Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

FPセミナー

2007-01-30 23:47:26 | Weblog
 
今日はFPのフォローアップセミナーに出掛けてきた。FP実務スタートアップセミナーを受講したのが2002年の9月のこと。それ以来何度かフォローアップに出席していたが、今回は2-3年ぶりに顔を出してきた。

当時は、自分で道を切り拓き、ビジネスモデルを作り上げてFPとして食ってる人たち、仲間を見ると、やっかみ半分、自分は何をしてるんだろうという気持ちになったり、とにかく自分をアピールせねばなんて思ったりしていたが、今回は自分に余裕があった。それは自分にも自分なりに確立した部分があるし、こういう場でのコミュニケーションも自分なりに自信もついてビビらなくなったということにある。ここ1年少しで自分もかなり成長したんだなとあらためて感じるに至った。

自分の強みは何かといえば、しばらく没頭した甲斐があって、やはりスピーチやコミュニケーション能力。だから人が話しているのをみると、話の内容を聴きながらも、ついついその人の話し方や態度なんかを知らず知らずのうちに観察してしまう。スピーカーに立ったFPの女性が資料を片手に話をするのを見て、左半身が隠れてしまってもったいないな、左手を自由にしてあげれば全身で表現できて、より説得力が出てステキなスピーチになるだろうになと思ったり、ロールプレーでペアを組ませてもらった人と話をしながら、相手のペースに合わせて話すというスキルを活用すれば、この人はクライアントから絶大な信頼を勝ち取れるだろうなぁ、ステキだなぁと思ったり。

いずれもほんのちょっとしたことなんだけど、こういうことって実はみんなあんまり知っていないんだなということが最近わかってきた。全然難しいことじゃぁないんだけど、よく考えると、こういうことを体系立てて教えてくれるところって実はあんまりない。

だから、こういうのを教えたりすることで食えないかなと思ったりもするが、それは簡単なことではない。とりあえずは今の仕事を続けながら、チャンスがあったらいつでもシフトできるように、常に自分を磨いておかなければなと思った。

和田漬け+人脈の本を読み始めた僕は、とりあえず「その日のうちに」と今日お会いできた方々にお礼のメールをお送りした。


一気に読み終わる

2007-01-29 23:17:33 | Weblog
 
4冊すべて読み終わった。自分にしては驚くべきスピード...。

最初は、何だこの人、いけ好かない感じだなぁ...会いたいと言われてもあんまりお話したくないタイプだなぁ...なんて勝手なことを思っていたが、だんだん読んでいくうちに、言うことは至ってまともだし、

「いいこと言うじゃん!」「そのとおり!!」

なーんて思うようになり、飾らずにただただひたすら一貫した信念を書き綴っているがわかると、ちょっと会ってみたいとすら思うようになった。(と言っても私ごときは、18万円のセミナーにでも出席しないことには、そんなチャンスすらないけれど。笑)

と同時に、感化されやすい性格も手伝って、本に書かれているとおりに相当何でも前向きにとらえて、どんどんいろんなものを片付けようという気分になってしまった。やっぱり人間気の持ちようというところがあるなっと、あらためて感じる。

この人との出会いのきっかけをくれた友達に感謝したい。

ちょうどPCのキーボードが壊れてしまい、難儀しないと使えない状態になっていたのも手伝って、どんどん本が読めた。世の中うまくできているもんだ。

さて、本を読む勢いがついたところで、今度はフジマキ漬けの予定。もう1冊目の半分近く読んだけど、これは半分がイラストになっていて、正直読むのが辛い。まぁ2冊読み終わるころにはさらに感化されて、人脈作りに励んでいるかも知れない(とはいえ、現段階ではそんなにガツガツしなくても、自然に人脈なんてできてできていくのに...とイマイチ共感できてない状態)。



思い立ったが吉日

2007-01-28 23:34:26 | 湯沢
 
僕はなんて幸せなんだろう...

