朱の徒然

変形性股関節症の76歳

令和元年初夏・・・GI&BAが始めたこと!

2019年05月30日 | 日記

 5月とは思えない程の暑さが続いています。

 ある日、GIが「困ったことが起きたよ」と、少しにやけて言いました。市の農業講座受講で、農園を持つことになった!と・・。

 そうです。遂に、GIが自宅の庭・半畳農園主から、貸農園の借り農園主に なったとの事! どうやら、1年間で借り賃は、無料らしい・・・。

 16畳(8坪)ほどの農地に、畝を作り苗を植えて…収穫が楽しみだね。早朝に出かけ、スマホで写真を撮ってきて「今度連れていくね」と・・。どうやら、そんなに遠くではないらしい・・・。まあ、楽しんで働いて、シャワー浴びて堂々と朝寝もいいもんでしょ?

 

 さて、BAも新しいことに挑戦です!市の運動講座に申し込みました。

 股関節の手術の前年まで通ったのですから、もう7年前でしょうか? 想い出すと、泣きそうになります。

 糖尿病とN学園で指摘されて、仕方なく入った運動教室でしたが、リズム体操やゲーム運動(卓球やバトミントン)が面白くって楽しくって・・・自転車で通ってました。(ただし、BAにとっては、読書会が最優先ですので、欠席もありましたね)

 そして、令和の新しい年に、まるで何事もなかったかのように、スマ―して自転車に乗って出かけ、第1回に参加しました。

 でも、前に通ったスポーツ講座ではなく、音楽に合わせて椅子に座っての運動と、畳の上での柔軟体操の 転倒予防の講座にです。ニコニコペースを保ちながらの運動は、1回200円です。

 ああー無理せずに待っててよかった、これこれ、これからの70代に必要なのは、このくらいのゆっくりペースの運動だよね・・・ただし、久しぶりの自転車、片道15分は、ちと疲れました。でも、GIの車には頼れませんよね、お互いに なるべく自由に 自立して・・・。

 

 今日は、「ラジオの人生相談」を聞きながらドライブ。次の「川上さんの人生相談でした」が面白いんだよとGIに話しながら、前方に見える山々や両脇の木々の新緑の豊かさに目を奪われつつ高速道路に乗って、福津の海辺の「ぶどうの樹のレストラン」でランチを・・。久しぶりの海でした。

 30,40代の主婦たちで、満席でしたよ。

 それから、また久しぶりのダムへ。堤防を歩くのを楽しみにしてましたが、エッツ?入れない?小さいの?と、よくわからずに 終わり。こんな山の中に団地がいっぱいだね、車がないと大変なところだねと ビックリ!

   

 帰りに、近くのオープンガーデンのバラ園に少しお邪魔して帰りました。

 

 まあ、令和に生きる老夫婦は、それぞれが自分の好きな事をして、時々は、一緒に思い出作りを・・・。

 実は、昭和から平成に変わった時に、自分や家族がどんなことしてたのか、思い出せないんですよ。  このブログに書くことで、きっと令和元年の初夏を忘れないよね。GIにとっては、農業元年。BAは、運動再元年。

   体が動かせる、この状況が ずーっと続きますように・・・。

朝、カーテンを開けると、ランプとあじさいが、BAちゃん おはようって・・幸せってこんな事?

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フルートオーケストラ定期演奏会・・・・・と、いわさきちひろ展

2019年05月26日 | 日記

 GIと、午前中、生誕100周年の「いわさき ちひろ展」に出かけました。

     眼が可愛いって、GIが言ってたね。

 かって幼い娘は、いわさきちひろの絵に そっくりでした。だから、あんなに あどけなく愛らしかった娘に、クリアファイルとか絵葉書でも欲しいなと、足を運びましたが、ちひろ独特の白い余白がいっぱいの ほんわか色彩の子供たちは、少なかった。  ちひろは、知弘が本名ですって・・・。

 また、日本共産党の国会議員・松本善明氏と結婚されてましたが、子供の姿を あんなに愛情溢れる筆致で描かれてるのに、お二人ともお忙しくって、子育てはされてなかったんですよね・・・・。

 思想よりも家庭。母として生きる!子育てが一番の喜びだったBAにすると、もう少し、ちひろの心情を掘り下げて欲しかったかな?

