Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

インターネット・チェックイン

2005-05-16 23:45:37 | Weblog
「香港行きですか。本日オーバーブッキングがあったので厳しく5時半で〆切ってしまったんですよね」

僕がチェックインカウンターの入り口に到着したのは5時32分。東京駅で成田エクスプレスを目の前で逃してしまい、予定より30分遅れてしまった。オーバーブックするのは航空会社の権利であり、安いチケットで来ている以上文句は言えない。これはさすがに覚悟を決めるしかないかと思っていると、「とにかく掛け合ってみましょう」と言ってくれてた女性が僕のパスポートを持って帰ってきた。

「お客様、Webでチェックインしてくださっていますね。多分大丈夫だと思います。セキュリティーチェックを済ませて1番カウンターまでお越しください」

ふー、危ないところだった。前回の出張のとき最近はネットでチェックインできることを知り、今回も端の席を取ろうとチェックインしておいたのがよかったらしい。他の客はセキュリティーチェックの前で制止されていて、入れてさえもらえない。まさに間一髪でボーディングパスを受け取り、なんとか手続きを済ませることが出来た。

しかし、荷物検査の厳しかったこと。こっちは乗れるのか乗れないのかと冷や冷やしているところに、X線検査の後、あっちに言ってくださいと言われるなり、預ける荷物も手荷物もすべて、ほんとにすべて開けて調べられた。それはもう徹底的だった。今回は会社に寄ってからの出発だったこともあって時間がなく、とにかく入れればいいやと、大きめのカバンにあらゆるものを放り込むように入れていた。それを上にあるものからすべてを取り出して、下のものもめくって見て...係官はきれいに整理してくれた。

中でもおかしかったのは、ほとんどすべての電子機器の電源を入れさせること。髭剃り、PC、電卓、はてはMP3プレーヤーまで。シャンプーやら風呂の道具を入れたきたないビニール袋も含め、すべて袋に入っているものは開けて内容確認。飲みかけのペットボトルも開けてみてもいいですかという具合。久しぶりに米系の航空会社を利用することになったが、SQやJALとは大違いでほんとうにびっくりした。

ここまで厳しいとゲートもさっさと閉められかねないと思い、お土産の雑誌だけ買うとともかくゲートまで走ってなんとか機内に乗り込んだ。