朱の徒然

変形性股関節症の76歳

「ウエストサイド物語」  劇団四季      キャナルシティ劇場にて

2016年12月29日 | 日記

 満席の、久しぶりの劇団四季。

 「ウエストサイドストーリー」は、ミュージカルの王道ですので、安心してGIと見ました。

 ニューヨークのウエストサイドが舞台の、1950年代の移民と低所得者の街の悲劇的な恋物語。

 1961年。日本人は、この映画で ミュージカルを知ったのですよ!そりゃあもう大騒ぎ!の画期的なブームでした。

 田舎の進学高生の私は、ロミオとジュリエットの現代版とは認識していましたが、身近に不良と呼ばれる方もいないので、映画の中の貧しさや差別を考えることもなく、単純に楽しんで のどかでした。一番の影響は『指パッチン』で、風呂の湯船に浸かりながら、鳴らしては夢想し続けました。

 繰り返し親指と中指をこすっての音出しを練習し、暇さえあれば『マリア』『トウナイト』を大声で がなり歌い、『クール』を黒ズボンと赤シャツのジョージ・チャキリスになり切って、クロス歩きをしながら、歌い、指パッチンしたものですよ。 今回、四季で それのそっくり再現ですので 楽しかったわ。 それにしても、ホント 呆れるほど 深く物事を考えない10代の気楽な私でしたね。自称他称・パッパラパーでした。なんて、可愛いんでしょ!エッヘ。

 ジーンズ(ジーパンと言ってましたね)も、この映画からの流行でしたが(ジェームスディーン?ちと年代が違う)母は不良になるからと買ってくれませんでしたね。だからでしょうか?今でも青いジーンズは、履きませんね。そろそろ、ジーンズ履いた不良になろうかね。

(池井戸潤作の小説「七つの会議」の中でも、「『ウエストサイドストーリー』知っているでしょう?」と、何気なく書かれていますよ。今でも それ位のすごいミュージカルなんだってば・・) 皆、一度は観て、指パッチンしなきゃね!

 

 

 今日の予定は、まず今年最後の墓参り。 お墓に正月花を供えて お寺様に「上」と書いたお布施をお包みして、ご挨拶。

 それから、静岡から出店の「のへそ」でランチ。安くて新鮮で美味い。掘り炬燵ってのも 足楽で いいね

 

          今日のネックレスは、ハウステンボスで買いました。

                               指輪は、12月の誕生石「ラピスラズリ」

 それから、まだ時間があるのでキャナルシティーの中のホテル「グランドハイアット」の1階でお茶。クリームチーズケーキの、ふんわりなめらか味。お店の方の応対も含めて超一流! 

 で、思いがけなく、橋本環奈率いるグループの歌とダンス『ヴァンパイア』を、温かい室内から 後ろアングルで 見ました!    急に冬空で寒くなった この日、頑張れ 薄着で 夢に向かってる女の子達って感じかね。

 

 そして、2時から「ウエストサイドストーリー」の公演を観終わって 隣にある「無印+」をのぞいていたら、リズム感のある 元気な歌声が聞こえてきました。 中庭を見ると 運河では もう噴水も 夜の部だよって、青く 激しく美しく・・・。

 誰?誰?「JUON」さん。(鎌田樹音 1985年3月8日生まれ)の、フリー・ライブだ!

 素敵素敵! ドリカムの吉田美和さんの旦那様で、この間64歳で亡くなったリリイさんのご子息ですって・・・。

    歌も態度もフリーライブらしい 明るい声と伸びやかさで 楽しませてもらいましたよ。エンターティナーでした!

              

  久しぶりの、年末キャナルは、噴水と映像と音楽が、素晴らしくって 毎年 来たいと思わせる年の瀬でした。

 

 

 

 

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69歳になりました!

2016年12月27日 | 日記

 今年も、お嫁様と娘から 花束が贈られてきました。  ありがとう!

 花を見て、10人の(広域家族)を想う ひとときが 私の一番の幸福の時です!