 慌ただしく、地下街で とんかつとチキン南蛮のランチを食べて、地上に上がりました。

 

 今日の主目的は「フルートコンサート」です。

      

 読書会仲間のM様が御出演・・・。お礼に「ちひろグッズ」を・・・。ご招待ありがとうございました。

 初めての「フルートコンサート」すばらしかった!

 まさか銀行の地下に、こんなに立派なホールがあるとは・・・。

 そして、M様が社交ダンスがお上手なのは知っていたけど、ホールでのフルート演奏も とは・・・。ビックリしました。多才な方は身近にもいるんですね・・・。 読書歴もBAなんかとは比較にならないくらい 吉村昭とか深く読んでらして・・・。

 読書会を催さなかったら、こんな出会いが無かったと思うと、20年間 読書会開いてきて 良かったわあ!

 

 この「福岡フルートオーケストラ」ですが、1990年に4人の方で結成という。それが今では、定期演奏会を開かれるまでに・・。

 立派なパンフレットに則って、クラッシックに始まり、第二部からは、カラフルな衣装に着替えられ、まず楽器の紹介。フルートって、こんなに種類があって、こんなにいろんな音が出せるの?と思うくらい 各自のチョイ演奏が楽しかったね。

 それになんと、3月に観た映画「ピアソラ…リベルタンゴ」で感動して、孫に「ピアノで連弾できるようになってね」と言ってたんですが、独自フルート演奏も 良かったよ!  楽器が弾けるって、人生がより深く楽しいでしょうね・・。羨ましい!

 無知なBAは、フルートは脇役と思ってました。フルートだけでオーケストラが出来るなんて・・・。初見参!孫達にも見せたかった!

         心地よい刺激を、本当に、M様、ありがとうございました。良いご趣味を お持ちで ・・。GIも喜んでたよ!

 

 共に71歳のGI&BAは、ホテルのレストランで、ちと休んでから帰りましたが、家に着いたら疲れてグッタリ、即風呂。 同じ日にアメリカ大統領トランプ氏(72才)が、午前中ゴルフ、午後相撲観戦、夜は居酒屋と‥三か所も公に巡られての報道には、やっぱりタフじゃないと大統領や首相は務まらないのね・・・と、感心しました。

2番の木に梅の実がびっしり。GIは、梅酒作りに張り切って・・・。

裏で咲くより、表で咲いてね。

 

 

 

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帚木蓬生「久留米藩三部作」企画展

2019年05月25日 | 日記

 

 読書会仲間のS様からの情報で、帚木蓬生の「久留米藩(筑後有馬領)三部作」展を見てきました。

 S様は、ご主人様と帚木氏の講演会にも出かけられたようで・・・次回の集まりで帚木氏の印象を教えてね。特に、ご主人様の感想を・・。

                  お知らせ、有難うございました。お仕事も,頑張ってね!

 

 帚木氏の、小郡市の「ふるさと文化大使」の第1号に任命された記念・企画展のようでした。

 小郡図書館の隣の「野田宇太郎文学資料館」内での企画展でしたが、すみません。どこかでお聞きしたお名前ではありますが、明治42年(1909)生れで、昭和59年(1984)死去の、詩人・野田宇太郎氏を知りませんでした。

 (余談ですが、松本清張は、野田氏と同じ明治42年生まれで、平成4年(1992)82才での死去ですが、今もって流行してますね、私達の読書会も、北九州の記念館に行きましたね。じゃあ、同じく昭和の流行作家 水上勉らの作品は?)

 

 さて、久留米藩三部作。「水神」で新田次郎文学賞、「守教」で吉川英治文学賞、そして「天に星 地に花」の、地元題材の三作品の直筆原稿や、多数の資料が展示されていました。図書館の中には、帚木コーナーも・・・。

 女性的な筆致で、人名などや室内の間取りなども細かく書かれていて、書くことが楽しくて楽しくてたまらないという執筆風景が感じられました。 とすると、専業に あえてならないという  矜持を、感じましたね。  アンタは 男じゃのー!

