朱の徒然

変形性股関節症の76歳

ジャカランダの国オーストラリア・6日間の旅

2017年10月30日 | 日記

 初夏の訪れを告げるジャカランダの花咲く国・オーストラリアに GIと、はるばる10時間飛行して出かけました。

  ブリスベン、ゴールドコースト、シドニーへの旅でした。

              

  

 一日、2万歩以上のハードな旅は、階段、坂道も多くって、折り畳みの杖が役に立ちました。

 同じツアーの方々から、何人もお声をかけていただき、膝の手術をしたのよとか、足が痛くて痛くてとか色々と話しかけられましたが、私は「どこも痛くはないけれど、歩きに杖は楽ですよ」と言って、股関節話は しませんでした。

 だって、もはや私の足は、違和感も痛みもなく、歩いて楽しむ安心感、用心のために杖を突いてるんですもの!

       股関節惨め話して同情されても、私に何のメリットもない! 旅を楽しみたいの!

 

  新しく大きな シャレた旅用のリュックに入る 新しい花柄の折り畳みの杖。これが、これからの人生・長旅の御供です。

 短いバス旅には、今までのようにGIの作ってくれた雨にも便利な傘杖でね。(杖って飛行機の中とか雑踏では私の場合は、少し邪魔なので、折り畳み杖は、すぐにリュックにしまえて便利でしたね)

 毎日がスケジュールいっぱいで、楽しく過ぎていきました。

          

                          

     コアラは抱けないけど、オージーの赤ちゃんは、2回も抱いたよ!子供は、みんな妖精みたいな愛らしさね!

 

 

 行きの機中では、2年前にワーキングホリデーで豪州へ来て、最初はフィッシュ・マーケットに勤めて、半年前にようやくツアーガイドになったと話す女の子と隣同士に・・。これから恋も見つけると・・。そうよねー、女は恋か仕事か一度には無理だよねと 楽しくおしゃべり。

 帰りの機中では、オーストラリアの証券会社に勤めていて、日本語で話しているという青年と隣同士に・・。株話を・・。

 

 もしかしたら この旅が楽しかったのは、豪州で暮らす前向きな人と触れ合えたからでは?特に私は、若者大好き!海外で生き生き働く若者に感動!  情報と勇気を持って海外に出た若者に出会えた嬉しさ。旅って いいね。

 ワーキングホリデーの年齢制限30歳だってね!オーストラリアは、気候も良くって、食べものもおいしくって、楽園ですって。

 英国のオーストラリアで最初の入植地が、シドニーだそうで、街全体が色濃くイギリス風でした。特に、ロマネスク様式の「クイーンビクトリアビル」は、商業ビルとは思えないほどの 素晴らしさでした。

 

  

 

 

         街中にジャカランダ。

 かっては、南極とも地続きだったのが、2300万年前の火山の大噴火で今のような形状になったとのことですが、2つの世界自然遺産に登りましたが、すごかった!

 断崖絶壁を流れる勇壮な大滝、壮大な渓谷。ユーカリの森の 香る感じ・・・。

 

 

        

    高架式遊歩道や世界一の急勾配ケーブルカー等、自然を楽しむ仕掛けも満載。

 

 

   山の中の炭鉱後で・・。杖を捨て、久しぶりの乗馬だーい。

 

 

 先住民族アボリジニーのダンスを見た後、しばしの昼寝。ああー気持ちいいねー。壮大なブルーマウンテンズだよ。

 

 

 シドニー湾のディナークルーズ。優雅なひと時ですね。

 

 

     

        セントメアリーズ大聖堂。イギリスの暗い厳かさよりも、堂内は華やかな印象でしたね。

 

 

 

   動物園のジャカランダの木と空を見上げて、無上の幸せを感じました。

 

   ハーバーブリッジとオペラ座を背景に、70歳の大台の夫婦。

 

 

   放し飼いにビックリ。

   無料のミニ列車で。

 

 

   歩き疲れたので、ワニの上で背伸びしたよ。このポーズが大好きさ!

