まだ降っている雪。
雪を見て、朝から張り切っているGI。 まるで少年だあ。
雪だるまの手直ししたり、雪うさぎをかっこよく作ったり、通り道をシャベルでならしたり、積雪20センチの駐車場の雪おろしをしたり、遂には、朝から近所一周・見回りとの張り切りBOYぶり。
私も一緒にと云いたかったけど、やっぱり転倒が恐くって・・。でもそのはしゃぐ心が嬉しくって、GIの大好きなぜんざいを作ることにしました。(これは もはや母心ですね)
昼からコトコト・・煮込んでも、まだ粒が固い。鍋をかき混ぜながら、フッと思い出しました。
ボーナスの前夜には、父が「明日待たるるー♪ 宝船ー♪ 」と歌っていたことを・・。酔った父も可愛い人でした。 GIにも明日まで待ってもらうことにしました。一晩寝かせたら、きっと甘く柔らかくなっているでしょうね。
経団連の会長と連合の会長が、もう春闘についてコメントしていました。連合会長(東大卒)は、まるでフアッション誌のモデルの様におしゃれなYシャツに背広姿。時代が大きく変わっていることを感じました。今や正規労働者は6割。4割が非正規だという。この間まで非正規の問題も組合の問題と言っていたけど、もうその熱もないようで・・。
かっての時代は、石炭労働者の天下で、太田ラッパといやあ労働運動のスターだったのに・・。といっても、これも父の時代の話であって 私は全く関係なしで シュン。
ただ、時代が大きく変わったとはいえ、労働者ってものは、ナッパ服に一番のプライドを持って、労使の区別をはっきりとつけて闘ってほしいものだ!と、これも、もはや通り過ぎた過去への一種の憧れでしょうか? 形を変えると、今の下町ロケットの流行でしょうか? かっては時代を投資家ではなく、経営者でもなく、数の労働者が動かしていたことを教えてあげたい。誰に?もう誰も興味もない 私のノスタルジア。 20年前に亡くなった父さーん!語りたいね。
労働や月給やボーナスとまったく関係なくなった今、 もっとガンガン働きたかったわ!と思うのはBAだけで、GIは良く働いた人生だったなあ と思っているのかな?
凛として大好きなメタセコイア。 縁台の雪うさぎは、じーっと部屋を見ていましたね。