Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

勇気がない...

2005-10-27 01:28:54 | Weblog
(10月17日の話)

今日でひととおり歯の治療が終わった。さんざん削られたりしたが、最後の4-5回は感じのよかった先生を指定してやってもらったので、気分的には楽だった。

この先生は、すごく楽に治療しているように感じさせるような余裕を持っている。「あらっ」とか口にするときもまったく動じた様子もないし、助手がうまくサポートできなくても、いらいらすることなく、いいですよ、っていいながら自分で軽~くやってのけてしまう。あるとき、僕がそんな風に思っていることがふっと伝わった感じがした。それ以来、お互いに気楽に治療をできるようになった気がして、月曜日しか来ないというのだが、とにかく指名して全部その先生に診てもらった。

さて、こんな風に気に入ると、僕はどうしても一度話をしてみたくなる。まったくもって変な気ははなく、ただどうしてこんな大変な仕事を選んだのか、仕事が楽しいか、何が信条なのっていうような素顔の話を聴いてみたいと思うのだ。

同じビルにあるのでランチに誘えれば一番いいんだけど...。どんなタイミングで何と言ったらいいの?

治療してもらいながら、いろいろ考えたけど妙案は浮かばず。ただ、「いっしょにお昼行かない?」という「気」を出し続けてみた。笑うかも知れないけど、なんか伝わったみたいだった。治療が終わって立ち上がって話をしたときに、僕がとくに誘いもせず普通に話を終えちゃったら変な顔してたし、別れ際も普段はすましてるのに、すこし笑った気がしたから。

でも、だから何ができるというわけではなく、結局機会を逸してそのまま。今度オーラを出すときは、「OKなら顔見たときにうなずいて」ってのも一緒に念じようと思った。

うまいことお昼に誘い出すいい手があるよというオトナのみなさん、私にぜひ教えてください。


登亭イベント

2005-10-22 16:33:56 | 西荻
高校時代、通っていた喫茶店で教えてもらって以来、通い詰めること5、6年。超大盛りの定食のみならず、親父っさんやおかぁさんとのちょとした会話も、一人暮らしの僕にはすごく温かくありがたい存在だった。

そんな中、最近mixiでこの「登亭」コミュを発見してさっそく入会。今日はその「登亭に行列を再び」というイベントに参加してきた。

実に十数年ぶりにお店に入った。嬉しかったのは、おかぁさんが「あんたのことは覚えてるよ」って憶えていてくれたこと。思った以上に年をとってしまった親父さんにはもうそんな小さなことは思い出す必要はないようだったのが嬉しい反面、少し寂しい気がしたが、38年間真っ当に仕事をして、ほんとうに幸せに年を取られたのだなと感じた。

行くまでは、当時はお世話になってとかいろいろと話をしたい思っていたけれど、今も変わらないサラダ、串かつ、チキンカツ、そしてあの不思議な味噌汁の味に、まったく時間を経過を感じることができず、つい昨日もここにいたような錯覚におちいって、満足にお礼も言えなかったのが残念だった。また近く来ることがあったら、必ず寄ろうと思った。

こんな風に十数年ぶりに登亭を訪れるきっかけを作ってくださった、「登亭」コミュの管理人のカメーさんに心から感謝したい。今日のイベントはほんとうに大盛り上がりだった。ただ単にお互いに登亭を知っているという人達が初めて会って、一緒に行列を作ろうという企画だったけど、やはりこんな企画に参加しようというだけあって、みんなそれぞれに登亭に対する思いを持っていて、今日の楽しい時間を共有することができた。こけし屋のグラスビールで乾杯し、次はセカンド・シーズン、サード・シーズンで会いましょうと誓い、お開きとなった。


ざまぁみろ

2005-10-21 23:07:12 | Weblog
やってやったぜ。今日のコーチングロールプレーは大成功だった。

役者が最近問題があるチームメンバーの役になって、本気で突っかかったり、泣きを入れたりするというおもしろい企画で、4つのグループに分かれて、グループのメンバーがそれぞれ1度やって、それ以外の人は見てるという感じ。

