Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

名前

2008-07-29 23:19:12 | Weblog
 
「彼の名前はJ.B.なんだって。だから「Hi, J.B!!」って言ってごらん」

プールサイドのアクティビティーで、進行役が「俺の名前はJ.B!!」ってやたらと宣伝していたので、子供に入れ知恵してみた。

するとどうでしょう。

Hi, J.B!
Oh, hi! What's your name?

なんと名前を訊いてくれるじゃないですか。ふにゃふにゃのフリスビーを投げてコップを倒すというアホみたいな遊びなんだけど、J.B.はTにえらくおまけしてくれてかなり近くから投げさせ、当然にして成功! 貝殻のネックレスについたメダルをゲットさせてくれた。

続いてのアクティビティーはバスケットボール。ボールをゴールに入れればメダルなんだけど、大人も含めてなかなか入らない。またまた「あの人の名前覚えてる?」「ん~」「J.B.だろ」...

Hi, J.B!
Hi, T!

覚えてるじゃん。みんな2回ずつなのになぜか3回投げさせてくれる。それでもだめだったので、2ラウンド目。やっぱり相当近くから投げさせてくれて、見事メダルをゲット。

所詮、そんなもんなんだよね~。みんなと同じことをしていたら「頭ひとつ」出ないけど、名前を呼ぶことを実践している人は、幸か不幸か多くはない。子供がこの「成功体験」をいつまで覚えていてくれるかわからないけど、ここまでハマるとこれはこれで面白い。

異文化許容度

2008-07-28 23:03:08 | Weblog
 
Guamに来る前に、徹底的にクチコミサイトをチェックした。いつも思うが、クチコミの解釈って、結局は自分の考えを追認するために読んでるようなもんで、都合のいいところしか気にならないし、それ以外は気にしたくない...。

そんな中で、最近は韓国からの観光客が多い、うるさい、マナーが悪い...というような書き込みが少なくはなかった。その意味である程度それを覚悟して来たが、正直それでいやな思いをするなんてことは、まったくなかった。

例えばプールの上で綱引きが出来るようになっているのだが、言葉なんか通じなくても子供同士一緒に楽しんでいるし、ちゃんと譲り合ってやっている。若いおにいちゃん、おねえちゃん達がふざけて盛り上がっているところに近づいていけば、台に乗せて相手をして、わざと負けてくれたりしてかまってくれる...

そんなのを見てみて、これって所詮異文化許容度なのではないかと感じた。自分と違うものを受け入れる余裕がなければすべてが面白くないだろうし、違うのが普通という視点に立っていればどうってことない話だし、むしろそんな触れ合いが楽しいと思える。

たまたまそういう目に遭ってしまった人もいるのではないかとは思う。一方で、同じ事象に触れても、人によって感じ方が違うという部分もあるんじゃないかな、そう感じた。

2回目の12週間

2008-07-26 23:47:53 | Communication

今回はとにかく関わる人すべてに「自信を持ってもらう」ことだけに主眼をおいて取り組んだ。それは僕がGreggから教えてもらったことであり、彼が読んでくれたTalking about your way to successそのもの。受講者の方々はもちろん、サポートしてくださるアシスタントの方々、事務局の方々...最初から最後までそれだけを徹底的に考えた。その意味では自分に一切迷いはなかった。

その結果かどうかはわからないが、自分では想像もしていないほどのクラスはうまくいった。もちろん反省もあるし、もっと改善できるところも多々あるけれど、自分の今の実力、求められるスタンダードからすれば、ひとまず満足してもいいのかなというレベルまでは到達することができた。

とくに最後に読み上げた、賞賛・承認される環境と自信との関係を語ったWilliam Longgoodの話に対して、かなり早口に読んでしまったのにもかかわらず多くのフィードバックあったのは、本当にこれだけにフォーカスしてやってきただけに、何か自分の思いが通じたようで嬉しかった。

一人ひとりへのコメントは結局ぎりぎりまでかかってしまったが、なんとか伝えきることができてほっとした。2週間前から取り組もうとするものの、どうしても書ききれずに...この辺を即座に出来るようになるとプロの領域なんだろう。これも数をこなせばきっと速くなるんだろうと思う。ここはある意味、大きな反省点(それでも印象的だったというフィードバックをもらうことができたので、今回は今回でよしとしよう)。

それにしても、本当に幸せな12週間だった。また次はいつ出来るのか...そんな風にすら思える体験だった。

こうした機会をくださった山本社長、クラスの方々、アシスタントを務めてくださった方々、事務局のみなさん、支えてくれる仲間たち、そして自分の家族に心から、感謝したい。ありがとう。

ボロぞうきん

2008-07-19 23:27:42 | Communication
 
「一クラス終えると、ほんとにもう、ボロぞうきんって感じね」っと、エンドースメントのときに、山本代表が言っていた。打ち上げの飲み会に行く途中だったろうか、何となく話してただけのふとした言葉だったけど、その意味が今わかる気がした。

