朱の徒然

変形性股関節症の76歳

術後5カ月・毎日がイベントの夏の始まり

2014年08月18日 | 日記
  
 夏休みは、毎年3週間 娘一家が里帰りします。
皆で長い夏の日々を楽しみます。

 昨年は北九州「マリンテラス芦屋」・長崎県の「孔雀荘」に泊って近くの海とプールで泳ぎました。
 一昨年は「源じいの森」へ泊って川遊びで楽しみました。楽しかったけれど、我が家からはどこも遠かった。遠すぎて 疲れました。

 その点今年は自信満々の 近くの川があります。意識していなかった深い深い森もあります。
術後リハビリで視点を変えた御蔭で見つけた川です。
果たして、腕白3兄弟に手術したこの足で、ついていけるだろうか?まだ不安でした。
でも、もう待ったなしの 夏は始まりました。

 出かけた四ヶ所の河川プールのうちの NO1は、みやき町の 「山田水辺公園」 
すばらしかった!
 駐車場が近く 整備されたシャワーに更衣室 WCもあり 幼児用のプールあり 小学生に丁度良い安全で澄んだ川あり それに立派な屋根つきテーブル・椅子付きの広場まで これが全て 無料。    ありがとう みやき町!

 虫好きの小学2年生の孫と、少しだけ鷹取山を目指して登ってもみました。勿論杖をつきながら・・・。山からは沢水が流れていて 可愛い赤いカニが・・。孫の笑顔が一番の喜びです。

 遠出は「別府湾ロイヤルホテル」へ。
なんと宿泊客にもプール使用料として大人500円子供250円を徴収の渋さですからね。
近くの河川プールの有難さをつくづくと思いました。
でも、見下ろした別府湾の向こうに、同時に二つの虹を見たのは思い出になりました。

 翌日は「龍門の滝」へ。
孫ちゃん達の滝すべりは度胸があってスゴイ! ここでも、安全にとヘルメットが無料貸し出しなのは有難たかったですね。

 術後初の 恐らく何万歩もの歩き。大丈夫でした。

 この1カ月 よく動きました。大きな痛みもなく 可愛い盛りの孫たちと毎日大笑いしながら楽しく乗り越えました。

 ところが、無事彼らを送り出した翌日、1時間 杖なしで商業施設の服売り場を歩いたところ 痛みが・・・・。考えてみると、杖なし歩行1時間は、初めてでした。
今までも杖をついていても、たくさん歩くと あれっつと左足のくるぶしと甲が腫れ、湿布して翌朝治まるの繰り返しではありました。でも こんな苦痛は初めて。
 
 商業施設にはカートが杖代わりに置いてあるし それに孫達との朝昼晩の食事の支度洗濯 遊びといった猛烈な動きの忙しさに杖なしで 痛みもなかったので、ほぼ大丈夫と勝手に思って、杖なしで歩きまわりました。 もう術後5カ月だし・・。
1時間後 カートを押して食品コーナーを回る時 両足に異常なだるさがありました。
まだ5か月で これからも、この繰り返しかと嘆くのは早すぎると思いますが、悲しい。  悲しすぎて 心が前に向かなくなりました。

そんな時は 股関節の本を開きます。
術後、痛みが出たら まず運動を少なくし出来るだけ安静に。
立つより座る。歩く時は 杖を。(股関節にかかる負担が軽くなるから・・。)
安静時に痛みがあり、数週間経っても痛みが取れないときは 受診する。
セメントレス人工股関節置換手術は、骨が人工関節に直接進入して結合する。だから骨との結合(なじむ)に数カ月かかる。
痛みを誘発しないように疲労感が翌日まで残らないようにする。臀部、股関節が痛む。まさにまさに その通り。セオリー通りの私の足です。
2日で治った 今度も一過性でした。休んで 極力伸ばした足指先の曲げ伸ばしをしました。

今の私は自宅の階段の上りが一番の苦痛。特に踊り場では両足の重さを感じる。階段はいまだに、左に右足をと両足揃えなければ上れない。勿論手すりか杖付きでゆっくりと。
この階段だけは孫たちとの愉快な日々でも杖をつきました。

私の足だけに 人工関節がしっくりこなくて痛いのではないか?腰 膝 尻そして疲れるこの体力のなさが悲しくって 辛い・・。

でも孫たちとの3週間の思い出は 振り返ると 幸せで  いっぱい!

術後5カ月目は まだ時々痛み 悲しい。
だけれど 娘一家の後に、これからやって来る、息子一家との思い出づくりを思うと 痛みは軽くなっていってる。痛みと気分は比例するのね。
さーて、夏の後半も楽しむぞ!  



 「DS(ダブル スクリーン)」で「妖怪ウオッチ」に夢中の3兄弟。
  長男がDSを知ってからは遊びが変わってしまったと言いました。
  でも前の家の女の子との「DS」や「太鼓の達人」や「花火」も楽しそうでしたね。




婿殿が「花やしき」でピアノ演奏付きの夕食会を催してくれました。
翌日は 夫と博多湾で船釣りして 夕食は彼の手料理でした。良い婿殿でありがとう!



夏が来たので 股にはさんでいた座布団の二つ折りを、藤の枕に変えました。母の手製の裁縫入れで小物を縫います。椅子のクッションと藤枕の縁を同じ布にしました。娘にもらった藤のカエルに「数珠珊瑚」の赤い実がなっています。

 もう、ちいさな秋が我が家にも来ています。

コメント (1)
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