2年前に手術した病院での、年に2回開かれる患者会に参加しました。多分、4回目の参加かしら?
私が、この会に参加する気持ちは、手術していただいた〇〇先生への感謝の気持ちと患者の方々の現在の病後の経過と悩み相談を知る 集い と思っています。
毎回の〇〇先生の人工股関節の講話、若い運動指導士の方のワンポイント体操。
すっごく、参考になります。全員が同じ股関節症の方々という 同病の安心感は、患者会ならではでしょうね。 毎回 会を開いてくださる お世話の方々にも ありがとうです。
さて、帰りは三味線のお師匠さまとご一緒になりました。この方は、2年半前の両足の手術で、もう正座は出来ないし、しないと何度もおっしゃってました。主婦と違って、病が職業と関連した方は、お辛いだろうと思いました。
(きららの先生の夢にも出てくる悔しさ。でも、先生の教室が全国の股関節患者を励ましてますよ。先生のバレリーナという輝く過去があればこその今ですよ!頑張ってくださいね!)
私の最近は、よく普通に正座します。でも、黙ってました。
講話の中で、先生が症状も様々、年齢によっても様々とおっしゃってましたが、大勢の患者を診てきた先生には、患者ひとくくりでは話せないと思われることの様々な症状の連続なんだろうなあーと思いました。
お師匠様が「昨日、春風亭小朝の独演会に行ったのよ」で始まった芸能話は、面白くって、たくさん笑いましたね。 特に、『乙武洋匡』氏の不倫5股疑惑!に・・。4月には、子供の教育という講演会で来られるそうですが、Xモンスターだったとはねー。盛り上がりました。
共通の病の仲間として出会い、罪のない芸能話に花が咲いて、 楽しい 股関節患者の会でした。
「患者力」ってなんだろうと考えたとき、一番は、医師への信頼ではないでしょうか?
医者も人間です。患者会で、話の合う方と出会ったように、医者とも出会いではないでしょうか? 結局、医療情報を集めて、病院、医師を決めるのは自分!自分が納得したら、全ての責任は自分が持つ。そのために努力する。実は私は、手術する病院を決める前に、5,6か所の病院を外観とロビー回りだけですが、観に行きました。
やっぱり、ここ、ここと決定したのは私。他の誰でもない、選んだのは私という自覚が手術には必要ですね。 ああー 〇〇先生で良かったあ!との 納得心と信頼。
まあ、気分は韓流スターを追いかけている人と同じ ファン心理。
きゃーっ 〇〇先生だあー で 自分を楽しませるんですよ。
そして、なんとこの日の会に、私のリハビリ担当だった 可愛くってイケメンの理学療法士の先生が! あっ 先生だあ! 二人目の私のスター登場ですっ。
私の記憶は、一気に2年前の春の日々の有難さに戻りました。(我がままな私は、道路の見える場所や桜を見ながらリハビリしたいと言ってましたね) まあ彼にとっては、所詮数多く通り過ぎた患者の一人。 感謝の挨拶をして、私よりファンらしき、他の患者に譲りましたよ。
後で考えたら もっと「先生のリハビリのおかげで、こんなに元気になりました」と言えば良かったかなー。 先生は「元の様に歩けるようになりますよ」と言って下さってましたものね。 まあ、久々の若者との 胸 ドキッ!でした。
こんな風に、好もしい先生達に出会えるのも、ひとつの患者力ではないかしら?
それは、自分の生き方から引き出されるもので、今までの過去に嫌な奴、嫌いなタイプがいればこその 信頼がおけると判断できる 出会いではないでしょうか?
病を克服するために必要な患者力とは、選択力。やっぱり、勘でしょうか?不信と信頼は、自分のこれまでの生き方で決まる。医療には限界があると冷静に判断する力もいる。
それと、運も関係するのかな?だって、〇〇先生とも、イケメン・リハビリの先生とも出会いは 運だよね! ホント運がよくって 良かった と しみじみ感じた 患者会でした。
花も雑草も一緒に盛りの美しさの春。 バラは別名「長春」ですって。カエルブリキっこもよろしく。