朱の徒然

変形性股関節症の76歳

ハッピードリームサーカスと えつ料理

2017年06月27日 | 日記

 久留米にサーカスが来た!  と聞いたので、出かけました。あの観音様の真下に、青と白のストライプのお洒落なテントがありました。

 

 

                                     

 こじんまりとした雰囲気の中で、 外国の方々の 素晴らしいパフォーマンスの連続技でした! 感動 感動!

 特に私の注目は、5歳ぐらいの小さな幼児?少年と、10歳ぐらいの少女にでした。

 少年は、若者の足の間で、何回もくるくる廻ったり、高い上でも臆せず足上げ廻り激しい回転の連続。側転なんかもう何十回も・・。BAとしては、もう分かった 分かったと おひねり投げたい気分の一生懸命さ でした。

 また、少年は、ピエロの青年と二人でのオチャラケ・パフォーマンスも。 ピエロに殴られて、風船がしぼんだ風になっての演技も長ーく続きました。でも、これ、日本人には、ちと面白くなかったよ。 小さい人が大きい人を殴る演技だったら 良かったのに・・・。  でも、しっかりと 上手でした。

 そして、最後 サーカスの花形空中ブランコにも、この小さい子が上まで登るのも大変なのに 出場でした!

 すごい すごい 大人と一緒に、バンバン飛んで飛んで、ラストの笑顔も 髪のかきあげも かっこ良かったよ!偉いね!

 

 それから、細身の あきらかに まだ子供の 少女『ナターシャ』。

 ロープを使った空中舞。まるで軟体動物の様な天女の舞い。素晴らしかった!  あまりのしなやかな動きに、股関節大丈夫?と心の中で 心配すらしましたが・・。彼女は、幕間に「発光棒」を売ってましたので、買ってキラキラ振りましたよ。日本語がとても上手なのにもビックリ!

 

 

                        

 ナターシャに相応しい西洋風のお顔も美しく 将来が楽しみな 少女スター でした。

 それから、男女ペアの空中舞は、二人っきりの身体を絡ませるセクシーダンス風でしたので、ナターシャも すぐに こうなるのかなーそれは勿体ないなー と思いましたね。 花の命は短いものね。

  

 サーカスって 幻想ですよね。 ビートのきいた音楽と爆音と響き渡る笛。こんなにうるさいのに、もっともっとうるさく明るく楽しくさせてって言いたくなるテントの中の哀愁。  やっぱ、サーカスは独特で いいねえ。 孫たちも、子供の時から 日常にはないこの雰囲気の 異邦人の世界を 心深く吸い込んで 育ってほしいわ。

 

 サーカスは、成田山の駐車場でしたので、初めてGIと登ることにしました。

 千葉・成田山の分院。久留米・成田山。昭和33年開山。高さ62メートルの救世慈母大観音様は、久留米のシンボル。

 あれっ、思ったより短い階段でした。そして、思ったより小さな観音様でした。お顔も遠目よりも老け顔(?)でした。でも、それは優しい母の顔なんですね。

 お参りしながら、日本中が涙した麻央様を思い出しました。海老蔵様は、成田山新勝寺で数年前に得度をされているという。数年前に一人旅で訪れた広い起伏のある新勝寺には、小泉純一郎元首相の碑もありましたね。 新勝寺所縁の麻央様は、濃密で素敵な人生でしたよ。ご冥福をお祈りしました。

 

 もうひとつの目的は、『えつ料理』を食べること!

 弘法大師(空海)・幼名(真魚)が、筑後川を小舟で渡してくれたお礼にと、筑後川に笹の葉を流したところ、それが「えつ」になり、幻の魚として筑後川下流域の初夏の今だけに食される『えつ料理』!

 カタクチイワシ科の魚だそうですが、小骨がいっぱいあるのだけど、それすらおいしく食べれる 柔らかくて 美味しい魚でした。季節モノって、いいね。

 

 

                   

 ただ、初めての城島町の道の狭さと、車の多さには、ガックリ。帰りは、遠回りでも高速で、スイスイね。

   ありがとう!GI、今日も 愉しい一日だったよ。

 

 

 

                

 前日は「メダカ教室」に参加しました。子供も大人も30人ぐらい・・。中級編なので、経験者ばかり・・。みんな熱心で質問も多くって楽しみました。お土産に白メダカを頂きました。

 誰か同好会作ってよ!きっと、面白いよ。だって、自分のメダカを自慢したい人ばっかりだもの。私も含めてね。メダカ話 大好きさね。

 

        

 今を盛りの『モントブレチア』。繁殖力旺盛で すぐに群落形成の多年草。

 毎年、花が咲いたら根から引っこ抜きます。それでも咲いてくれるので、縁側に飾り、道行く人 見てみて!

