後7か月・一年ぶりの子供宅訪問と箱根路の旅

2014年10月29日 | 日記

   一年前と同じく、息子の家では「東調布公園」100人での清々しい朝起きラジオ体操。

夕方は下町の華 銭湯「明神の湯」のレトロな清潔さと番台の御内儀さんが懐かしく心がほぐれました。

 また、娘の家では整備された遊歩道を 出勤前の自転車サーファーが走る横を一人でゆっくりと湘南の海へ去年のように歩けました。

孫の遊び場だという「長久保公園」への朝の散策も傘杖ついて楽しみました。

 

 6人の孫たちの愛情に満たされた暮らしぶりを見れるのは嬉しいものです。

 夫は 息子にはスマホ関連を相談し、婿殿とは平塚港から漁師船での釣りへ。

 私は 料理上手なお嫁様のご馳走とおしゃべりを楽しみました。ことに「砧公園」で皆が遊んでいるときに 女 二人だけでの「世田谷美術館」は 気持ち良かったね。

 娘とは鵠沼の「ラーラビアンカ」でのランチ。年配の方々が幾組もおられました。

 

 弥次・喜多もどきに 周遊きっぷで箱根・芦ノ湖の全てを駆け足で見て回りました。そこで驚いたことは、旅人の三分の一が外国人でした。

 宿は「箱根ハイランドホテル」夕食も朝食も部屋着はダメとのことでした。食事には常に黒服が付いていて運ぶ人と料理の説明をする人は別。ことにディナーは4,5人で金属のフタ?つきで すごい!上品 美味い!ただし、もっと驚いたのは ここには外国人らしき人は誰一人としてみかけないことでした。

又どうやら我ら夫婦が一番の若手のようで、幾組もの老夫婦がワインのボトルを開けてゆっくりと食事されている姿や 朝もバイキングに慣れた身にはその洗練された優雅な朝食が 朝の光輝く窓辺での満たされた幸福感へとつながりました。束の間のセレブ体験ではありましたがね。(昭和3年に男爵になった団琢磨(三井財閥の総帥)の別荘だったらしい)

朝の散歩は「星の王子様ミュージアム」へ庭伝いにのんびりと傘杖ついて出かけました。

 

実は 今回の主目的は隣りの「ガラスの森美術館」へクリスタルのすすきを見に行くことでした。NHKの「日曜美術館」で紹介され魅かれていました。でも歩きに自信がありませんでしたので つい隣のホテルをと気軽に予約し まさかのカルチャーショク・ラッキーでした。(歩きに自信がないと 視点を変えた思わぬ幸運があるものですね)

「ガラスの森美術館」は「ハウステンボス」の一角を凝縮縮小といった印象で、外も内もキラキラと美しく 女性好みのもので満たされていました。

仙石原のススキ草原が有名とは知らずにバスの中で感動しながら見ましたが、背丈を越えるススキの登り道を歩けたらなー 夫に済まないなーと微かに思いました。

 

初の長旅の強行軍でも足は痛まない。と知ってホッとしました。

それよりも、どこに行っても都会は老人が多くて元気で、それぞれに楽しんでおられることに感心しました。

帰りの飛行機で澄み切った青空を眺めた時 無神論者ですが「神様 この幸せを有難う!」と心で叫んで隣を見たらGIはもう寝ていました。疲れたね!

 

 

 3家族12人の宴は「サンマルク」1歳から8歳までの孫・男児6名。

 よくお利口さんでGIの誕生会をしてくれました。

      

 息子の長男は、少年野球のキャッチャー。家の中でボール投げるんじゃないよ。

 ここまで好きのものがあるってことは すばらしい!右は俗称「恐竜公園」正式名「ピノキオ公園」

 

 

 娘の長男は、公文にサッカーに水泳とゲームが好き。 でも一番は怖いけど ママが好き!

 で、後の4人の孫は?いいよいいよ。長男が良い子に育ったら 後の次男三男は放っていても、ついてきてくれるって みんなよい子に育つよ!可愛いママ二人頑張って!

 

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もうすぐ術後7か月 そして 帚木蓬生の読書会

2014年10月06日 | 日記

  見栄が張れるほど 歩けるようになりました。朝の散歩以外は、外出にはアクセサリーとして、夫の作ってくれた傘杖を使います。自宅の階段も杖なしスタスタ。先日は電車内に つい傘杖忘れてカッコわるーい思いもしました。

  映画「ジャージー・ボーイズ」を観ました。3か月前とは違って 脚は大丈夫でした。

  ツイストを踊り狂った青春が一気に蘇って 思わず客席で「シェリー」を歌いました。

 

人吉の「あゆの里」の和室に泊まりました。すっくと 立ち上がれました。ホッ!

    夕食は部屋食でしたので、座って食べました。そっと机の下に足伸ばしてね。

 

そして 帚木蓬生の読書会。

ソフトバンクが優勝を決めましたので、早めに「大丸」に直行しました。しょうもないものを雰囲気に煽られ買いし、今は自己嫌悪。

さて

今回は「そろそろ旅に」松井今朝子の作品です。

十返舎一九の若き日ですが、泣きました。私の胸奥に深く入ってきました。他人には独り言ですが 苦しい自問自答なんですね。また心が壊れないための旅だったんですね。それには道連れが必要と・・。もう一度「東海道中膝栗毛」を読み直してみました。

弥次郎兵衛と喜多八は対等。50歳と30歳で身分も違うけど・・。私達夫婦も彼等のように 面白おかしく旅を 人生を仲良く一緒に歩きたいもんだと思いました。

辞世の句が「この世をば どりゃお暇に 線香の煙とともに 灰左様なら」いいね!

 

昼食は「ルモンド・ガーデン」本格的なフランス料理。博多リバレインの時から美味しかったけど、よりグレードアップ。コスパから言うと 博多じゃダントツ NO1!

  毎日でも食べたいよーと思わせてくれる 味も目からも すばらしい美味さ!

 

   額には 饅頭「通りもん」の銀杏柄の包装紙を。そして すすきを備前焼に。

     今秋も 読書仲間の手作り布小物「どんぐり」を10年越しに飾ります。

 

 

 野のすすきと我が家の狭い庭に咲く花たちが 部屋を飾って秋を彩ります。

 

 

 人吉の魅力は 城跡の濠に流れる悠々とした球磨川に尽きるのでは?

足?痛みもなく、夜のジャズライブは見栄はって傘杖なしで 優雅にモデル歩きしました。

 

  息子の幼稚園時代のママ友から 宮城県栗原市の「ひとめぼれ 新米」が届きました。

           有難いですね。

 あの頃を思い出して 久しぶりにグレープフルーツのゼリーを作りました。

 

   たまには 大声で「じいさんや」「ばあさんや」と怒鳴りあいながら こうして穏や

かに 時が流れていきます。

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