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朱の徒然

変形性股関節症の76歳

老活・・・今読む・・・火野葦平「麦と兵隊」

2018年06月28日 | 日記

 クッションカバーを夏物に変えようと、380円でビニール袋に詰め放題の端切れ布を買いに、手芸屋に出かけました。 

 大きなお店で目に留まったのは、ああー女の子の永遠の憧れ リバティープリントの大きな裁縫箱!

           

 ああーほしい、ほしい、どちらかというと もう断捨離中で、物は捨て捨ての状態。それに、もうミシンはないし(捨てた)大したものは縫えない。  でも、ほしい!  こんなリバティー柄の裁縫箱って、あるんだあ! 素敵だなあ。

 思い切って、買いました。重くって、持って帰るのは 少し疲れました。

 帰りながら、世間では終活終活って、騒がしいので、自分も人生の終わりに向けてある意味では行動していたことに気づきました。

 でも、憧れのリバティー見たら、70歳は終活じゃない! 老活じゃー! 誰が終活よ 失礼な!まだ老活です!

 好きなものを、好きなように ジャンジャン!周りに整えていくのが、老活。それを、最後のあがきと言えば言え!

   この裁縫箱は、娘への形見・・とも思います。

 祖母の裁縫箱と母の70歳リバティーと、娘の小学?の裁縫箱。いずれ、譲るよ!

 

 

 終活にはまだ早い老活のBAが、平成12年から読めずにいた火野葦平「麦と兵隊」。今読まなきゃと、読みました。

 私達の年代にとっては、超有名な作家ですが、作品が戦争記録なので、ゲーっとして読み続けられないまま、今日まで来ていました。今、読まなきゃ 戦争を知らなきゃ   と読みました。

 読み終えても、なぜ?何故?戦争に?兵士として他国へ出かけて、人を殲滅なんて出来るの?人は弾圧が怖ければ、どんなにひどい事でも出来るの?   日中戦争って 日本人が犯した罪でしょ?  それなのに、私達には他国への罪の意識がない!

 戦後、流行ったよね。東海林太郎が歌う「麦と兵隊」

   徐州 徐州と人馬は進む  徐州居良いか 住みよいか 洒落た文句に 振りかえりゃ 御国訛りの おけさ節

                         ひげがほほ笑む 麦畑

   友を背にして 道なき道を 行けば戦野は 夜の雨 「すまぬすまぬ」を背に聞けば「馬鹿言うな」と また進む

                         兵の歩みの 頼もしさ

 

 なんで、孤立無援の戦争をして、原爆落とされ 敗戦国のくせに あんなにも軍歌が流行ったのでしょうか?

    戦争を知らないこの私ですら、つい懐かしいって歌いたくなりますものね。父は、戦争に行ってないのに・・。

 70歳の今も、顔を背けてきたばかりに 戦争がなぜ起きたのか よく知らない。子は勿論、孫にも伝えられない。イヤだけど、我慢して過去の戦争を学ぶのが 老活 最後の学習課題でしょうか? いつまでも続く平和を願うので・・。

老活一番の楽しみは、湯船に浸かって夕暮れを待つひと時。

 

 

 

 

 

 

 

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映画「女と男の観覧車」 ウッディ・アレン監督・脚本

2018年06月25日 | 日記

 午前中、所用あり。

 いつもの店でランチ。水割りも出されるんだね。不自由な体で、焼肉ランチで酒飲んでる年寄り、人恋しいんだね。

 午後は、いつもの映画館へ。 ウッディ・アレンの今年の作品は?「女と男の観覧車」101分。

                   

 あれ?客の入りが少ないね。83歳のGI様監督のファンだけ? それに いつもより年齢層若いね。50代?

 「女と男の観覧車」。 見出しに『まわる、まわる。秘密の恋が回る。』だったので、どんな(オイラもしたいな あんな切ない恋が・・)と思うのかなと 期待したけど、フーン で終わりました。

 1950年代だから? 男女の生々しさもなく全てが、定説・お決まりの ふーん でした。

 ただ、話の端々に、沖縄戦で戦ったとか出てきて、そっか 日本人と戦士として戦って、今学生に戻った人なんだねー、戦地を巡った事で、タヒチ?ボラボラ島が好きになり、違う世界への好奇心が増したとも言ってましたね。

 また、スタティン島の中国庭園を、特別好きって感じも・・・戦後のニューヨークに住む人の間では、エキゾチックに憧れるといった意味のあることだったのでしょうか?

