朱の徒然

変形性股関節症の76歳

帚木蓬生の読書会  「告知」小説新潮7月号

2017年07月28日 | 日記

 

 

 帚木蓬生氏は、いろいろな分野の小説を書かれます。北朝鮮のドン暗殺や、和歌山毒カレー事件など、この年齢になると読み手としては触手が動きません。もう・・・心穏やかに、気持ちよく・・という本しか読みたくない。

 だから、毎年「小説新潮7月号」での帚木蓬生の短編を心待ちして 読書会で採り上げます。

 今回の「告知」。

 やっぱり、会員みんなが「帚木蓬生の医者という裏付け・安心感があるから、信頼して読みやすいね」と高評価でした。ただし、方言の連発って、興味がそがれるような・・・。方言が良いという方もありましたが・・。こんなに泥臭い医者いるかな?

 

 今回 私は、「小説新潮」という雑誌そのものにショックを受けました。

 いつもの中堅本屋に この有名な日本一の文芸月刊誌「小説新潮」を置いてないなんて・・。

 読者モデルをしている娘の載る月刊雑誌等は、山積みされているのに・・。 かく言う私も、文芸誌は一年に一回位しか買ってないのですものね。ごめんなさい。

 出版不況って、ホントですね。 実は、我らの読書会の選定作品も店頭にないことが多いのですよ。選ぶのは、書評されたものが殆どですのにね。移り変わりの激しい事。   流行作家のヘイト本は、ベストセラーになってるそうですが・・・。

 「小説新潮」も、読者モデルの身近さ起用で売り上げを伸ばしている婦人雑誌のように、素人読者の小説を載せては?実際7月号の中で一番面白かったのは、小島慶子でしたよ。  ああー、「小説新潮」がんばれー!

 

 

 道の駅『あさくら』が、再開したので「P・カリブラコア」と「ほうずき」を買いました。メダカも無事でしたよ。

 

  読書会へは、ネックレスではなくお嫁様からのチェリーのブローチにしました。

 デパートで、息子と婿殿にプレゼントを買いました。 東と西で着る お揃いですよ。(お揃いは母の贈る秘かな楽しみなのよ)

   孫たちを幸せにしてくれて ありがとう!の お礼の気持ち・・。

       もうすぐ 東から西から 孫たちが遊びに来るね。楽しみな夏でーす。テンション上がるね!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『三浦祐太朗・ミニライブ 』と、 GI&BAの 夏・暮らし

2017年07月23日 | 日記

 

 

               

 昨日は、近くの商業施設で、「三浦祐太朗・ミニライブ」が、ありました。

 GIの朝からの『町内草刈り奉仕』を待って、ゆっくりと昼寝してから出かけました。やっぱり大勢の人でした。何故か、ホッと安心。佐賀のライブの後だそうで、今が一番お忙しい時なんでしょうね。

 お母様の山口百恵のヒット曲をカバーしたアルバムの新発売で、近頃はTVでよくお見掛けしますものね。

 33歳らしい甘い歌声でしたよ。隣にいらしたギター伴奏の方と、よく似た真面目っぽい印象で、好感が持てましたが、観客のファン層がかなり高くて、少し気の毒のような・・・。

 TVのインタビューでもですが、彼の話される言葉のキーワードは、「私の母・・」と、「みなさん・・」ですね。何度でも出てきてる気がして・・・BAちゃんとしては、がんばれ、がんばれ。これからの人生は 長いよ。  10曲近く歌われたのでは?育ちのよい誠実そうな方でしたね。

 

 私は、この施設の中の食品スーパーRで、魚と野菜を買います。近隣で一番新鮮!でも、肉はアウト。安すぎて怖くもあります。で、肉は、車で40分以上かかる田舎のYスーパーまで出かけます。 又、コメダ珈琲店のある大型スーパーでは、一人でコーヒーを飲みながら週刊誌を読んで、ゆっくりしてから買い物をします。GIだけが買い物に行くMスーパーもあります。ここは、何故か男だらけで、アロエヨーグルトが極端に安い。 他にも、まだまだ近くには、たくさんのスーパーが、競い合っています。 活気のある中規模地方都市に住む 暮らしやすさ(移動)と食品(生活)を 選べる幸せを満喫しています。   まあ、5年もすると、歩いて10分の小型スーパーばかりになるのでしょうがね・・。

 

 今日のGIは、朝は半畳農園主として、ゴーヤ、キュウリ、トマト、ナス、大根を収穫し、BAから引き継いだブラック・ブルベリーの収穫も今が最盛期・・。昼からは、車で1時間の『緑の講座』へ。  明日は、いつもの仲間と『ゴルフ』へと、毎日大忙し。

 生き生きとしてるね。でも過信して、体の疲れに気が付かないようじゃ駄目だよ。ご老体!