 小さめな小郡図書館の、週刊誌、月刊誌、新聞のコーナーは、まさしく半円椅子になっていて気楽に座りましたが、この田園都市も元勤め人が多いらしく、GIさま達でいっぱい。それも、新聞をガサゴソ ガサゴソ。新聞って、めくる音がうるさいんだね。

緑が 素敵!散歩にいいね。

 

 八女が生んだ昭和、平成、令和をまたぐ大作家、五木寛之(昭和7年生まれ(1932))が、老人に必要な「三つの想い」を。

 ①思想 (自分なりの死生観を持つ)

 ②回想(過去と向き合う)

 ③妄想(時空を超えた楽しみに浸る)

 今の私は、③のメダカ妄想に夢中。  急に暑くなったので、住まいを色々と考えながら、メダカのシャッフルを・・。

   残念ながら、一番年寄りの赤メダカのBA様が、消えてました。夫か婿は、より元気に黒く大きくなってましたが・・・。

     私の手を借りなくても、親メダカから食べられずにヒョッコリ出てきた赤ちゃん達、令和の世で大きくなーれ!

 久しぶりで裏に行ったら、ドクダミとか咲いてたよ。においがねー。すぐ抜くけど、はびこるね。

 

 裏にグミの実が2個。実家のグミを思い出すね。

カラーと蘭で、華やかに。

 

 

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帚木蓬生の読書会「蠅の帝国」帚木蓬生  解説・手塚正巳

2019年05月21日 | 日記

 久しぶりの帚木氏の作品は、「蠅の帝国」。軍医の目から見た戦争の真実の姿が、手記という形で描かれた短編集。

 

 この作品で、第1回日本医療小説大賞を受賞!  読書会歴20年ですが、まさか ここまで あらゆる賞を総なめの大作家に お成りになる方だったとは・・・・。帚木氏の独自の幅広い興味と視点の新鮮さと分かりやすい文章。  すごい作家ですね!

 副題が「軍医たちの黙示録」として、2冊の本を2008年の白血病の無菌室の中で書かれたという・・・頭が下がりますね。

 ただし、戦争の話って 女にとっては苦手よね。何年振りかでGIに この本を薦めてみました。その次は息子に・・・。

 「空爆」は、東洋一と言われた福岡・大刀洗飛行場に起きたB29の空襲の話でした。その、かっての軍事基地が今どうなっているのか?

 大刀洗近辺に、メロンドームの巨大無線秘密基地として、今も軍事?重要拠点としてありますよ。

   かっての、国内の軍事基地は自衛隊の駐屯地化して、営々と今もあるんですね。  それにしても、日本人が海外に こんなにも戦争を仕掛けたのは何故? 資源欲しくても他国が答えてくれずに 行き詰ったから?  大橋巨泉氏の「戦争は、老人が考え、中年が指揮を執り、死んでいくのは若者」という言葉が、又 心に浮かんできました。  このまま 戦争をしない平和な世の中でと願います!

 

  (余談ですが、島本何某が、TVで「私は直木賞作家です。ずーっと前からラーメンが好きと言ってるんですが、オファーがありませ  ん。 ラーメンの取材をさせてください」と、まるでTV番組が作家業よりも格下のような上からのもの言いで、厚顔無恥に叫んでました。  今になると、帚木氏は芥川賞も直木賞もとられなくって良かったですね。だって、だからこそ、他の賞が今も これからも 次々に貰えるのでは? ねー、賞マン! 最多文学賞受賞者として、ギネスで世界一なんていいね)

  でも、72才?の多忙な賞マン、今度は「小郡市のふるさと文化大使」ですって・・・。お体に気を付けて・・でも、奥様は、看護師であられるそうなので、身体管理は、大丈夫ね。   

 冠名を、「帚木蓬生読書会」として20年。 他の作家の作品も読みながら、帚木蓬生に いつも戻ってくる読書会を楽しみますね。

 ビュッフェは、もうイヤと言いながら、よく食べよくしゃべり・・。

 

 夏椿の美しさ。

 愛らしい「大丸の少女」です。お中元の季節が来たね。

 

 雨が降ると、あじさいで、夏の始まり。

 

 

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嬉野温泉1泊2日の旅・・・そして、母の日・ありがとう!