 孫達のメッセージも嬉しくって、6人それぞれが成長していて 将来が 楽しみ!

 孫達から、「いつも元気いっぱいで 面白いBABAが大好き」と言ってもらえることに勝る幸せはありません。

 また、「ハワイに一緒に行こうね。連れて行ってくれたら20年後には、もれなくハワイに行けるサービスあり」とのメッセージにGIと大笑い!  アリガト、アリガト。90歳で行けるかな?

 

              

 

 

 クリスマスには、GIと『シャンペンとドイツのシュトレン』で乾杯!

 そして、翌日は(マイ・行きつけスパ?)で、GIとランチ。オーダー・バイキングは、もう結構。食べれないね。ピザは、持ち帰りました。

 食後GIは、自宅へ。私は、今年の垢を落とすべく、(韓国エステ)をお願いしました。

 ミドリーサンが聞きました。「オネーサン いくつ?」「70歳よ」「あっそー、見えないね。しわがないね。肌もきれいね。60歳より若いと思ってたよ」と、まな板の上のコイ?状態の 丸裸の私に口サービスを・・・。

 3年前までの私なら、ウッフンと喜ぶところですが、右の太ももに8センチの傷ある身。あれ、いつの間にか この傷も小さくなっているね。でも もう体も 心の若さも 誇示する必要のない黄昏た対岸の岸辺にたどり着いたことを自覚する 老いた69歳です。

 時折 鏡に映った顔の、一重瞼の目のたるみ具合に、(あら、母さん)と言いたくなるほどの ちりめんしわが母似で 年取った老け顔の私 大好き!  このままGIと二人で 緩やかに老いれば・・・。それで満足です。

 

 祖父がドイツ移民で、娘婿がユダヤ系というトランプ次期大統領。1月からは そんな新生アメリカ次第の日本。

 アメリカでは、人種、宗教などに配慮して、今では「メリークリスマス」ではなく「ハッピー ホリデーズ」と挨拶するんですってね。 ぶっはー、同一民族・仏教国日本では、当たり前のようにキリスト生誕祝っているね。多民族のデリケートな宗教観を考慮するアメリカの美徳を学ばなきゃーね。  知っているようで知らない同盟国アメリカ。来年もハリウッド映画見よう!

 環境が変わることを嫌うシャコバサボテンが、ようやく開花。

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光の王国 ハウステンボス

2016年12月20日 | 日記

 近頃は、GIも私も 物忘れが多くなり 老いを自覚することが多くなりました。

 そこで、心に 新たな刺激を! 

 オランダ語で、「森の家」という意味らしい『ハウステンボス』へ。

 久しぶりでしたが、『ハウステンボス』は 進化していて 素晴らしかった!  もうもう 大満足の胸いっぱいの キラキラ気分の一日でした!

 着いてすぐ、「アムステルダムホテル」で、美味しいバイキング料理を堪能。

 

                  美しい建物で過ごすって、幸せね。

  

 満腹の後は、歩いて20分。 まず、大人のための「パレス ハウステンボス」へ。

         

 『200品種の大胡蝶蘭展』。大作からアレンジメントまで、度肝を抜く工夫が凝らされていて 大いに見る価値がありました。

    金の胡蝶蘭までありましたよ。

 

 次が、『レオナルドダヴィンチ ヴァーチャルミュージアム展』。ヨーロッパ・ルネッサンスの天才の偉業をつぶさにみるには、時間が足りませんでした。それほど、沢山展示されていましたよ。

         ユダもびっくり!GI&BAも登場。最後の晩餐だよ。

 でも、一番の目的は、3年前にできた『ハウステンボス歌劇団』を観ることでしたので急ぎました。残念ながら「ミューズホール」は、ものすごい行列で 空しく断念。 まさか、ここまで歌劇団が、大人気で盛り上がっているとは・・。

 

 でも、大丈夫。子供、若者、大人、そして老人にも楽しめるゾーンが まだまだ いっぱい!