あー、そんなにペースあわせちゃったら、火に油だよ
あー、それじゃぁしゃべりすぎじゃん

人のを見てるときには、こうすればもっといいのに、ああすれば反発されないのにとか思っていたが、いざ自分の番がきたら、さすがに緊張。でもいつもどおり、まず相手の分も水を用意したり、イスの位置を確認していい距離で対角に座れるようにしたり、目に見えない準備をしてそのチームメンバーを迎え入れた。

この会社に4年間いて、チームメンバー、お客様、他のマネージャー達から絶大な信頼を得ているんだけど、最近なんかおかしくて、癇癪を起こしたり、ミスをしたりということが続いている。自分はこの部署に来てまだ2ヶ月で、さてどう対処しますか、というシナリオ。

僕はまず、彼の今までの会社への貢献に感謝していること、一緒に仕事をできることが嬉しいということを具体的に伝えた。そして、あなたのような優秀なマネージャーが、最近くだらないミスを繰り返しているのが信じられない。そんなミスがほんとのことなのか、そうならば何か原因があるんじゃないか話を聴きたいんだと切り出した。

いくつかのミス・事故について事実にもとづいて検証した上で、やっぱり変だよ、どうしたの?って訊いてみた。なかなかしゃべってくれなかったが、くり返し、「気に掛かってることがあったら、仕事にも身が入らないよね」「プライベートのことでも、お互いに話ができる関係になりたいよね」とねばり強く訊いていると、なんと奥さんが重大な病気のようで、何度か検査をしたけど、実は今日その最終結果が出るというのだ。それなら僕や会社に何が出来る?休みを取る?と訊くとそうしたいという。バックアップは大丈夫かたずねると問題ないというし、じゃぁすぐにでも休んで奥さんと一緒にいてあげて。軽い病気で済んだらいいね、お大事にと言って、セッションを終了した。

これを見ていた、同じ俳優を相手にしたやつが、俺はどうしてこいつが正直に話してくれないのか理解できなくてほんとにイライラした。でも、お前みたいに、「沈黙」をうまく使うと話してくれるんだ、というフィードバックをくれた。

ざまぁみろ、日本で学んだコーチングも、完璧じゃない英語でもってして接しても、通用するんだ! 前田先生ありがとう!!っと思った。14人いた中でも、どうやらちゃんと奥さんの話を聴き出せたのは、ほんの数名いたかだったらしい。ほんとに神経使って疲れたけど、すがすがしい気持ちがした。

Training in Singapore

2005-10-20 23:58:15 | Weblog
水曜日から3日間のLeadership Trainingに来ている。リーダーシップとは、チームビルディングとは、コーチングとはなどをロールプレーや実習やらを交えながらやるというワークショップ形式。

アジアの各国から参加者が集まって、もちろん全て英語でやるのだが、この手の研修やらオフサイトミーティングのときに毎回感じるのだが、言葉がまともに(何も困らないくらい)出来たらどんなにいいかと思う。

「日本人は平均的にレベルが高いから、言葉さえちゃんとできれば少なくともアジアの連中には負けはしないよね」

とうちの支店長が言っているのがつくづく当たっていると思う。今回も十数人の参加者がいる中で言葉を抜きにして考えたら、とくにこの手のトピックは自分でもそれなりの時間と金を割いてきたので、自分は間違いなく上の方だと思う。しかし、いかんせん英語が十分ではないから、つい発言も控え気味になってしまうし、自分の考えの機微(これこそ日本人の真骨頂なのに!)を伝えることができないのが本当にもどかしい。

明日はコーチングのロールプレーをするらしいけど、日本語だったらな~。ビデオを撮って後から見ながら指導なんてやつまでやってるから、ほんとは楽勝なんだけど。まぁ、幸い点数をつけられるような類のものではないので、英語の研修だと思ってがんばろう。

Before Our Thoughts...

