朱の徒然

変形性股関節症の76歳

パワースポット   八女市

2015年11月28日 | 日記

 今回は、私流・八女市の 三大パワースポット の旅になりました。

 その①「 朧大橋」(通称・誠橋と呼ばれている)

          2002年完成のアーチ橋で全長293m。

  友人の話では、地元の方も通らない不要の利権橋とのことで、やっぱり通っていたのは、時折のダンプカーのみ。

     それより注目したのは、近くの山の中にある「耳納大橋」。全長150m。

       橋に近づいた時から、霊気を感じました。深い森に引き込まれるような・・。 

      橋の下を覗いてみると、川のせせらぎは聴こえるけど、川は見えない。

      橋のすぐ近くまで伸びている杉の林。緑のじゅうたんが敷きつめられている様。

                   この緑の美しさと木々の近さ・・。

      これこそ、パ ワースポット。  静かに頭を下げ 後にしました。

              (夏には、ゲンジボタルが乱舞するらしい)

                    

 

 その② 1300年の歴史があるといわれる(日本書紀)「八女津媛神社」。

      もう、車を降りたところから、ビンビン何かを感じました。それは、樹齢600年の

        「 権現杉」?   いいえ、「神の窟」 でした。

      境内の側の 大きな「神の窟」から 滴り続ける 岩清水。 

      これぞ、パワースポット!

      紅葉の美しさもあり、厳粛な気持ちになりました。

                            

 

その③ 日向神渓谷の「ハート岩」に向かって、けほぎ橋の「幸せの鐘」を鳴らすのがパワー

    スポット?  

     バカな!ここでも浅はかな政治家が関与かいな?忘れ去られた静かな湖畔。

 

     私は、くつろぎの森 「グリーンピア八女」の露天風呂から見上げた満天の星空に、  

    神秘的なものを感じました。 そして、翌朝起きてみると、森は 雪 でした。

     この「グリーンピア八女」こそ パワースポット!

  ハードパワー、ソフトパワーどちらも兼ね備えた現代のパワースポット。

 ソフトパワーは、 従業員の方々が男女とも若い。特にレストランボーイズは、イケメン十代揃えた?ってかんじ。

   こんな奥八女に、きちんと働く場があるって、いいですね。旧かんぽの宿ならではです。

 

 ハードパワー。県で初めての森林セラピー基地。

 きちんと整備された敷地の中の(どんぐり拾い の小道)一周1,770mの小山を、溶けかかる雪道を登りました。眺望スポットで朝日を 眺めながら、森の力に心身が癒されました。

           ノルディックストックで、足はOK。                

         

 NHK朝ドラ「あさが来た」の大同生命の明治の館が博多より移設され、敷地内にありますが・・。人影もなく・・。

         ひっそりと青沼茜雲(80歳)個展が開かれていました。

   

  次回も「グリーンピア八女」に泊まって、広大な自然を歩き、温泉に浸かって人生を謳歌したいと思います。ねっ、貴方!  のんびりしたね。

     

  

                         

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帚木蓬生の読書会    「空夜」帚木蓬生  解説は安宅夏夫

2015年11月24日 | 日記

 1995年刊行の「空夜」。

 我が読書会では、再読になります。

 舞台は、福岡県筑後市の耳納連山で、櫨並木ですか?柳川ですか?で興味津々と言いたいところですが、31歳の幼馴染との不倫、40女の10歳年下との不倫。どちらも、もう,そんな女のバカさに興味なし。 月が出ない夜に淋しい心だからでしょうねって思うだけ・・。

 新しく入会の方が未読でしたので選びました。解説が良いね が皆の感想でした。

 でも、再読してみて、この本の奥の深さも感じました。病の話、教育、ギャンブル依存症など多岐にわたる展開で、考えさせられました。

 ただし、主人公が喪服にベルベットは、ハハーン、奥様に点検してもらわれなかったのね・・。きっと校正者も男だったのね!   などなど、異なる観点も 面白い!

                           

上海の宝石市場で買った重いネックレスで読書会へ。前日はノルディック・ウォークで山へ。

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乱世を生きる   パリ同時テロ

2015年11月20日 | 日記

   パリ同時多発テロ。

  怒りや失望よりも 怖いという気持ちだけが 私の心を占めています。

  1月に予定していたヨーロッパ旅行は、勿論行けない。楽しむ為に行く旅が恐怖では、もう行けない。

 私は、この事件で世の中のことを知らないことが多すぎると思いました。  少し考えて、心を落ち着かせてみようと思います。

 EUってなあーに?もはや世界の4割が加わっている欧州連合。

 昨日までは、 単純に、TPPで自由化されると 日本の農業の衰退、食の安全が脅かされる、自由診療が増えて医療費が増大するといったマイナス面をぼんやりと考えていましたが、もはや一国の利害より仲間としての協定を急ぐ時期では? 助け合いましょうと・・。

 先進国が独裁や核兵器の問題で他国に軍事介入したばかりに、恨まれて報復される。

 もはや 今は乱世。

 シリア難民も、アサド政権にロシアが加担、反政府軍に米、英、仏がいて、両者の戦闘地域で危険だから逃げるのでは? IS(イスラム国)は、誰と戦ってどうしたいの?

 自らの国を作るって、イラクに?シリアに?中東の他の国はどうしてるの? 

 ISのことを 遠くって何も知らない。でも、テロの恐怖は、今の日本にも ある。  

 今、こんなちっぽけな私にできることは、テロや犯罪の温床となる貧困が、世界中で解消されることを 願うだけ。  経済大国なんて、国民は望んでいない!

         早く早く、世界に平和を!