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仏映画「ザ・ダンサー」・・・イサドラ・ダンカンも出たね。

2017年06月21日 | 日記

 GIは、いつもの学生時代からの お仲間とゴルフ。

 H氏のドイツ?土産。この花は、去年から咲き続けています。

 

 BAは、夕飯に 茄子の肉詰め の下ごしらえをしてから 映画「ザ・ダンサー」へ。

 このブログ(他人にも見せる日記)を書くようになったお蔭で、映画をかってのように見るだけではなく ブログに載せるために自分の人生をも、自然に振り返るようになりました。  ブログって、一種の遺書のようなものですね。いつか孫たちも読んでくれるかな?との想定で・・・。 映画やブログは、老後人生の時間つぶしでもあるかな?

 

 5人姉妹の末っ子の私は、

 長姉から、音楽を。(カラヤンとジェームス・ディーンが好きなロマンチストでしたね。7歳上)

 次姉から、運動と流行歌を。(我が家随一の、のど自慢の ひまわり娘でしたね。6歳上)

 三姉から、文学を。(芦川いづみ風の文学少女は、詩を書く 弁論好きでしたね。5歳上)

 四姉から、お洒落を。(色白で腰までの長い髪が自慢のクールビューティーでしたね。2歳上)と、こんな個性的な姉たちから様々な影響を受けて育ちました。

 

 さてさて、今回の映画「ザ・ダンサー」。     イサドラ・ダンカンを懐かしく思い出しました。

       

 体操部?ダンス部?の元気な次姉と私は、毎晩柱をバー代わりに 足上げの練習をしていましたね。平行棒の歩き方とか、エビそりとか、屈伸とか競い合って・・・。  で、私は秘かに 高校受験に失敗したら、東京に出て『SKD』に入ろうと思っていました。(今、娘がこれ読んだら笑うよね。ハッハッ。サルサ下手だったの知ってるものね。)

 あの頃は、庶民は『SKD』、裕福な家庭の子女は『宝塚』が憧れだったんですよ。  誰にも言ってない その頃の私の悩みは、ラインダンスの一番端っこのまま、背が伸びないんじゃーないかしらでしたよ。

 今はもう無い『SKD』ですが、倍賞姉妹が有名で、日曜の午後にはTVで放映されていました。『宝塚』もね。どっちも同じくらい人気がありましたよ。

 だから一度でもダンサーを志したことがある人は、イサドラ・ダンカンに憧れるのですよ! 創作モダンダンス。自由な舞いにね。

 

  モダンダンスの祖・ロイ・フラーって、知りませんでした。映画「ザ・ダンサー」は、ロイの伝記物語。 

 「サロメ」好きのパリ・オペラ座を目指す、アメリカからやってきた腕っぷしの強い企画力のある25歳の女優ロイ。

 時は19世紀末のベル・エポック時代。(帚木蓬生の『薔薇窓』の時代。時代の雰囲気の描き方が『薔薇窓』良かったね)

 ジャポニズム。画面には、川上音二郎らしき人物と貞奴もチラッと出てきて、新しい とロイは評価していたけど、三味線と舞妓の大道芸って軽く扱われていたね。 

 照明をドレスの中に入れて腕を振り回して、七色の光を踊るロイ。まあ、ジュディ・オングのあの舞を大きく長く光でと思ったら・・。ロイこそ、良い意味での大道芸でしょ?  バレェが高級で 創作ダンスは、低級?の時代だったの?

 

 誰も言わないけど、ロイを見出し、理解し、励まし、成功させたのは、パリで出会った あの女性マネージャーでは?

 やっぱり 彼女との友情を もっと描くべきでしたね!  伯爵?んー、自殺したね。んーん。理解不能。

 

 イサドラ・ダンカン? 裏切り者のように描かれていましたが、イサドラは、自分の肉体を使っての裸足の創作舞踊。ロイは器具 装置を使っての舞台表現。 根本が違いますもの ね。ロイがイサドラより15歳年上。出会った時の若さ、肉体が違うし、感性もね。  でも、どちらも独創的なアールヌーボー(新芸術)でしょ?

 

 私が映画を見ていて思ったのは、

 元バレェダンサーの先生とその相棒さんの10周年を迎えられた股関節患者のための体操教室のこと。 

 映画の画面に さりげなく重要ポイントごとに出てくる女マネージャーと、あの相棒さんが被りましたよ。

 先生に寄り添い、支えてこられた お優しい笑顔の相棒!   これからも、デリケートな先生を支えてあげて下さいね!