 私は、夏は毎朝、5時台に起き、新聞を2紙読みます。  6時25分からTV体操をします。前半は、椅子に座って、後半は昔ながらのラジオ体操を・・。最後のあいさつで、画面に頭を下げるとき スッキリ気持ちがいいね。  新しい体操の鈴木大輔先生(35歳)と三浦祐太朗氏が、爽やか童顔で似てらっしゃるような・・。

 そして、朝の私の主な仕事が、メダカ。生まれても、あっという間にダメになることも・・。試行錯誤・思案することばかり・・。そのうち孫たちが来て、放っておくと、知らない間に上手く育ったりするのよ。子育てと同じね。 目をつぶる!

        

     夏は、アンスリュームがイイネ! 真っ赤のほうは、一昨年から・・。よく咲いてくれて ありがとう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

志賀島・・・・歴史と伝説の島へ。

2017年07月21日 | 日記

 熱い,暑い。家の中でクーラー全開にしているのに夏バテかしら?  と共に69歳のGI&BA。

 「朝から、海で泳ごうー!」と、浮き袋膨らまして、高速に乗りました。久しぶりだったので、高速道路間違いでロス。でも「急ぐ旅ではないしね」と、余裕しゃくしゃくの、のんびり老人旅。

 「あっれー、こんなにコンテナターミナルになってるの?ヒアリは大丈夫?」と、大規模に変わり、すっかり街並み整った人工島にビックリ。そして海の中道を抜けて、

 まず目指したのは、『志賀海神社』

 

 

 宗像が世界遺産なら、当然ここも、世界遺産目指して、これから頑張るでしょう。

 だって、海神の総本社ですぞ。ここを守る海人・阿曇族は、神功皇后の頃から日本中に影響を及ぼした古代氏族として有名。今の宮司は、女性!  チラッとお見掛けしましたが、お優しそうな方でしたよ。

 

 次に『金印公園』にも行こうと思ったけど、残念。工事中でした。帚木蓬生の『日御子』を再読しようかね。

 

 島一周の金印道路の真ん中に『志賀島休暇村』が、あります。

 

     玄界灘の素晴らしい海。  

 「人気はない。さあ、泳ごう」 と思ったら、なんと高校生の課外授業らしく、バスでやってきた彼等が泳ぎ始めました。

 で、こちら昔・高校生は、今・高校生の気持ちを忖度して(ゲェ老人カップルが水着で泳いでいる、気色い)で、泳ぎを断念し、大人の夫婦らしく、男女の高校生が泳ぐ横を ゆっくりと海辺の散策。  来ていた高校生の、男の子も三分の一は泳がないのね。ただ、海観るだけの学習で楽しい?弾けるのが青春じゃないの?  おとなしい学生さんたちでしたね。

 ランチは、休暇村のレストランで新鮮な魚メインのバイキングを 海を見ながら堪能。 そして『金印の湯』に入って、さっぱりしてから帰りました。

 昼風呂のせいか、なんだか、泳いだみたいに心地よい、日焼けの疲れ。  大いに気分転換が出来ました。  

 災害の子供達にも、この遙かな海を見て 元気になってほしいなと思いました。明日から、夏休みですものね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小石原焼と小鹿田焼

2017年07月20日 | 日記

  梅雨は明けました。でも、朝倉・日田は、まだ行方不明者もあり、家々は泥にまみれています。

 久々に、小石原焼と小鹿田焼を出してみました。どちらも、素朴な暮らしの器です。

 

 

 

 

 

 白石一文の「幻影の星」を、読み返してみました。

 東日本大震災(2011年)の後、文学としての震災考を書かれたもの。

 長崎への原爆投下(1945年)、そして諫早大水害(1957年)を、起点として書かれています。

 昭和32年の諫早市を襲った集中豪雨は、本明川の大氾濫を招き、上流で発生した土石流が市街地を襲って、死者・行方不明者630名を出す大災害となった。その、本明川沿いで生まれ育った25歳の主人公の、東日本地震後に起きた出来事が綴られていました。                  世の中で起きる事柄の全てが 時間ではなくイリュージョン(幻影) と・・。  生き物だけではなく全てに命があると・・。