 

 

   

          ゴールドコーストの海辺でのランチの後で散策。

 

    

               爽やかなユーカリの森での森林浴。

 

 

   これこそが、沼の木?九州じゃ珍らしいんですが・・。

 

 

 

 ナイトマーケットも生演奏で陽気に。

 

 かの有名な、サーファーズパラダイス。

       ゴールドコースト2日間お泊りで、自由時間もたっぷりで のんびりしたね。

 

 

ホテルの中庭にて。

 この隣のお洒落なアルパカの専門店で、嫁と娘に「マフラー」。孫達には「カンガルー親子とコアラがセットの珍しいぬいぐるみ」。そして「ライトのついたカンガルーのボクサー・ボールペン」、皆で戦ってくれー。免税土産店ではなく、GIと二人で店店を歩き回って見つけた自信の土産。ついでに、絶対満足のジャパン「通りもん」も小包に入れたよ。喜んでくれたかな?

 

 毎日が、あっという間に過ぎた旅でした。ケアンズやメルボルンにも行ってみたいと思わせる南太平洋の魅力的な国でした。

 やっぱり、色に例えると、オーストラリア国の花 黄色のミモザ(ワトル)の華やか黄金色の豊かで明るい国でした。

     GI、ありがとうね! これからも二人で旅しようね。ボケ防止のためにね。

 

 

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読書会 「ともえ」諸田玲子、解説・島内景二

2017年10月19日 | 日記

 500年の時空を超えた芭蕉、木曽義仲、智月尼、巴御前のよつどもえ?の純愛ファンタジー。と1回目は素直に読みました。小説ならではの構成が面白く夢中に・・・。

 でも、芭蕉は一般的に後半に出てくる寿貞尼とが、生涯ただ一つの恋!と言われている。  と思うと、芭蕉にとっては、智とは恋ではなく旅する俳諧師の遊び心だったのでは?と、冷静に思ってしまいましたね。

 会員それぞれの意見がありましたが、巴御前81歳、智月尼85歳の死を思うと、いつの時代も女は長生きねーで、皆一致しました。

 芭蕉は、智月尼を初めて見て「山路きて 何やらゆかし 菫草」と詠んだそうですから、9歳年上の尼でも容姿に惹かれるものが、あったのでしょうね。

 芭蕉が過ごした『幻住庵』は、福岡の仙厓和尚の隠居所として同じ名前のが御供所町にあるそうですが・・・。

    諸田玲子の文章がきれいで、「・・・・枯れ落ちるときを待つ木々の葉が、齢を重ねて思慮深くなった人のように、渋い陰    

                 影を重ねている。薄の穂がひと群れ、さわさわと風にそよいでいた」なんて 上手い!

        出色の歴史時代小説でした!

 

 

      文庫と単行本で、表紙絵が若干違いましたね。どうして?

 

 ミニ薔薇、毎年頑張ってるね。

 

 2年前から時々咲いて、花の命が長くて すごいね!

 文芸春秋社の社長さんが、文庫を図書館で購入・貸出しないでと言われていましたが、ホントだよ。週刊誌も図書館には置かないでね。 本が売れなくなったら、出版界・文化の衰退だよ。分からんのかね。喫茶店もつぶれるよ。いろんなところに波及するよ。 読みたければ買う。大げさだけど 消費することで、国に奉仕し経済を動かすって意識も庶民には必要だよ。(昔は、図書館は中高生が勉強する場だったのが、今では彼等はマックでノート拡げてるね。図書館にいるのは、経済活動と無縁のじーさんばかり。ば~さんは?食事の支度で忙しくて家にいるね)

 

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GIが70歳・古希になりました。

2017年10月11日 | 日記

 朝から、子供達と孫6人からメール・動画やFAXの誕生祝が続々と届きました。

 孫達の言葉は、彼らのすくすくと成長が知れ、GIの顔が笑顔で緩みっぱなしになりましたね。特に、息子と娘の二人の長男は、すっかり大人びた文章ときれいな字で、GI&BA、感心しきり・・。5年生って、もう大人だね。子供の成長って早いよね。

 有り難う みんな! ひっそりとした二人っきりの暮らしに、パッと華やぎを寄せてくれるのは、広域家族だけ!

 GIが、家庭でも社会でも、真面目に誠実に生きてきた70年の証・歴史が、今ここにある幸せ、につながってるんだね。

  BAにとっては、病知らずで家庭菜園に目覚めたGIが、一番好もしいよ!

     妻にとっては、穏やかな夫は一緒に暮らしやすいよね。(結婚した時「面白い人ですね」と姑に話したら「あの子が冗談を言うの?」と驚かれたことを思い出しました)結構愉快な男に私が、育てましたよ。人生は、鼻歌うたって暮らすもんだってね。GIには、私は、いっぱい迷惑もかけたけど、いつも守ってくれて有り難う!