2019年05月14日 | 日記

 「湯快リゾート嬉野温泉」が、夏休みまでは、送迎往復無料となってましたので、GIを誘いました。これから年を取るにつれて、GI運転の車ではなく、こんなホテルお任せ旅もありかな・・・・。大江戸温泉に次いで ホテル送迎2度目の体験になりました。

              旅支度して電車に乗ってが嬉しいの。

 朝の出発、博多駅の側の新しいホテルの1階にバスターミナルが出来てました。2階の喫茶店では、好青年がお一人で全てのお仕事をこなしてでした。また、迎えのバスでは、運転手の方が人数点検から雲仙までの客の弁当手配から、サービスエリアの横断と 添乗員の仕事まで、てきぱきと一人で こなされました。GIと『出かけてみないと、世の中の移り変わりは分からないんだねー』と感心しました。

 嬉野に着いたのはお昼。まだホテルの部屋には入れません。さて、どこでランチにするか?  商店街は、シヤッター通りと化してました。

 歩き回ってると「シーボルトの湯」にたどり着きましたが・・・近くで粋な音楽と粋な風情の家が・・・「嬉野伝統芸能保存会」とありました。粋な芸者さんたちの古典芸能を守ろうとの新しい試みのようでした。(日本髪、白化粧、引き着姿)何か懐かしくほっとする大人の温泉場の姿ですね。宿の食事とトロットロの湯だけでは、他の行楽地に負けるものねー。頑張って、昔の勢いを!

 結局、昨年食べた「百年の湯」で、焼きそばと皿うどんを・・今回も、多すぎて二人で頑張っても完食出来ず・・・。

 ホテルの夜のバイキングや朝食を楽しみにしてましたが、どうやら二人とも老化で胃袋が小さくなったようで…残念でした。

 翌日は、チェックアウトが12時、朝風呂に入ってのんびりとベットで過ごしました。 迎えのバスは、夕方5時まで来ません。トホッホー。

 だから また、GIと二人の嬉野探訪2日目の始まりです。5月の風は心地よく、歩いて歩いて坂道の上の、10年前に読書会で訪れた「ハミルトン嬉野」にたどり着きました。

 ここで、ランチにイタリア料理のフルコースを・・。そして、大正浪漫の湯に入り、大邸宅の図書室のようなロビーで 優雅に時を過ごし、また歩いてホテルに戻り(TAXI見かけなかったね)GIはロビーで読書、BAは、無料のマッサージ器でモミモミされて帰りのバスを待ちました。二人の嬉野感想は、『時間がありすぎて、嬉野 見切ったねー。面白かったね。 でも車がないと 年寄りは無理だね』でした。

     家に帰って、一日3度目の風呂に入りました。やっぱ、家の風呂が一番 だね。

 

 で、ごめんなさい。母の日のプレゼントが届いていました。何度も、配送に来てくださって、すいません。ご迷惑をおかけしました。

 子供たちよ!ありがとう!いつもいつも、あなたたちが10人いてくれることが、一番の 幸せですよ!

 令和の新時代に相応しい試みを、「日比谷花壇」がやってくれました。母の日、父の日のペアギフト・・。

 ホント、こんなに人手が足りない時代に、父の日と母の日が一緒になればいいのよ。すばらしい変革だと思いました。

 贈り主に、お礼の電話をすると(いやいや ついでに、蕎麦ちょこも一緒に…と思っただけで、父の日は別にあります・・・)と言ってでしたが、息子と娘よ、来年からは、同時に送ってくれた方が GI&BA 嬉しいよ!  令和からは「両親の日」ですぞ!

  折角だから、良い意味での令和変革家族バージョンやろうよ!  君たちの優しさや思いやりが感じられればこそ、こうしてフラフラと家を飛び出して、老夫婦で楽しめるんだよ!  今の幸せは、君たち十人のお蔭だよ、ありがとう!

 GIは、疲れも見せず、今日は「歩いて知る歴史講座」へ。明日は、BAは栄養指導を受けたN学園へ。専門家の先生へ 厚かましく素人がパウンドケーキでお礼を・・・。去年の梅酒の梅で作るケーキっす‥先生も梅の利用方法がないって言われてましたね、感想が楽しみ!

     甘党GIは 練乳をかけて食べます。

 

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