 

     絵画は色彩、音楽は音、ダンスは動き、詩は黙想。これを、4芸術というそうな・・。

  かっての我が家には、芸術が溢れていたんだね。こんな生意気・妹の面倒を見てくれて ありがとう。4姉ちゃん!  これからも 遊んでね!

  

阿蘇白水名蘭、冬から まだ頑張ってるよ!      もう夏が来るよ。アガパンサスが咲きだしたものね。

      

            紫陽花とは これで さようなら。

 

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夜の博多の 蛍狩り

2017年06月17日 | 日記

 「久しぶりに、夜の博多に繰り出そう!」と、昼は自宅お好み焼きで、つましく食べてから電車で出かけました。

 GIは、車で行きたそうですが、やはり昨今の老人車・事態を考えると、他人事じゃありませんものね。夜は、特に・・。

 デパートで、二人とも夏用の服を買って、街まで出てきて良かったと ひとまず納得かな?

 日暮れはまだかいな? なかなか暮れないね、もう これ以上欲しいものも見つからないし・・・、ケチGIが、私が画廊で気に入った絵も、冗談だろうと即却下。(少しの投資心もないのかな?)

 ちょっと早いけど、JR博多9階「くうてん」の仙台・牛タンの店「利久」へ。(大震災の後、復興支援の気持ちで、初めて仙台へ。駅ビル内での初めての牛タンが美味しかったので時々懐かしく思い出して食べます)  結構「くうてん」は、賑やかでしたね。

 食べ終わっても まだ暮れない。で、次はJR博多駅の屋上11階「つばめの杜ひろば」のその上へ。ここの美しい沈む夕日を眺める人が かなり多かったですね。高校生も多かったね。

                

 隣にやってきた マッチョなPAPAと、美しいMAMAに抱かれた生後9か月の双子の赤ちゃんを抱かせてもらいました!!  私は、無類の赤ちゃん好き! (股関節の病さえなければ、ベビーシッターになりたかったわ)

 (特に、おんぶが大好き!6人の孫・全員を、おんぶ出来て良かった!   神様が時期を待ってて くれたのね。)

 夕日は美しくのびやかで 空は、まだ明るい。  で、お腹は空いてないけど、アミュプラザの「アフタヌーン・ティー」で、ケーキセットを。

 長ーく ゆっくり周りの買い物客を眺めて、いよいよ夜になった屋上へ戻りました。

 

 人でいっぱいの暗い ビオトープ・蛍小屋の前で、GI&BAへ 手を差し出す赤ちゃんが!  あの抱かせてもらった赤ちゃんじゃないですか。 覚えていてくれたんだあ。

 わあ、また会ったね!  愛らしい赤ちゃんをまた抱けた嬉しさのほうが、蛍に 勝っちゃいました。

  

           元気で大きくなあれ!

 

    GIは、マレーシアの蛍しか記憶にないそうで、見れて良かったね。

 私も、一人旅のマレーシア・ツアーでは、船で行くクアラセランゴールのジャングル蛍狩りは、必ず組み込まれていましたので、もう幾度も小さな群れ蛍(クリスマス・イルミネーションのよう)は眺めてきましたが、小さな小川に一匹でスーッ スーッと灯す日本の蛍は風情があって、何十年ぶりかで見ました。

 楽しんで家に帰ったのは、11時近く、万歩計は、18000歩。 かってのような足の違和感は、ありませんでした。ホッ。

 

            

        父の日のプレゼントが、子供達から届きました。「うなぎ」と「ゴルフ」。

        そして、カードの嬉しいメッセージも ありがとう!10人、みんな大好きよ! 

 

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映画「20センチュリー・ウーマン」と、日本のロック「Dish//」見参!

2017年06月11日 | 日記

 

       

 監督の自伝的な物語。キャリアウーマンでヘビースモーカーのシングルマザー(55歳)と息子(15歳)のひと夏の経験。

 時は、1979年の南カリフォルニアのサンタバーバラ。(私が、32歳の時でしたね。)やっぱ、理解には年代って重要よね。

 間借り人のヒッピー上がりの中年修理工。いたいた、日本にも・・。受け身のフリーセックス論者ね。それから、パンク音楽大好きな赤毛のカメラ女子(24歳)。そして、セラピー受けてる複雑な家庭環境の性に目覚めた女の子(17歳)。ほぼ、この5人だけの 少年を中心とした夏の暮らしと、自己主張する3人の女性たちの生き様が自然体で描かれている。  フェミニズム、ああー、この時代 そうだったよね。 現在を暗示するように、人類は核兵器ではなく地球温暖化で滅びるって言ってたけど・・。