 

                

   花とベルトを頂きました。有難う!   BAからは、特別祝い金を出しました。孫に使ってね。

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天拝山・観月会の夕べ

2017年10月08日 | 日記

 「天拝山・歴史自然公園の観月会」に出かけました。 

 GIの大好きなキャベツたっぷりのお好み焼きを、軽く食べてから・・・。

 やっぱり、駐車場は満員。ぐるぐる回って遠い場所に止めて、路地を歩いてトンネルくぐって・・。あー、懐中電灯がいるね。暗い道端に、所々で キラキラ光る玩具が露天に並べられていて、有難かったけど売れたかな?あんな暗がりでポツンと離れて・・。

 GIは、64歳までは他県での単身赴任。BAは長く一人暮らしでしたので、夜に出歩くことがなく、この観月会を知りませんでした。なんと、菅原道真ゆかりの山の観月会として、エーッ 83年も続いているのだと・・。

 去年初めて出かけ、今年が2回目。小ぶりのリュックに傘杖持ってね。山の麓が会場ですので、杖が役に立ちました。特に、菅原道真ゆかりの神社での雅楽演奏は、階段や坂道ありましたよ。それも初めて歩く暗い場所には、杖、杖。足に自信がなければ、用心が一番!見栄や体裁より、自分を守る工夫の一助としての杖。随分、体が楽ですよ。ロコモより杖!

 お茶席には、茶花が あちらこちらに飾られ、そこで和菓子と御抹茶を頂きました。有り難うございました。

 広場の沢山のテーブル席は、家族連れで満席でしたので、後方の人気のない端っこで、お団子ぜんざいを頂きました。漬物付きで心配りがありました。美味しかったですよ。

 演芸好きのBAですが、子供たちの『あばれ太鼓』だけを見て、帰りました。だって、人が多くて座るところが無いんですもの・・。

 

 

 月は出たり、入ったりで残念でしたが、テント販売の3種串団子を、帰って ゆっくり食べて美味しかったわ。

         これで夕飯は、終わり。ちょっと最近食べ過ぎなので これで良かったね。      

  来年は、夜8時30分からの花火が見たいね。こんな夜遊びが 何歳までできるかな?

 

    

茶香炉で、茶の香り。4姉からの花瓶に、日日草。2姉からの果物入れに、秋の味覚を。庭には、ススキを生けました。 

 

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花の力・池坊展と映画「エタニティ 永遠の花たちへ」

2017年10月05日 | 日記

 池坊と言えば、私の中では未だに、美しい家元夫人スキャンダルですが、そんな過去には揺らぎもせず、華道展は盛況でした。

 立花(木を山、草を水の流れに見立てる花形)

 生花(草木の性状を生かして活ける花形)

 自由花(自由な発想で活け 型はない) この3つのスタイルがあるそうですが、どれも 素晴らしかった!

 次期家元・専好氏の作品は、男性的な力強さも感じられ、さすが、家元になられる女性ですね。 

 池坊は学園化して より見えるピラミッド形のようでしたが、生けられた花材は、素朴な山野草が殆どで、昔の様に高価な菊や蘭などは使われず、花材の庶民化を嬉しく思いました。もしかして秋だから?

 ゴージャスな花器と草花の美! 素敵でしたあ!  1時間では足りない、もっと、眺めて学びたい華道展でした。

 

  茶花会でも池坊でも、この「三時草」は、活けられてました。私も真似てみました。

 

 涼しい秋風を感じながら、銀杏の街を歩いて、映画「エタニティ 永遠の花たちへ」を観に行きました。

 花々に囲まれたフランスの邸宅での3世代の物語。全く、中身のない映画でした。あーあー、こんな映画なら、池坊で もっともっと花を愛でていればよかったなー。時間がもったいなかった。

 

      

 それから、デパートで またもやリュックを買って、中秋の名月を見ながら帰ったら、GIがススキとカラスウリを土手から採って来てくれてました。ありがとう!BAを喜ばせたかったんだね。大急ぎで、下ごしらえしていたコロッケをGIの為に揚げました。

 

  花を育て、人生を楽しむ。秋から冬へは すぐ と知る年齢になりました。

 

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