先々週もそうだったが、集大成といえるセッション11の後もキツかった。裏表とも2分間のレポート。内容もさすがに濃いものばかりで、そのときは感動するばかりでそんなにも感じなかったのだが、終わってみてグッタリ。帰って家族で買い物に行き遅くなると、メールを書こうと思うも、ちょっとソファーで休もうかと思いながら...「そんなところで寝るくらいなら、もう寝たら」と言われるの抗えなかった。

夏の暑さも重なってのことだと思うが、やっぱり12週間は相当体力を消耗するようだ。残りあと1回。できる限りのことをしたい。

『林業のはなし ちしきの絵本』

2008-07-14 11:10:24 | 読書
 
林業のはなし (1979年)
生原 肇,請地 成元,渡辺 安芸夫
ポプラ社

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子供と図書館にいくとなかなか面白い。普通なら子供向けの本を手に取る機会などなかなかないが、産業とか製造などのコーナーに行くと、いろんなものに関して、子供向けにごく簡単に書かれた本がある。どうやってえんぴつを作るのか、消しゴムの原理、自動販売機の構造、接着剤のひみつ、などなど。手にとって読んでみると、大人だからわかる面白さがある。ほんの10分で知らない知識を勉強できる。

この本もそう。林業なんてまったく関わりのない世界。ちょっと読んでみようと思った。

いかだというのは、実は木を運ぶ手段だったわけだ。今は林道があり、トラックが入れるが、昔は木馬(きうま)というソリのようなもので川まで運び、いかだを組んで町まで流したそうだ。

苗木を育てるのに3-4年。それを山肌に移植して、比較的早い桐の木でも20年、そうでなければ切り倒して使えるようになるまでは40年とか50年かかるそうだ。途方もない時間の流れ...。

こうして支えてくれている人がいて、森が、林が守られている。ネットでパソコンばっかり触ってると忘れてしまいがちなことが淡々と書かれている。

乗り過ごす

2008-07-05 23:40:34 | Communication
 
今日は本当にキツかった。普段なら1通りのところを、どうしてもと思って2通りやってもらった。だから、延べ36人と一緒にやることになった。クラスの後のミーティングでも腑抜け状態。

渋谷から埼京線に乗り、ゆっくり座りたいと新宿で向かいの始発に乗り換えた。自分の駅の手前で気が付くも、降りたくない...。ドアが閉まるまで迷ったが、このまま帰るよりと大宮まで乗り過ごして、空いた電車で戻ってくることに決めた。

自分でもおかしかったが、それくらい疲れちゃってた。

「一緒にやらないと、みんなやりせんよね」
「よくまぁ、全員と一緒にやりましたね」

後でそう言われたが、それぞれに自分の限界を超えてみてもらいたい、出来るひとにはより高いハードルで殻を破ってもらいたい、そう思ったら、やるしかないし、何よりGreggはそうしてた。

1つだと終わってホッとできるだろうけど(自分のときは実際にそうだった)、2つだと「もうどうでもいい」と思ってくれるだろうとやってみたが、それなりに意義はあったのではと思う。いい大人たちが、楽しみながらも相当嫌そうだったのは面白かった。この「楽しみながら」を絶対に忘れないようにしたい。これこそはGreggが教えてくれたことなのだ。

トレードオフ

2008-07-02 23:00:29 | Weblog
 
携帯を変えた。正確にいうと増設なので買い増したという方が正しい。

14ヶ月前に、友人のblogに触発されて衝動的に機種変更したものの、機能は満載だかどうしても厚くて図体がデカいのがちょっと不満だった。尻のポケットが膨らむし、スマートじゃない感じがして、これではなぁと感じていた。

その本体が一度壊れて右往左往したときに、いっそのこと新しいのを買ってしまえと決断しかけるのを思いとどまったという経緯もあったが、今回は放っておくとこの機種が市場から消えてしまうし...と自分を正当化してみた。

1,545円也。

そもそもの提示価格は4,200円。増設扱いにすると+1,000円だけど、その場合はauから請求される手数料2,000円が免除。ポイントを差し引いて残るは支払は1,545円だけ...。何を迷っていたのか。変える方が得じゃん!!

新しいのを受け取る否や、壊れたときに得たノウハウを屈指して、データの載せ替え、アプリの残高の付け替えなどをパッパッと済ませて使い始めた。

電池の持ちが、とか、内臓辞書がなくなるとかネガティブな面をあげればいくつかあるし、買ってみて初めてサブディスプレーがないじゃんって気付いたりもしたけど、やっぱりスリムな携帯は気分がいい。色も黒だとカッコいいし。諦めた機能を補って余りある。世の中は常に二律背反。トレードオフの世界だとあらためて実感した。

というわけで、52Hから53Hに変えました。

すごく気分はいいのだが、一方でこういうの※を読むと、こんな物欲100%みたいな話でいいのだろうか...なーんて思ったりする(苦笑)。


※ このアフリカの話は、すごくおもしろいです。私たちにない視点を提供してくれます。おススメです。