 母親役のアネット・ベニングは適役でしたが、肝心の少年が・・・。ガッカリ。

 (15歳って、子供から大人への一番美しく成長する時期でしょう?たとへば、数年前のスケートの羽生結弦選手。健気で素敵だった。 それと、昔から少年・青い果実の集大成としてのジャニーズ諸君)。

 話は戻って、映画の少年ですが、何だか小柄で小学生みたいだった。 思春期の伸び盛りの少年の やっぱ、特有の青い魅力がないとね・・・。

(もうひとつ、余談ですが、トランプ大統領の息子・バロン君11歳は身長175㎝ですって・・。あんな少年でお願いしますよ)

 日常に音楽があり「母さんと踊って」と踊るとき、かっての私を 思い出しました。ただし、私が踊りを誘っていたのは、小学生時の子供たちにですが・・。   母親は、1999年に肺がんで亡くなったとか・・。それで、「20センチュリー・ウーマン」でしょうか?

    一人息子の成長を、心配しつつ温かく見守り続けた母親への鎮魂としての 優しい映画でした。

 

 翌日に、観覧無料ミニライブ「DISH// 」が、商業施設であるとのことで、出かけました。

           

 2時から4時まで立ちっぱなし。楽しかったあ! もうめちゃ、足が疲れました。

 「DISH//」なんて、初めて聞くバンド名。だけど会場は、沢山の高校、大学生、社会人。若い女の子だらけ。すごいことになってました。

 私の楽しかった一番は、隣にいた女子大生たちの優しさ! 青春の輝きっぷり!が身近で見れたこと。

 愛らしい女子大生たちに「DISH//って有名なの?」と聞いたBAに 嫌がりもせず、自分たちの「DISH//」歴を中学からと、優しく温かく興奮して 沢山話してくれて、その雰囲気が嬉しくって・・。  全国区というこのロックバンドに、女の子たちが騒ぎまくっている様子に 前日見たばかりの映画「20センチュリー・ウーマン」を重ね合わせました。

 今の時代は、触れ合わなきゃダメらしく、彼らが歌ったのは、たった1曲のみ。

 後は、CD買った人への個別握手と手形・特典会。少しのおしゃべり付きでね。

 5人別々のブースなので、『人気くっきり・個人レースだあ』。列に誰も並ばなくなると、即 撤収の残酷さ!  

 結局、ごひいき筋らしい人がたくさんCD買って何回も並んでくれた人の勝ち。一人で30回ぐらい並んだ人もいたようなので、5万円ぐらいか・・ねー。と、2階から俯瞰してみる面白さ! 芝居以上の愉快さと臨場感!

 隣の女子大生も 幾度も走り下りては、並んで興奮して戻るを繰り返す。その若い汗ばみの愛らしい事!  もうもう、女の子の弾けっぷりに 大好きよ!

     楽しかったわ。映画以上の興味津々、少女達との触れ合い でした。  

 また、旅から旅の「DISH/ /」を見て、1966年の旅する「モンキーズ」を思い出しました。19歳の私も、茶の間で夢中でTVにかじりついていましたね。  時代は移り、アイドルとの接点も変わるけど、音楽が好きっていいね。永遠だよ。

      青春の日の音楽には、老いても いつまでも心励まされるものね!   

 

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読書会「BUNGO」文豪短編傑作選・・・11名の文豪の作品集(角川文庫)

2017年06月10日 | 日記

 「乳房」の三浦哲郎以外は、文豪たちは没後50年以上経てるので著作権は消失している。だから、若者たちはネットで無料で読んでるのかな? 「BUNGO]は平成24年度の発刊で、この前後に12作品の全てが、映画やTVドラマとして、若手の俳優たちでオムニバス放映されている。今は、これらがDVDにもなっているらしい。

 我が読書会での一番人気は、梶井基次郎の「檸檬」(レモン)でした。

 感性が瑞々しくって31歳の早死にが惜しいとの声と、『丸善こっぱみじん』と書かれると、テロリスト風で怖いとの声も・・。  人、それぞれで、これが 正解のない読書会 の良さですね。

 また、森鴎外「高瀬舟」は、安楽死と知足安分の話で現代にも通じますね。私は、何故か 京都の薄暗い あの小さな川を思い浮かべましたが・・。高校の国語の時間にでも習ったのでしょうか?

 

 ランチは、初めての「天神・コア」で和食を食べ、二次会は、「天神・パルコ」でケーキセット。と、若者の街の若者向けのビルで過ごしました。 若い女性は、肩見せ、ホットパンツもありだったけど、朝はまだ17度だよ。若くって元気って いいね!

 

    

日蔭は、紫陽花も安心咲きね。         台所に来たメダカたち。眠りから覚めた?夏が来るよ。

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