 なんてことを思いながら観ていたら、やっぱ40女と学生では釣り合わないし、所詮ひと夏のアバンチュール。あれを、恋なんて言ったら恋に失礼! まだ、学生と若いギャングの元妻との組み合わせの方が自然で純粋。

 だって、40女は、今の現状から逃げ出したいだけ・・・そんな親にかまわれず、火遊びする子供が一番可哀そう・・・。

 ほんと、どこにでもある しょうもない話でしたが、時代の雰囲気・映像と音楽が いい。 なんと、これまた流れる音楽・ジャズを私が、よーく知っていたのに自分がビックリ! 多分あの頃は、お茶の間にアメリカからのジャズが絶え間なく耳に入っていたのでは?  

 雨の中、海、街 全てに音楽が・・。やっぱ、ウッディ・アレンはいいね!  49作目らしい。

     50作目は、こんなしょぼくれた話じゃなく 華やかなミュージカルでお願いしますよ。

 

 鉢の中で、何年も何回も咲く一夜花・ハイビスカス。 日蔭だと いつまでも開いてくれる 紫陽花。

 GIの今朝の収穫。夏が来たね。

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大阪北部・震度6地震・・・ 復興熊本応援バス旅

2018年06月19日 | 日記

 6月18日朝、7時58分。大阪で地震。

 ビックリして、TVにくぎ付け。刻々と状況は変化し、大変なことに・・・。幸い息子一家は無事。でも、住まいがマンションの6階なので、余震を恐れて日中は、公園で過ごしたと・・・。「死ぬかと思った」と・・。

 日本列島狭くて近いといっても、交通が遮断されると行き来が出来ず、為すすべがない。

 こちらからは、地震が終わることを祈るしかない。    父の日のカードも大阪からは15日の消印で、我が家には18日の午後に届きました。通常で3日かかる郵便物。道路状況次第では、もう遅配なども起こっているかも?

    お嫁様からのメッセージがGIには、嬉しいの!

 

 やっぱり心は弾みませんでしたが、予約していたバス旅。熊本震災からの復興応援旅に19日は出かけました。

 菊池、阿蘇近辺の道路が長らく通行止めでしたが、通行規制が解除され,祝・再開! 応援しなければ! 

 まず「菊池渓谷」。森林の中の滝や渓流は、昔通りの豊かさで、山紫陽花(ガクアジサイ)が綺麗でした。

 「草千里展望レストラン」での、70種類豪華バイキングランチ。店の内装も新しく、美味しくいただきました。

 「キムチの里」。改装中でしたが、ここの『いきなり饅頭』は、私の知る限り いきなり、ぴか一の旨さ。

 そして「熊本ワイン」。震災前と変わらぬ雰囲気・・。我が家にはチト高めの巨峰ワインを。つまみは、試食で美味しかったサラミと、馬肉の一口燻製を・・。

    くまもんで、いっぱいのワイン屋の店頭。

 ラストは、震災直後に作られた農家共同経営直売所の「フルーツの里・田原坂」で、メロン食べ放題。

 で、結局ワインとメロンで、GIのリュックは、重い 重い。 今日も ありがとう!頑張るGi。

 

  どうか、大阪の余震がありませんように・・。と帰って、NHKは、何してるの?報道のNHKでしょ?サッカーの試合してる場合いじゃないでしょ?Eテレででも、大阪震災ずーっと続けるべきでしょ?ハーッ、?震災情報ニュースを見せないNHKなんて、公共の電波とは言わないよ。腹立つー。NHKなんて、24時間ニュースで意義があるんだよ!

     どうかどうか、震災のみんなさんが無事で ありますように。

       お嫁様、断水その他で大変かと思うけど、孫達をよろしく頼みますね!気を付けて!

 

 

 

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父の日・ありがとう!     そして週刊誌「女性自身」

2018年06月18日 | 日記

 子供達から、父の日のプレゼントが今年も贈られてきました。

                                         6月の庭に咲く花たちと贈り物。

 「和菓子」と「牛肉」。有難う!

