Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

ハナミズキ

2010-11-30 23:59:59 | 映画
 
予告編というのはしばしば人に間違ったイメージを与える。

地下鉄に乗って、駅のホームのスクリーンに映し出されるCMを見て、この娘可愛いなぁ、素敵な笑顔だなぁと思って検索して見つけたのが、新垣結衣が出ていたハナミズキ。浦和の映画館の上映スケジュールを毎日眺めながら、なんとなく気乗りせずにいたら、そのうちに終映になっていた。

今回は本を読むつもりでしこたま本を持って来ていたので、帰りの便で見ようかとは思ったものの、飯のときくらいはいいだろうと、配られたときにちょうど始まったのでついつい見てしまった。

高校生、大学生のころ。まだ携帯もない、留守番電話の時代。別に何というわけじゃないけど、胸が締め付けられるような思いで、目をそむけたくなった。不器用で、無知で...ドイツに向かうとき、東京駅の地下ホームで映画みたいに泣きながら別れたこと、里帰りしては帰るときに寂しい思いをしたことを思い出した。

ニューヨーク、予告編では「ケッ」って思ったけど、すごく丁寧に自然に日常を描いていた。北海道の自然もそう。カナダの海辺の街もそう。本当に丁寧に描かれていた。

久しぶりの国際線。半ば過ぎると機内の照明も落とされて数インチのスクリーンだけど、まるで映画館のようで、最後は恥ずかしげもなく、流れる涙をぬぐいながら観た。

Le Concert! のエンディングも心動かされたけれど、このベタな、一青窈の曲とともに流れる繊細なエンディングには涙が止まらなかった。

今の自分があるのは、今までの自分があるから。いろんな経験、体験が積み重なって今の自分がある。こうして飛行機に乗っていられることも、それは両親が与えてくれたもの、そして自分が積み重ねてきたことがあるから。今この自分が持つ力を生かしていかなければいけない。自分の幸せのために、家族の幸せのために、そしてそれが多くの人の幸せにつながるように...。

高校時代の大切な友達が「PDFがきれいに読み込めたのも『巡り合わせ』だよ」と言ってくれた言葉が頭をよぎった。AAの機内で、こうして「今」この映画を観る機会をもらったこと、そこには意味があるとしか思えない。


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『「感性」のマーケティング 心と行動を読み解き、顧客をつかむ』

2010-11-30 23:00:00 | 読書
 
こちらも読みかけだった本。ある製薬会社さんとお仕事する機会をいただき、「感性」とは何かということに強く興味を持っている今日このごろ。

いかにして自分の感性を伸ばすか・磨くかということではなく、顧客の感性という視点でマーケティングを考えたら、そういうフレームを伝道する本だった。

あくまで顧客の「買う」という行動を細かく分解し、立ち止まる→見る→手に取る→カートに入れる→買う→使う→「いいじゃない」って思う→また買う→人に勧める...、そこに顧客の感性に合ったストーリーを作るということ。

現場で感じる等、知識創造理論と重なるところもあり、いずれにしても、お客さまがどう感じるかを感じ取る感性がなければ意味がない。そこに伝道力、演出力を持って顧客の心をいかに掴むか、コミュニティーを作っていくか...研修のクラスにも応用できる話がたくさんあった。


「感性」のマーケティング 心と行動を読み解き、顧客をつかむ (PHPビジネス新書)
小阪 裕司
PHP研究所

『仏の教え ビーイング・ピース―ほほえみが人を生かす』

2010-11-30 16:35:00 | 読書
 
今さら読み終わった。3月くらいに、大学院を修了したという高校時代の友達と久しぶりに会って、そのときに紹介してくれた本。途中まで読んではほったらかしてあったので、今回はと思って、成田へ向かう電車の中~飛行機に乗る前のロビーで読み終えた。
 
相互依存。人のために生きる。平和のために生きる。大切なことだと思った。

常に微笑みを実践し、平和を考える。デールにも、一人さんにもつながる。


仏の教え ビーイング・ピース―ほほえみが人を生かす (中公文庫)
ティク・ナット ハン
中央公論新社

214

2010-11-29 14:30:00 | ボーリング
 
リーグの2ゲーム目。1ゲーム目はイマイチだったけど、ストライクが5つ続いて214が出た。1と7がオープンフレーム。カバーできていれば230越え。

もっと言えば、3ゲーム投げてオープンフレームが14。ノーヘッドは1つだけだったけど、カバーして当然という安定感が必要。

2回目の200越えだったけど、全然満足感がない。3ゲームで500越え。安定してそれを達成するためには、必ずカバーすること。160越えてるスコアシートを見て、「ほら、ここでイージーミスでしょ」っと竹田プロが言ってたあの感覚を当たり前にしないと。

陰性!!