    

近くの山に行きました。         フランスを悼んでエッフェル塔に山の木でツリーを。

 

  

 

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バス旅   岡城跡(竹田の天空の城)と鍋ヶ滝(裏見の滝)

2015年11月12日 | 日記

 紅葉を見に、バス旅で出かけました。

 「夜明け観音」「いいちこ日田蒸留所」「三愛高原」「岡城跡」「鍋ヶ滝」と、盛りだくさんの日帰りで行く、大分・熊本の旅。

 それぞれの秋の紅葉は、始まってはいましたが、来週あたりが見ごろかな?

 でも思いがけず1番感動したのは、「いいちこ日田蒸留所」。

 何の説明もなく、いきなり自由時間が与えられました。工場見学でも試飲でもお好きにどうぞって!

 で、工場や店舗に入らず、夫と二人で、広い蒸留所の庭の、遊歩道と書かれた小道の散策をすることにしました。 丁寧に手入れされていて、すばらしい森の小道。 所々には小鳥の家も・・。

 夫によると “下町のナポレオン” として売り出した焼酎メーカーだそうですが、建物も庭も洗練された作りで、工場敷地内の遺跡跡もきちんと作られていて、ホントに無料で見せていただいて良いのですか?と  こちらが恐縮するような、口も手も出さない見事な もてなしでした。 だから飲めないのに、感謝の気持ちでお酒を入場料代わりに買いました。

         「いいちこ」は 春・夏・秋・冬 が見てみたい素適なお庭でした。

                

 岡城跡は、二の丸跡まで登るには、急な長い階段を片道30分。フーフー。

  

 鍋ヶ滝も、滝の裏までは、かなりのちゅうちょと決死の覚悟がいりました。岡城跡も鍋ヶ滝どちらも、今後はもう私は残念ながら、行けないと思います。とってもステキでしたがね。膝も足もがくがく・・。疲れました。だから、行けて良かった!歩けて良かった!

    ほぼ高齢者ばかりのバス旅は、気楽でいいね! 

  

     くじゅう高原の秋の色。

   

      ヒノキの葉を敷いて、三愛高原のマユミと実家好きの実?

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北島三郎コンサート   芸道54年 79歳

2015年11月10日 | 日記

 長年、博多座での北島三郎座長公演を観ていました。

 1ヶ月という長丁場は、大変な資金力(スポンサー)とファンが必要で、超一流の芸能人だけがなせる業だと思います。  長年11月の博多座は「さぶちゃん」と決まっていました。それが、今年は1月になり、しかもラスト座長公演とか・・。

 長年観てきたといっても、私が観るのは、常に安い3階席でしたがね。俯瞰して、いつも客席の人たちの様子も楽しませていただいていました。ホントに、超満員でワイワイガヤガヤの大賑わいで、楽しい舞台でしたよ。それがあの、偉大な、さぶちゃんまでが幕引きなんて、博多座の後釜、誰も引き継げないでしょう?  物入り、人入り、華やかさを演出できるのは・・。

 (もしかしたら、各自治体の組合への税金補助が無くなったからかな?かっては、九州一円から組合主催の大型バスがいつも博多座に連なってきていましたが・・。)

  それが、この11月に、近くの町で 「北島三郎コンサート」!! 夜の部2000円!と!

  “感謝の心と出会いを大切に” との言葉で始まったコンサート。 娘婿・北山たけしを引き立てながらの79歳。お見事でした!

 2時間強を、ほぼ出ずっぱり。でも観客は、おそらく平均年齢75歳ぐらい? 休憩がないので、トイレに行く人の多いこと!

 私は、夫とも離れて、照明マンだけがいる客のいない一番後ろの席に座って観ていたので、上から見下ろした客の動きがおっかしくって・・。  暗い中席を立って行ったお客さん、また、帰ってこられるかと心配でもあり・・。暗いし、階段はあるし大丈夫かな?と。 こんなに席を立つ人の多いコンサートは初めて・・。

 全体を見渡せて、一人で気兼ねなく、のびのび座れる破格値席って 大好き!

 曲に合わせて、(きらら 股関節友の会・川崎市)のチェアダンスをしたり、習ったばかりのハンドマッサージをしながら、歌を楽しみました。 何でも、習ったことって、無駄じゃないね。人生って・・。

 「北の漁場」の歌になってからは、博多座を思い出して涙が止まらなくなりました。博多座のスクリーンと本物の船風舞台セットでの歌は、豪快で すばらしかった!サブちゃん、忘れないよ!

 私にとって、さぶちゃんの1年に1度の博多座公演は 秋の大きな楽しみでした。

 その当時、夫は、海外赴任中で、子供たちは結婚し幸せな暮らしを遠く都会で営んでいる。。どちらにも心配はかけられない、入院中の姑。日に日に病状が悪化していく姑を、一人で孤独の中で看る不安に押しつぶされそうな毎日。でも、明るさに触れたくて、博多座に出かけて行きました。

 公演最後の「祭り」は100人を超える出演者にドデカい山車の舞台セット。その上での祭りだ 祭りだ の踊りと歌声を聞くと知らず知らず感涙し、高揚し、泣いて外に出て見た 晩秋の街。ああ、これで、今年も無事に乗り越えられるという 元気さを歌にもらっていました。  多分、うつ気味だったのね。

 そんな過去を思い出しながら、少し前の席の夫を見ると、手拍子とってない!仕方ないね。彼にとっては、全てが無縁だものね。でも、こうして初めて私と来たことで、さぶちゃん、忘れられなくなったでしょ? 私だって、さぶちゃんの歌が好き?というよりも、日本一の演歌歌手の舞台姿を生で見てるんだねという喜び気分だよ。

 さぶちゃんの年齢と共に徐々にの店じまい。偉いと思います!喉とお体に気を付けて!

               

 

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