今日はそんなことを実感した一日だった。

何が嬉しかったって、みんなにこんなにも歓迎してもらえて...、全然商売にならないのに。スキー場の社長、おばちゃん、スクールの先生、おねーさん、デスクのおねーさんたち。払ったのって言ったら新幹線代と、ロッカー代、とお昼くらいじゃない? (こんなことでいいのだろうか?!(笑))

お茶飲みながら楽しくお話したり、帰りにはゆっくり風呂も入らせてもらって、おばちゃんにはみかんやらクッキーやらもらっちゃったり。こういうのってほんとに嬉しいよね。

昨日マンション管理士の法定講習を受けながら、気もそぞろに天気予報をちらちらとチェックしてると予報が変わった!! 先週のスキーが楽しかったのでもう一度日帰りで行こうかと思ってみたものの、ずっと雨の予報。雨の中行って滑ってもなぁと思っていたら曇りに変わったのだ。

新幹線は一杯で予約は取れないけど、子供に話して、行くことに決定! 今朝は6時半に起きて、7時6分の埼京線に乗って、8時半過ぎには着替えてゲレンデに立っていた。実際は曇りも通り越して晴れ。ほんとに気持ちいい天気だった。
帰りの新幹線も予約もしてないのにいい席に座って帰って来れたし(8号車は狙い目だな)。

またふらっと行きたいなぁ。明日からまた頑張って仕事しようって気になれた。

みなさん、ほんとにありがとう。

なぜしっくりこないのか

2007-01-27 14:30:26 | Weblog
 
徹底的に和田裕美さんの本を読んで、どうしても納得できないところがあって、しばし考えていた。

営業に対する取り組み、そのプロセスは理解できるし納得できる。しかしその根っこのところでどうしてもしっくりこないところがある。これが何か気付くまで相当考えたが、やっとわかった。

コミュニケーション能力とスキルさえあれば、相手をその気にさせたり、ある事柄に対して強い欲求を持たせたりすることはそんなに難しくないことだと思う。人間の思考回路には一定の論理があって、そこに適切に訴えかけることを徹底的に練習すればそれはできると思えるからだ。

ただ...例えば英会話とか英語教材。誰しも必要になることが多いものだから、必要性や、将来手に入れることができるメリットを適切に説明し、その人のやる気を引き出し、そして一番いいタイミングで「肩を押して」あげれば、きっと買う人も幸せな状態で契約にサインするんだろうし、それがいい商品であれば、買ったことを後悔することもないだろうと思う。だから、それを徹底的に売ることは何も悪いことではないし、むしろWin-Winを作るんだと思えば、いいことをしていることになる。

でも、もっと言ったら、その「英会話」という選択がその人にとって本当に最良の選択だったのかどうか...を考えると必ずしもそうではないような気がするのだ。

例えば、おいしいフランス料理があるとする。普段ならそんな値段の食事などしないという人であっても、絶対に満足できる内容だからと説明し、食べたい気持ちを引き出し、そこで「ポンと肩を押して」お店に入ってもらう。お客さまは実際においしいと思い、満足して帰って行き、ひいては多少無理をしてもリピートしてくださる。

営業としては、お客さまを新たな世界に導き、満足してもらえて、お客様に感謝される。それが自分の成績にも跳ね返る。すごくいい循環を創り出しているように見えるし実際そうなのだろう。

小さな世界にくすぶっていたある人に、もっと大きな世界の存在を認識させるのはすばらしいことだ。でも、大きな世界があることを知るならば、それがフランス料理でなければならないことはないはずだ。もしかしたらその人にとっては和食の方がいいのかもしれないし、場合によっては食事なんかではなく海外旅行なのかも知れない。

ここを気にしてしまうと、スキルを徹底的に磨いてあるもの(ここではフランス料理)に導いてしまうことは果たして本当にその人の幸せになるのかだろうかと考えてしまう。それがフランス料理程度ならばいいのだが、借金をしてまで買うような商品・サービスならばなおさらそこに確信が持てない。

だからと言って、こういう営業手法や和田さんの考え方を否定する気は毛頭ない。こういうことができる人たちの生き方、考え方は尊敬するし、これを実現できるということはすばらしいことだと思う。ただ、僕も同じことができるか、同じことをやる気になれるかと言われると、僕にはできない。僕は違う考えがあるから。

固定給の安定を求めた部分もあるし、新しいことをするリスクを嫌ったということもある。だけど、この辺が僕が(とくに一社の保険しか売れないという制約のある)保険の営業の世界に飛び込めなかった理由だったのかな、と具体的に文章にして説明できるほど今考えることができた。

もちろん、どちらの考えが正しいとか悪いとかは思わない。それぞれの考え方があっていいと心から思うし、違いがあることは当たり前のことだと思うからだ。

どうしても「名前の通っているひと」「成功している(と世間に認識されている)人」の考えを聴き、自分がそれをできない、そう思えないと感じると、自分が劣っているような気がしてしまっていた。が...最近はそれはそれとして認識する一方、自分には自分の考え方、生き方があるし、それこそが自分にとって正しいのだと心から思えるようなった。

友人のセミナーを受けるという話をきっかけに、自分からは絶対に興味を持たないであろうこの和田さんに出会い、こんな発見ができた。こういう興味を引き出してくれたこの友人に感謝したいし、こういうのめり込む自分の性格も悪くはないなという思った。


受け止める

2007-01-27 14:23:29 | Weblog
 
今週は和田裕美漬けの週になった。本を読むスピードが遅い僕にしては珍しく3日で3冊読んでしまった。これだけ読むとそれなりに影響を受ける。知らず知らずのうちに、一時的だろうとは思うが(?!)、考え方が相当ポジティブになったような気がする(笑)。

興味を持ったら、その場で解決しないと気がすまない。こういうのめり込む性格は面倒ではあるけど、僕の強みでもある。こうやって気になったらその場で徹底的に調べてみたりすることによって、知らないうちにある程度の知識が身についてしまう。こうして得た知識って結構多いかもしれない。「やるとなったら徹底的」...というのも悪くはない。もっとも、もっと徹底的にやる人もたくさんいると思うけど。

さて、和田さんのほとばしる気持ちは、すべて納得できるわけではなかったが、言ってることは至極真っ当であり同意できることが多かった。と同時に、人の考え方を徹底的に聴くことによって、なぜ自分が納得できないのか、しっくりこないかということをつきつめて考えることによって、自分の考えをあらためて、具体的に説明できる形で認識することができる非常にいい機会になった。

違いを認識して、受け入れることができる

若いころの自分なら、納得できないものに出会うと「こんなのおかしい」「この人の考え方って変だ」「自分の考えとは違う」と言ってそれで終わりだった。でも今は、「こういう考え方もあるんだ」と冷静に聴き、「僕の考え方とどう違うんだろう」と考え、「違いを理解した上で、自分に取り入れることができる部分は取り入れ」「違う部分についてはその考え方を尊重して」受け入れることができるようなった。

だから、これだけ一方的に(一気に3冊も読んじゃったからね)「あたしの生き方」を押し付けられても、自分なりに受け止め、消化し、自分に合うもの、合わないものを冷静に判断して消化できた。そして言葉の裏側にある(字面に表れない)この人の本当に気持ちをベースに、その言葉に耳を傾けることができた。

人間力って意味では、結構重要な進歩じゃん、と思ってみたりした。
あと1冊、一緒に注文した「時間の管理」の本がまだ届かない。これは多分時間管理の技術的なことが書いてるだろうから実践的に役立つことが書いてあるかな? そう願いたい(笑)。


営業の仕事

2007-01-26 23:24:28 | Lookback
 
営業に関する本を読んでいて思い出した。
実は僕も一度だけ、真剣に営業をやろうかと思ったことがる。

自分はバックの仕事ばかりをしていることに引け目を感じ、少しでもそういう意識を大切にしようと思って参加していた「営業勉強会」に来ていたソニー生命の支社長に誘われたのだ。

面白そうだと思ったし、相当真剣に考えたが、結局やらなかった。CFP持ってるなら○○万円コミットするよと言われた額よりも多い給料を今もらっていることを思えば、それは正しい選択だったのかもしれない。

しかし、このプロセスから学んだことはすごく多かった。プロというのはどういうものなのか...

・きちっとメールを出す、期限までに提案書を作る、お礼状を書く...そんな当たり前のことをちゃんとやるかやらないか

・ビデオで自分の話し方を見て、徹底的に練習する

・約款の内容をちゃんと読んで理解する

・メソッドに沿って努力して練習すれば、スキルは身に付けられる

別に何も難しいことはない。ただ当たり前のことをちゃんと「続け」られるかどうか、タレントがなくてもできる仕事だと言われ、確かにそうだと思った。

とくに当時スピーチの世界に没頭していた僕は、コンテストに勝てなかった悔しさをバネにビデオカメラを買って自分のスピーチを見たりしていたときだったので、そういう練習の仕方には共感するところが大きかったし、そうすればできるようになるという感覚もあった。

確か、2001年秋の話。

自分が人と人間関係を作ろうとするときに自然に取る行動の中には、ここから影響を受けたものも多い。



営業セミナー

2007-01-25 22:11:35 | Weblog

大切な友人が和田ゆみさんの営業セミナーを受講することになったと話してくれた。教えてもらったURLをクリックしてみると、ド派手なWebの割には至極まっとうな説明が羅列されたセミナーの案内が書かれていた。

さてこの和田さんとはどんな人なのか...興味を持ったのでさっそく著作をe-Book Offで検索。最近の著作が3冊で2000円ちょいで出ていた。そのままクリックしようと思ったものの、念のためAmazonをチェック。こちらでは1冊につき340円の送料を入れても4冊で2000円弱。それならこっちと決めてまとめて注文した。これが月曜日の話。

水曜日、家に帰るとそのうちの3冊が届いていた。自分の強みはコミュニケーションと自覚した自分は、4冊の中で一番読んでみたかったもの、『話し方』について書いてあるものをさっそく読み出し、自分にしては珍しく3時間くらいで読んでしまった。

書いてあることは、多かれ少なかれ、デールや7つの習慣、コーチングがらみのことと重なる。こういうところは結局一緒なんだとあらためて思った。書き方としては感覚的に身につけたことを、感覚的に語られているという印象。この形式でセミナーをやると相当な情報量を受け手がどうさばくかがポイントになりそうだと思った。もっとも人気のセミナーみたいだから、相当いろんな仕掛けがあって楽しく理解できるようにしてあるんだろうけど。どういう仕掛けのところがあるのか、ちょっと興味を持つとともに、僕はまったく営業畑の仕事をしたことがないけれど、この手のスキルは営業の局面でも有効なんだなとわかり、面白いなと思った。

この友人というのは、いろんな経験をしているせいか、人の気持ちや考え方、性格なんかを自然に理解できてしまう力を持っている人で、ちょっと話をしたのをきっかけに「おもしろい人だな」と興味を持ち、そのまま友達になってしまった。こういうアップサイドのポテンシャルのある人って実はすごく少ない。ところが本人はそれがすごいことだという自覚がない。余計なお世話なんだろうけど、僕はどうしてもこの人に今以上のポジションに就いてほしいと思うし、少なくとも今の仕事で満足してほしくない。だって今まで学ぶ機会がなかった簡単なスキルさえ身につければ、相当な可能性があるんだもん。少なくとも数十人いる自分のチームをみても、こういう印象を受けるひとはほんの少ししかいない。

別に僕が得するわけでもなんでもないけど、ただ自然にそう思ってしまう。応援したいと思ってしまう(まぁ本人には迷惑な話かも知れないけどね(笑))。力があってチャンスがあるんだから、絶対にできる。

『人に好かれる...』を読み終わって、やっと気がづいた。この和田さん、お名前はHiromiって読むんだね。自分の「裕」の字を見るとつい勝手に「ゆう」と読んでしまう。セミナーは3月だそうだが、どんなセミナーだったのか話を聴くのが今から楽しみだ。自分を信じてやる気になってくれると面白いんだけど。


親の欲

2007-01-21 23:07:31 | 湯沢
 
「どうでしょう。レッスンの中で検定もできるので受けてみませんか?」
「イエローはいけると思うんですよね」

もう一度習いたいというので、翌日預けにいくと、先生がこんなことを言う。面白半分に「ぜひ」というと、先生は一度受付に引っ込んで受験する旨を伝えにいった。

すると中で先生同士が、「えっグリーンじゃなくて?」「イエロー? 大丈夫??」「4歳で通ったら最年少だ」と問答しているが、Y先生はいけると主張。

「グリーンは止まれるというだけだから、絶対受かるし面白くない」というY先生。
「イエローなら最年少? じゃぁやってみようよ」という僕に
「じゃぁ、落ちる覚悟でいてください」と受付の先生が言う。

「わかりました」といいながら、Y先生への信頼の気持ちもあって「先生さぁ、落ちる覚悟って言われたからよろしくね!」
とこれからレッスンという先生の肩を叩いてしまった。

先生はやる気になって(=相当気負って)、子供を連れてゲレンデに消えていった。

それを見て、

しまった!!! やっちまった!!

っと自戒の念に駆られたが、時すでに遅し...。

もしかしたら、うちの子なら受かるかもしれない...この先生ならやってくれるかも知れない...そんな馬鹿な欲目に流されて、先生に無用なプレッシャーをかけてしまった。ついでに子供を送り出すときも、「楽しんでこいよ!」っとは言ったものの、やはり普通ではない送り方してしまった。普段ならもう少し冷静に、「先生、落ちたって構やしないから、好きにやってきて!」みたいなことが言えただろうに、やっぱり子供のことになると冷静さを欠いてしまう。

それに気付いたときには、自分のミスだから仕方ない。バッジはなくても仕方ないな...そう思うと同時に、子供に悪いことをしたなと反省した。変なプレッシャーを与えなければ楽しいレッスンになっただろうに...。

そんな風に思いながら、終了10分前頃に検定をやりますよ、と言われた時間に言ってみると、先生はやることはやったというすがすがしい顔で戻ってきて「イエローはやっぱり無理だと思います」という。「一緒に滑るとちゃんと曲がれるんですが、ひとりだと『ここで曲がって』と言ってもわからないんです。それに検定ではずっとボーゲンで滑らないといけないんですが、曲がった後、本人が自然に板を揃えてしまうので、これでは検定が通らないんです」
「僕の中ではぜったいイエロー合格なんですけど...」その意味ではちょっと無念そう。「順番に取る必要はないから、むしろもっと後に上のバッジをとればいいと思います」と言ってくれた。

結局何にももらえないのは本人も面白くないので、グリーンを受けてみることに。滑り出して止まるだけだからアホみたいな検定。当然合格して、賞状とバッジをもらって帰ってきた。

それよりも何よりも、僕はイエローのバッジ以上に重い教訓を持ち帰ることになった。



直滑降

2007-01-20 23:07:05 | 湯沢
 
「もう全然平気ですから、一人でどんどん滑らせてあげて大丈夫ですよ」

23歳のイケ面先生が言う。預ける前は後ろからロープで引っ張っりながら降りて来たが、ひとりで曲がれるし、止まれるし、リフトの乗り降りと降りてすぐの急なところだけ見てあげれば大丈夫と言う。本人も、

「赤いリフトにも乗ったよ」

と興奮気味。すなわち中級コース(といっても大したことないけど)も連れて行ってもらったとのこと。

どんなもんかと思いきや、とりあえずリフトに乗って上まで行くと確かにひとりで滑るではないか。びっくり!! 本人は(親に似て)スピードが楽しいらしく、必要がないと一向に曲がろうとしない(笑)。それでも、リフトの方へとかあっち~とかいうとそっちへ自分で曲がるし、やばい!人にぶつかる!!っと思うときちんと止まる。自分で止まりきれないと判断するとわざと転ぶ。

転んで足が180度開いてもなんともないし、片足がひっくり返って山側に向いちゃっても痛がらないし、バランス崩してコケそうになっても、あるいはコケちゃってもそのまま体勢を戻して滑り出しちゃうし...正直言って自分の子供にこんな身体能力があるとは思ってもみなかった。

カメラで動画を撮りながら追いかけるのも一苦労。先に行かせて、こちらがもたついていると追いつくのもやっと。最後は日曜の午後の空いているゲレンデを4-5回連続で直滑降。

やっぱりプロがちゃんと教えると違う。安くはないが絶対その価値はある。何より、親が適当に教えたってああはならないと思った。

えびでタイ

2007-01-20 23:02:26 | 湯沢
  
「私はリフト券売り場にいるから、遊びにおいでよ」

夏にじゃがいも掘りをさせてもらって、ほんとによくしてもらったおばちゃんに、お世話になったお礼にと今回は菓子折りを持ってきた。

言ってみるとおっちゃんしかいないので、実は夏にお世話になって...っと話をすると旦那さん=このスキー場の経営者とのこと。「ぜひよろしくお伝えください」とお菓子を預けると、「明日はリフト券買わずにおいで」だって!

翌朝再び行くと、その場でおばちゃんに電話してくれてしばしお話。後で行くからとのこと。いただいたリフト券で何度か滑ってると見覚えのあるおばちゃんが立ってるじゃん!

また来たことを心から喜んでくれて、なんか嬉しかった。なんでも、送ったお礼状に添えた写真を見えるところに置いておいてくれてるとのこと。上で食べたらいいよとみかんまで持ってきてくれて...なぜか常に愛想のいいガキが固まってたけど、「おいどうしたの?」「恥ずかしいのか?」っていうと急に打ち解けてニコニコしだしたので、この機に再び写真!!

この子が滑ってるところを見たいと言ってくれて、リフトに乗って降りてくるのを待っててくれた。楽しいし、今シーズンまた必ず来ますからと言ってお別れした。

なんか遊びに行く先に、こういう関係があるっていいなぁって思う。普通にリフト券買って、お金を払って、スキーして...それでもいいんだろうけど、そこにはお金では買えない何かがある。人それぞれだろうけど、僕はそこに価値を感じる。

ただただお礼の気持ちを込めて手紙を書いて、写真を送っただけ。でも、そういうことをする人って、本当に少ないんだろうな。