 若者達のバンジージャンプを眺めながら、やっぱりGIとの会話では「孫達にもやらせたいねー!春には、6人連れてこようかー。ものすごい出費になるでしょうね」と、バラの咲く美しい広場での会話は やっぱり 楽しい孫話。

 

  冬なのに秋日和の 空でした。

 また、『アムステルダム広場』での仮面舞踏会は、GIは1杯700円のコーヒーと1個500円のプレッツェルで、のんびりと店の中からダンスを見、私はもちろん 広場に躍り出て舞台の仮面貴婦人や紳士に合わせて踊りましたよ。 舞台のダンサーに合わせて踊る皆さんは、お上手で今風の難しいダンスにも年季が入っていました。恐らく、踊られてる年齢層も高かったので、近隣で年間パスポートをお持ちの方々でしょうね。  いいね、いいね。チェアダンスの方々も多かったですね。老人でも(80歳ぐらい)仮面つけて常連だね。欲しいなー 市民パスポート。地域に密着している遊園地っていいですね!

 

 段々、夕暮れが近づくと、東京ドーム332個分の広さの巨大なハウステンボスは、徐々に光の波になってきました。急いで、大観覧車の列に並んで、目いっぱいのイルミネーションを、天空から見下ろしました。うっとりと 素敵だった!

 

 それから、カウントダウンで、66メートルの圧倒的な流れの 「光の滝」がパーッと広がる! 感動感動!

 

 そこへ ショー形式の、うなりをあげて火を吐く高さ6.5メートル、全長13メートルの「光のドラゴン・ロボット」が!  スッゴ!

 街全体が 素晴らしい、華やかなファンタジーの雰囲気のまま、光と噴水の運河に進むと、きらびやかなパレード。そして、ハウステンボス歌劇団の方々の水上での ダンスショウー。  いいね、いいね。

 

       

 

  世界最大 1,300万球のイルミネーションの輝きは、最高でした! 

       ああー、もう帰らなきゃー 時間です。   楽しかったね。また来ようね。

        10時間もいたのに、まだまだ 観てないところがたくさんだものね。

 

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読書会 「遠い接近」松本清張  赤紙って どうやって選ばれたの?

2016年12月16日 | 日記

 1972年に週刊誌に連載され大反響を呼び、TVドラマ化もされたという 軍隊・赤紙召集 復讐推理小説。

 現在の私たちが読むと「時代が そうだったのに、反動回されたって、個人に復讐するなんて、理解できない」でした。

 

 折も折、プーチン・ロシア大統領来日。互いの国益をかけてのオバマ大統領の反対を押し切っての13回目の会談。

 クリミア半島占拠で、ロシアには、欧米と一緒に経済制裁を課してるはずなのに、日本が勝手に経済支援しては、同盟国への裏切り行為じゃないの?等々  もう、戦争の足音が聞こえる気がするという方もありました。  遠い接近かしら・・。

 

 西日本新聞が、政治内政アラカルト『再現日録 75年前のきょう 真珠湾への33日間』として、33日間 毎日 何故 戦争になったのかを12月8日の真珠湾攻撃日まで連載していました。

 毎朝ドキドキしながら、紙面を追っていました。迫真のドキュメントでした。戦争に向かわないために、毎年 この同じものを特集してほしいと思います。価値があります。 自国第一主義の愚かさ・・。戦いを起こす人間の無能力 無責任さ・・。

 真珠湾奇襲で亡くなった米国兵2400人、日本兵64人の御霊のために、安倍首相がオバマ大統領と会われるそうですが、もうこの 一つだけで、安倍首相は、立派な宰相です!  無理して同盟国を裏切らないで とお願いしたいですね。

 

    年末に慌ただしく『IR(通称カジノ)法案 可決』。 読書会の中で、私一人が賛成でした。カジノに足を踏み入れた事

   があるのも私一人でした。だからでしょうか?カジノって、日本人にとっては縁遠いもの?

    カジノ反対理由が、勤労を怠り、犯罪を誘発する。ならば、世界一のカジノ大国・日本!を、世界中に恥さらししましょう

   よ。 賭博場がないって、国民全体で自分に嘘ついているの?

