朱の徒然

変形性股関節症の76歳

映画「グレイテスト・ショーマン」

2018年02月26日 | 日記

 映画「グレイテスト(地上最大)・ショーマン」105分。

                        

 ナヌー あの最大愚作ミュージカル「ラ・ラ・ランド」の人たちが作ったの?と期待してませんでしたが・・・。

 良い映画でした!ミュージカルとしても良いミュージカルでした。歌も踊りもスムーズで・・。

 19世紀の半ば、今よりも もっと差別と偏見に満ちたアメリカで、異端の人たちがショーをすることで、ビジネスとして成功させた実在の人物が主人公の物語でした。話の展開も納得のいくものでしたし、自分を振り返りも出来ました。

  誰でもが持つ自己承認欲求や自己肯定・・・自分の存在価値・・・「私は私」の深い話でした。

 どんなに成功しても、際物師としてしか扱ってくれない社会。愛らしい娘たちのために、ヨーロッパのオペラ歌手の全国公演をすることで、遂に興行師として上流社会に認められ大成功!   それは偏に愛する妻と娘たちの為なのよ! 大切なのは、家族愛!

 主演のヒュー・ジャックマン。熱演で良かった。

 でも、ごめーん、観客もいっぱい、暗い映画館が明るくなるまで席を立つ人は誰もいなかった。音楽も良かった。  でもねー、何故か弾むような明るい気分で席を立つことは出来なかったの。ごめんなさい。

 

 やっぱ、心の中に今もあるのは、「ドリームガールズ」なのよ。

 1962年のアメリカ。音楽業界で成り上がってゆく人たちの話。もう、これを超える作品は生まれないのでしょうか?

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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