 共に70歳の夫婦は、ステーキを食べて、筋肉をつけ、甘いものを食べ、優しい心になり、子供たちの真心に感謝します。

    やっぱ、持つべきは、親孝行な子供達ですね。 ありがとう、ありがとう!親としての幸福感に満たされますね。

 

 

 所用あり、賑やかな国道を走ってるとき、尿意を催したので久しぶりにコンビニエンス・ストアに寄らせてもらいました。お礼に読みたいと思っていた女性週刊誌を買おうとしたら、ない!  えっつ!ビックリしました。コンビニを彩るのは、週刊誌とばかり思っていたから・・・。

 試しに、車の激しい国道沿いには、様々なコンビニがあるので 4軒立ち寄ってみましたが、女性週刊誌は ありませんでした。  住宅街の我が家の近くには、様々な週刊誌がありましたので、ここで買い求めました。

                               

 『女性自身』。久しぶりに、購買欲を誘ったのは、新聞の見出しで読んだ

倉本聰「俺はたけしを仕事も人間性も認めない」でした。

 ホント、フガフガ何言ってるのか分からないのに、たくさんの冠番組を持ちフリージャーナリストと称している。出版社が気に入らないからと子分を引き連れて襲撃するようなヤクザな人間に、勲章が・・・。ありえない!(GIは、認めてるけどね)

 遅過ぎるけど ようやく、TV業界に一石が・・・と・・嬉しくなりましたが、もっと、突っ込んで欲しかったわ。

 忖度って言葉を一番解ってるのは、独立できず老いてしまった たけし軍団の面々でしょ?

    女性週刊誌 がんばれ! 読者のターゲットは、40代?光文社さん。

 この花瓶だけは、子供達からの還暦祝いなので、ここが年中の定位置。

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ボランティアって?

2018年06月15日 | 日記

 もう70歳。まだ元気なうちに ほんの少しの善行的なことでもして、この世に幸せに生きてきた・恩返しが出来ないかしら?  と、軽い気持ちで「拡大写本ボランティア入門講座」を受講しました。

 拡大写本とは、視力障害の弱視の方に元本に基づいて手書きの写本、パソコン写本を作る。まるで、写経のような(やったことありませんが)心地よい緊張での集中写本。そして製本と、丁寧な教えと作られている写本類の立派さ、素晴らしさ!ビックリしました。こんなにも美しいのと・・。

 また活動の様子などを話される方々の賢さ! 熱心に誘っていただきましたが、とても皆さんの知性の中で、ガラッパチが軽く腰掛けって・・・わけにはいかないようで・・・あきらめました。  70歳って、年齢を重ねてきて自分の置かれた立ち位置が、残念ながらシビアに自覚できてしまう年なんですよね。社会福祉協議会から修了証書まで頂いて申し訳ない。軽い女で ごめんなさい。

 ちなみに、今はバリアフリー・ユニバーサルデザインという、健常者も身障者も一緒にという考えが主らしく、絵本の中に点字もある本が神奈川の「ユニバーサルライブラリー」で、作られているという。また、特殊な眼鏡「オトングラス」という、活字を声で読んでくれる眼鏡が今秋にも発売されるという・・。   視力について立ち止まって考える 良い機会にはなりました。

 

 一年に一度、私の作る「帚木蓬生の読書会」の簡易製本は、30年前に岡山の幼稚園教諭だったT様に教えてもらいました。

 

   1年に1回読書会会報を発行しています。

 文学学校で出会って、すぐに意気投合した10歳以上年上の優しい方でした。私が、転居してもお付き合いが続いていました。それが、ある日 娘様から『母はもう・・』という淋しいお電話を頂きました。その時、新聞記者のご子息のを預かっていることを言いそびれてしまい、今もまだは、私の手元にあります。 ご子息は、お幸せになられたかしら?

 

 昨日、「婚活小説」(森重 良子著)という文芸社・自費出版の小説が贈られてきました。

 東京の方です。

 あれー?  考えてみると 私の一番やりたいボランティアは、仲人業!と気づきました。

 この世の中で、結婚が一番素晴らしい!と思うから・・。

 でも、出会いって自分からは中々見つけられないものだよね。だから、私のような出しゃばりが、自らが楽しんで、出会いを設定してあげたいのよ! 見合いではなく、無料の気楽な紹介をね。

 ああー、5年前までは、よくお世話をしました。やっぱり、お節介する人間が元気じゃないと、出会う人同士も心が弾まないものね。さあ、誰か持っておいで! 組み合わせを考えて、秘密厳守でボランティアでお世話しますよ♡

 それもやっぱり、私も私の子供達も結婚で幸せになってるから、言えることですね。夫婦喧嘩しながら仲良くね!

 

 

やっぱり、もう夏椿が主役だよ パンジー君達。    常盤公園の松以来、松の新芽が いとおしく感じられます。 

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