    町にも田舎にも、どこにでも 即時・現金化の遊技のパチンコ屋があり、公営ギャンブルで競馬,競艇、競輪がある日本。     海外の方、これ知ったら、わざわざ遠くの海辺に行かなくっても、ほらほら すぐ隣にありますよっとお連れして外貨獲得を。

    多分、帚木蓬生先生のご専門。ギャンブル依存症の治し方といったことが、もっと公になって予算がついて 今よりいいのでは?

 

 色んな心のザワザワが、読書会にもあるんですね。会員歴15年の おしゃれリーダーが、辞めたい!って・・。

  15年もの間 月に1度会って、おしゃべりすることで、全てを理解してくれてるって甘えすぎたのかな?さみしいわ。

       冬を休んで、春に またおいで と 別れてきましたが・・。

 

      ホテル日航福岡の「レ・セレブリテ」で、特別ランチを・・。

               室内は、フランス貴族の別荘をイメージ との非日常的な空間でした。

 

 

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姉妹で 季節の カキを食べたね!

2016年12月01日 | 日記

 2姉の、「美味しいカキの店があるよ」のお誘いに 久しぶりで、2姉ご夫妻、4姉と5女の我ら夫婦。総勢5名でのドライブ旅行となりました。

 運転は、GI。助手席は2義兄。我ら3姉妹は後ろのシートで、一人が話し出すと、それに上乗せしてしゃべる、それをまた遮って3番目がしゃべるの繰り返しで、だあれも人の話なんか聞いちゃいない。だからと言って、大事な話は何もないので、ただただ、3人とも自分がおしゃべりがしたいだけ・・。75歳、71歳、68歳のドしゃべり姉妹。大声で ぎゃーぎゃーしゃべって、笑う・・。楽しくって面白くって、悪意も遠慮もなく わがままも すべてが許される姉妹ならではの集い・・。いいねえ、姉妹って・・。

 男衆が、何してたかって?知らんがさ・・。 多分、家庭菜園のレクチャーでしょう? 無口な男衆二人も楽しくやってたよ。

 で、着いたところは、長崎県諫早市小長井町? の海鮮炭焼処・釜飯処『牟田食堂』でした。

 2義兄の口癖は、「僕の奥さんは、料理が上手よ」を、50年も聞かされてきましたので、彼らの舌を信頼しています。

 やっぱり、美味い。カキフライ、カキ釜飯、カニ釜飯、鶏肉のフライ、そして、カニの味噌汁。味付けも素晴らしく、お値段は安い。 隣では、若者たちがカキを焼いてましたが、私たち3姉妹は、「この年で、あんなことはしたくないよね。軍手でカキ開けて、服が汚れるじゃんね」で、またまた意見は一致。笑うでしょ? なにせ、育ちが一緒ですから・・。 男衆は? 生ガキ食べたいか 聞いてないね。 強気の自己主張姉妹の意見が通るのよ!  ホント、またカキのない季節の定食も食べたくなる美味しさと、姉妹ならではの思いっきり大笑いの楽しい旅でした。

 2義兄、2姉、4姉 たくさんのお土産と 楽しい思い出を 有難う御座いました!

 GI「ちょっと遠かったね もう佐賀の鹿島じゃないの?」のドライブ お疲れさまでした! これからは、GIが頼りの姉妹ドライブだよ。だって69歳 一番の若手だもの・・。  帰りは、浜省と久しぶりでチェツカーズ聞いたね。

  

               

 青木有一の「聖水」(文春文庫)の中の「泥海の兄弟」は、この小長井付近が舞台じゃないかしら?と思いながら、海を眺めました。 昔の、漁師から土木に転業した男たちの殺伐とした雰囲気とかを感じることもなく、今は すっかり落ち着いた海岸の風景でした。

     誰もいないコスモス祭りが終わった広場で、残りコスモスを摘みました。

  こうして一緒に童心に帰れる姉妹で いつまでも楽しい時が もてることを願います。

             

 

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