2005-10-18 22:09:49 | Weblog
ねえ そんなことを となりできみも 思ったりするのかな …


SQってすごい。チャイナエアとはえらい違いだ。同じエコノミーでも食事のトレーは倍のサイズだし、比べ物にならないくらいサービスもきめ細やかだ。何より各シートにOn Demandの映画やら音楽やらがあり、その中にはJ-PopsやJapanese Favoriteという項目もあって、各10タイトルくらいのアルバムが好きなように聴けるようになっている。

「おっ平井賢がある、聴いてみよう...」

Before Our Thoughts...聴いたことのある曲だったけど、タイトルを知らずに何気なく聴いてみたら、不意にこの澄んだ声が広がって琴線に触れた。男の女々ししくらい弱い部分を抑えた声で歌い上げてる。ふと昨日の夜のことを思い出したりして涙があふれてしまった。

この他にも尾崎豊が入っていたりして、同じクラブの他のバンドがコピーしていた高校時代を思い出したりして、しばし感慨にふけった。

今回のシンガポールエアは7万円で往復。チャイナエアの北京は十数万だったはず。こっちの方ががぜん距離も遠いのにね...。

y-global

2005-10-17 09:10:47 | Weblog

ツルルルル・・・・・・

「どうします?」

「悪い、出てくれる?」

中国帰りで疲れも最高潮。明日からまた出張だしまったく仕事が片付かない。番号を見ると外からみたいだったから、ちょうどそばにいたKuriにとってもらった。

「y-globalの保田さんという方からですけど...」

「おっ、保田先生かい...いやぁ先生お元気ですか?・・・」

この元気なおっちゃんとの出会いは、保田さんがひょんなことから講師をされていた「パフォーマンスマネジメント力向上」というたまたま受講したアビリティーガーデンのセミナーだった。

本当の意味でビジネスで数々の実績があり、今は自分で会社を作って好きなことだけに特化してコンサルティングをしている。

歯に衣着せぬ鋭い物言い、関西弁と人懐っこい笑顔、仕事に対する妥協しない厳しさ...。どこか父に重なるものを感じながら、ほんの2日間のセミナーを受講しただけなのだが、その後もメールでやり取りさせてもらったり、東京にいらしたときに食事したり、一度は大阪のオフィスに遊びに行かせてもらったこともある。どうしてか、会う度話す度に、いつも僕の気持ちを見抜いて時には温かい、ときには厳しい言葉をかけてくれる。

「どや、MBAは終わったんか?」

「おかげさまで、3月に卒業しましたよ。教授がなんでもいいから書いて来いって言って通してくれまして、なんとか終わらせられました」

「そうか、よかったなぁー。それなら立派なMBAやんか。おめでとう」

「いやいや、そんな言ってもインチキMBAもいいとこですよ」

「いや、ええねん。あとから実力で立派なMBAにすればいいんや。麻雀でも先付、後付ってあるやろ。後付で実力つければいいんや」

「そうっすね。確かに後付でやればいいすワね」

「取ったもんは取ったもんや。いやぁほんまよかったなぁ、おめでとう!!」

明日から東京だから一緒に飯でもどうとお電話をくださった。ほんの4-5分の話だったけど、疲れも吹っ飛んでほんとに元気になった。今回は残念ながら翌日からSingapore出張なのでまた次回にということになったが、こんな先生がこうしてひょこっと声を掛けてくださるのは本当にありがたいことだ。