 

                                                           

 

 朝倉・日田の集中豪雨から10日以上たった今、まだ、日中、夜中、わずかな時間の激しい雨、雷。一体、この現象は・・。北までも真夏日の連続と、あちらこちらでの局地的豪雨が日本中を襲っている。 ただ、ただ 不気味です。

 被災地に一日も早く、水道と下水・排水の復旧を・・。全ての水が、有明海にスムーズに流れるように・・・。でも熱中症には、気を付けて・・。私共家の中で、暇してるだけの身でも辛いので、避難所の方々はさぞかし・・・、申し訳ないと心が塞ぎます。

 

 

 

お日様足りず?大根葉は、花になりました。 茄子は、マレーシアの方からの掛け軸に合わせました。

 

 

           

夏の孫待ちに、コースターに刺繍を・・。   娘の作ったケーキ飾り。上手ね・・。 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「ボンジュール・アン」 素敵なフランス観光とアバンチュール。

2017年07月10日 | 日記

 天神で、所用あり。 雨は、時々・・。朝倉豪雨が、心に重くのしかかってましたが、帰りに気晴らし映画を観ました。観客の入りは、団塊世代で7割。

 

   アメリカ映画「ボンジュール・アン」。90分。

 

                   

      80歳のコッポラ夫人が、自分の過去の思い出を脚本・監督とのこと。

                素敵でしたあ!   オールロケの ロードムービー。

 カメラが趣味のアン。娘も巣立ち、夫は忙しく、自分は暇。(実際、アン役のダイアン・レインは可愛く美しく、でも年齢相応の憂いもある魅力的な自然体の53歳。一人娘は18歳とか・・)

 そこへ夫の仕事仲間のフランス男(60歳ぐらい)が現れて、至れり尽くせりの、カンヌからパリまでのドライブ観光。     

 美しい古城とワインとディナー。(日本とEUの経済連携協定で、この美味しいチーズが安くなるねと思ったり・・)

 映画研究所では、あのロイ・フラーが踊る姿が・・。(やっぱ、「ザ・ダンサー」観てて、知識があって良かったあと思ったり)

 織物博物館でのすばらしいペイズリー織。(ああー、刺繍したーい、家に帰ったら、すぐ糸出そうと刺激を受けました)

 セザンヌの好んだ山なみ、マネの「草上の昼食」。ルノアールの、あの「ブージヴァルのダンス」(ユトリロの母がモデルですってね)など、軽く画面や言葉に出しての、世界共通笑顔のウンチク旅。いいね、いいね。

 ボンジュール、デリシャスの、フランス男の心地よい もてなし。  最高のアバンチュールだったね!「私を酔わして、どうするの?」も、あれ、どっかで聞いたことが・・・。

 このフランスの田舎風景紹介映画の中に、日本が すごく出てきたのには、日本人皆びっくりだと思いますよ!

 まず、初っ端から「日本食は、海藻と魚ばかり」とデブの夫が言ったね。

 数独にフランス男が凝ってるって・・。これも、『数字は独身に限る』で、数独って言葉 日本発でしょ?

 一番すごかったのは、アンもフランス男も料理、音楽、美術と全てにおいて博識で話が合うんだけど、月見て『細い新月・・・白い月』とか詩のように言いながら、『これは俳句』っていう場面。エッ、二人とも、日本通? それとも今や日本学びは、世界的教養の一環? 驚いたね。

 そして、音楽。クラシックも今風バンド音楽もあり。 そして、そして あの 映画「愛しき人生のつくり方」で流されたフランスを代表するシャンソン『残されし恋は』が、ロマンチックに流れ 素晴らしく甘美だった!

    ラストが、また良かった!薔薇のチョコをかじりながら・・・。 あのアンの笑顔の粋なこと!

 女の50代は、まだまだ、若く魅力的!

    BAも同じようなアバンチュール 一人旅では あったね?   でも、節度は大事よね。アン。

                      素敵な 大人の好感が持てる映画でした!

 我が家のうんちくマンに「擬宝珠」を教えようとしたら、知ってたね。

 昔の橋の欄干の玉ねぎ型に似てるからって付けられた名前って・・・。 GIのゴーヤも今年は、遅いね。お日様照ってね。

 

 4姉からの数珠珊瑚。

  4姉のところでは、もう実がなってるって言ってたけど、我が家では、やっぱりお日様待ちよね。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする