Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

考える時間

2007-12-21 22:42:43 | Restaurant
 
スピーチを組み立てるというのは、楽しくも、苦しくもある作業だ。
私は大抵、おぼろげに言いたいことを考えておいて、電車の中やふとした隙間時間に組み立てを考えることが多い。細切れでも、構想時間をある程度取り、だんだんと作っていき、最後にまとまった時間を取って作り上げるというのが自分のやり方だ。

今日はあるお客様が来るから、堀口さんもぜひにとりんごに呼ばれた。てっきりその方を囲む会なのかなと思っていると、そうではなかったらしい。直前まで数人に声を掛けてみるもこの時期に空いてる人もなく、結局一人で行くことに。

初めて見たが今日は満席。その大切なお客様の雰囲気もあり、優雅で豊かな空気が漂っている。フレンチのレストランで一人で食事というのも何だか可笑しいが、マダムの「ぜひこの空間を愉しんでいらしてください」という言葉をそのままに、今日までの11セッションを振り返ったり、いろいろと思いをめぐらした。

そして次回の卒業式の最後の締めの言葉。何をしゃべろうか大体決めてはいたがまだ完全にはなっておらず、この空間を借りて、ゆったりと、でも真剣に考える時間をとれた。

自分がほんとうに伝えたいことは...どんな順序で話すのか、どこを削るのか...来てくださるであろうゲストも思い浮かべながら、伝えるべきことをわかってもらえるようにと何度も何度も組み立てて考えなおした。

お皿の数が重なるにつれ、自分の中のブレがなくなり、いい感じの話が出来上がってきた。そして、デザートを食べるころには、ほぼ納得いくものになり、すっきりと晴れ晴れとした気持ちになれた。

今日手伝いに来ていたMちゃんには、「時おり怖い顔をしていらしたから...」と心配させてしまったみたいだけど、事情を話すと納得してくれた。やっぱり真剣に考えている表情は怖いらしい(笑)。

行く前は一人で行ってどうするんだろうと躊躇したが、結局は今までの11週間に浸り、最後の卒業式の準備をするクオリティーの高い時間にすることができた。

締めが決まればあとは早い。もう一山準備すれば、卒業式を迎えられる。1月5日が楽しみだ。

終わってみれば...

2007-12-21 17:38:26 | Communication

それは中学生、いや、小学生の試合だったのかも知れない。

それでも僕にとっては初めてのゲーム。全力で取り組んだ。ところどころびびりながらも、緊張しながらも、絶対にいいゲームにしようとすべてを出し切った。もちろん結果としてもっとうまくできたかな、とか、こういう手もあったな、というような反省はあっても、初めて前に立つにしては、自分では上出来だったのではないかいうくらい出し切れたし、それなりの手応えはあった。とくにセッション11は、自分でもカラ回りしてるんじゃないの(笑)と思えるくらい、本気でやった。

でも...年末ということもあってクラスの食事会に一緒に出させてもらってショックを受けた。クラスの大半、それも数名を除いてみんな20代前半。そうじゃないのは、26-29歳が5人。30代が4人。あと50代が1人。平均を取ったってまだ20代半ばだろう。これは日本のD史上、最年少のクラスだったのではないか?!

せいぜいみんな20代後半、30代前半くらいだと思っていたので、そこまで若いとは本当にびっくりした。そりゃぁ、うまくいく筈である。うまくいかない筈がない。

昔、試合をアサインされるとき、何よりも辛かったのは大学生の試合。生意気だし、体力もあるし、時間もフルに90分ある。次に嫌なのはおっさんの試合。違う意味で言うことを聞いてくれない。それでも、それをなんとかコントロールして、RefereeとしてRespectしてくれて、いい試合をしてもらえたときは本当に嬉しかったし、達成感があった。でも、小学生の試合なんかは、何も起きるわけがないがないから、失敗することもありえない。

それでも、11週間通して、ここまで失敗もなく担当できたことは僕にとって大きい。全体の流れ、時間の管理、相手の反応(ここまではやっても大丈夫・ダメなど)、各種ロジ面...。来るべき難しい試合をコントロールしていくためにたくさんのことを学べたことは事実。

また一方で、20代前半の社会人1年目、2年目の若い人たちでも、このコースにオトナ顔負けに参加し、意義ある経験を語り、堂々と取り組んで成果を出すことができるということを目の前で見ることができたのも、今後のクラスを考えていく上で大きな収穫だったのではと思う。学生の参加者を何人か見たけれど、やはりぜんぜん違うんだなと思った。

2週間空いて、1月5日が卒業式。締めの言葉もばっちり考えた。大きな流れもほぼ大丈夫。あとは一人ひとりにかける言葉を考えるだけ。今回大量に派遣してくださった会社の社長も場合によっては来てくださるそうだ。そうなるともう一言、言いたいことがある。どっちの話をとるか、またしばらく考えよう。