「じゃぁ、トレーニングでどんなことやったんかまた教えてよ。帰ってきたら連絡ちょうだい」

「ええ、ご連絡させてください」

じゃぁまた、と言って電話を切った。

伊達の薄着

2005-10-15 11:44:04 | Weblog
「最近クールビズの男の人がセクシーで...」

夏の初め、ある人が第2ボタンまで開けている男性の胸元がセクシーだと言っていた。

僕は普段Yシャツの下にTシャツを着ている(た)。基本的に寒いところで過ごした期間が長かったので、下着はパンツの中、シャツはズボンの中というのがスタンダードで、シャツを出そうものならすぐにお腹をこわしていた。(だんだん年頃になってまわりの目を気にするようなって、少しずつ出すようになったけど。)そんなんだから、Yシャツの下も同様で、シャツを着ないとなんか落ち着かなくて暑かろうがずっと着ていた。が、

この夏は暑かったし、なによりそんな話を聴いてちょっと色気が出て、この際シャツはやめてみようとそれ以来Yシャツを直接着てひと夏を過ごした。

しか~し、夏の後半はなんか調子が悪かった...。すぐにお腹をこわしたりしていた。僕はひそかに、この伊達の薄着が原因ではないかと思ったりしている。

最近涼しくなってきてシャツを着るようになり、なんかしっくりくる感じがする。やっぱり伊達男にはなりきれないらしい...。

このことを考えるたびに、「シャツは下着だ。上着は脱ぐな」と言っていたO氏の言葉を思い出す...(笑)。




フォント

2005-10-14 23:09:58 | Weblog

「これフォントがゴシックだから、新作かなぁって思いました。ほんとは彫ってあるはずだし...」

さすがは僕のT先生、完璧なまでに僕のヲメガを見破ってくれました。それも持ち主をまったく傷つけることなく...。

今日は本の編集をしている友人と久しぶりにakariに行ってきた。Tさんは、相変わらず最高の笑顔とテンションでもてなしてくれました。友人も料理、雰囲気、店主、全部気に入ってくれたみたいでよかった。

僕のせいでスタートが遅れてしまってあんまり時間はなかったけど、ゆったりとした空間で、いろんな話をしながらまたまた楽しく過ごすことができた。

しかしまぁ、フォントまで指摘するかねぇ...。ラモンはやっぱりただものではありませんでした。また秋冬もの、よろしくお願いしま~す。


べたぼめ

2005-10-13 23:57:50 | Weblog
今日たまたまチエちゃんが近くに来たからと連絡をくれて、ほんの15分くらいだったけど愛宕のSBで話をした。今はスタイリストのアシスタントをしていて、忙しいけど、楽しくて仕方ないとのこと。久しぶりに会うと、少し痩せたようだったけど、オープンで何でも堂々と楽しそうに話す元気さは健在。相変わらずパワフルで、こっちは出張帰りやら何やらで疲れていたけどすごく元気づけられた。

「あの人は、ほんとにすごい。私の知りたいことを何でも知ってる!!」

mixiをとおして紹介した、僕の院友であるOをまさにべたぼめしてた。彼は今は飲食とか最近はデザインの世界に入っているけど、その前はアパレル業界でトップセールスを張っていたという。考え方も斬新だし、何より半端じゃなく勉強したその成果を手に入れてるんだから、チエちゃんの言うのも当然といえば当然だけど、えらいほめようだった。

あの人結婚しちゃうんだよね~、ちょっと残念。だって、気軽に「これってどう思う」とか電話できなくなるじゃん、だってさ。

僕にはデザインとかスタイリングの世界はさっぱりだけど、見る人が見ればそうなんだろうなって、あらためてOはすごいんだなって思った。

Oちゃん、しかしモテるね~!!!

機影

2005-10-13 15:41:58 | Weblog
ふと窓の外を見ると、ちょうど自分の乗った飛行機の影が地上に映っているのが見える。

民家数軒をいっきに飲み込む大きさだ。

地上に近づくにつれ、機影がだんだんはっきりと、そして大きくなっていく。

まるで黒い魂がすごい勢いで地上を這っているようだ。

いよいよ着陸。

機体のディテールまでくっきり映し出されると、やがて影は機体と重なった。

中国出張も終わり。さあ現実に戻って仕事だ。