2010-11-13 23:59:59 | Weblog

ここ1年風邪らしい風邪もひいてなかっんだけど、月曜日からちょっと熱っぽいかなぁと思いながらも走ってる研修をキャンセルはできないので、「風呂入ってすぐ寝る」を繰り返し、なんとかごまかしてきた。しかし木曜日の夜、今週の研修日程が終わったところで熱を測ってみるとなんと38度5分。金曜日(昨日)の朝になると39度3分!

「そんなに熱が出るのはインフルエンザじゃない?」

確かに妻の言うとおり。しかしインフルエンザじゃ日曜日からの研修はできない...。昨日の朝はなんとか起き出して必要な電話を済ませ、医者へ。調べてもらうと幸いにも陰性。このまま熱が下がらなかったら明日もう一度来てと言われ、1日伏せっていた。昼前に医者に行って夜まで寝てても、一向に熱が下がらない。もともと無理だとは思ってたけど、今走ってるクラスの懇親会(すごくいい場所で楽しみだったんだけど)をギリギリになって断り、飯を食ってまた寝てた。22時、0時、2時...だんだん空が白んでくる。目が覚める度に熱を測るも37度5分と39度の間を行ったり来たり。おいおいこれは無理か?

朝起きて、飯を食って熱を測ってみると36度9分。念のため、もう一度医者に行ってみると、再度陰性の判定。これこそが神様からの誕生日プレゼントかなと思った。

インフルエンザだったら、先の研修をキャンセルせざるを得ないし、それは収入と信頼を失うことを意味する。ここまであまり意識することはなかったが、今年に入って熱を出すことも、寝込むこともなかったことにあらためて感謝したいと思った。

という訳で11月12日(金)、僕の40回目の誕生日は、1日中熱にうなされる素敵な1日になりました。

お祝いのメッセージをくださったみなさま、ありがとうございました。ありがたいメッセージを読ませてもらいながら、なんて自分は幸せなんだろうと感謝しつつ、ぐったりと伏せっておりました。

この場で失礼しますが、あらためまして、ありがとうございました!!

おとうと

2010-11-04 12:00:00 | ギンレイホール
 
「吉永小百合はどこまでいっても吉永小百合」

見る前にある人にそう言われ、確かにそのとおりだと思った。ここまで作り上げられたイメージがあり、確かにもうそれを脱することはできないだろう。

では鶴瓶は?

評価を見て、鶴瓶の評価の高さに失礼ながら「ホントかよ?」っと思ったけど、確かにそうだと思った。監督の演出もあろうけど、やり過ぎることなく、日常の域の中でしっかりと弟役を演じていた。

死とは何か、人の幸せとは、看取りとは何か...考えさせられる映画だった。


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幸福の黄色いハンカチ

2010-11-01 18:30:00 | ギンレイホール
 
健さん、やっぱりカッコイイ!!

このタイトルを知らない人はいないと思うけど、実は今まで自分は見たことはなかった。デジタルリマスター版が作られたそうで、それを上映していたので見てみた。

1977年の映画。キャストがすごい...武田鉄矢、桃井かおり、渥美清。桃井かおりって昔からあんな感じだったんだ。それだけでも見る価値あったなって思えるくらいの存在感。

映画のポスターを見れば、結末はわかっているんだけど、それでも泣かせる。もちろんそこまで計算してポスターを作ってるんだろうけど、さすがだなと思った。

30年前の作品なのに、撮影技術、その他信じられないくらいボロボロの時代なのに、ここまで引き出すこの力はすごい。


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