Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

『破産しない国イタリア』

2008-08-20 23:14:33 | 読書
 
破産しない国イタリア (平凡社新書)
内田 洋子
平凡社

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すごい本を読んだ。圧倒されんばかり。しかし、80対20を読んだ直後だということもあり、こういう生き方もあるんだろうといい刺激をうけた。多少「狡猾」なことをしてでも結果を出す...これぞ人類が進歩してきた道ではないか。この著者が込める「生きる」ことへのメッセージも強く伝わってきた。

いい意味での名士を軸にした村社会
コネがすべてで、何事も解決する
やったが勝ち、出し抜いたが勝ちの鮫
あるものを受け入れながら逞しく生きる術
本当の人生の楽しみとは何か

単なる新書として発行されているのが惜しい。でも著者にその欲はないのだろう。いい本に出会った。

休暇の間に懸案の部屋の整理をし、その中に当時切り抜いた書評を見つけ、図書館で予約してみた。99年9月初版。99年9月といえば、僕が始めての転職をした時。



『世界がもし100人の村だったら』

2008-08-04 23:48:53 | 読書

世界がもし100人の村だったら
池田 香代子,C.ダグラス・ラミス
マガジンハウス

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大源太の体験工房でそば打ちは2時からですと言われて、待っているときにたまたま手に取った。子供がまわりをうろうろするも気にせず、読みふけってしまった。原語も併記してあり、英語で読むと日本での飾りの表現が取れてよりダイレクトに感じられ、涙が出んばかりだった。

どうやって次にクラスで紹介しようかなどと考えてしまうのがいやらしいが、これはコースが伝えようとすることではないなと思い直す。

帰ってきてさっそくAmazonで注文した。売れた本の宿命だろうけど、1円でずらっと並んでいるのが嬉しいやら、悲しいやら。2冊注文した。

帰ってきた

2008-08-03 23:12:49 | 湯沢
 
今の会社には取得義務があり、一生で初めての2週間連続休暇。しかし2週間あるとこんなにゆっくりできるものだとは思ってもみなかった。Guamに5日間も行けば普通ならそれだけで終わりだけど、1日空けて湯沢に来て2泊してもまだ時間がある。

湯沢は本当に田舎に帰ってきたという感じ。いつもの部屋があって、迎えてくれる人たちが居る。冬とは違った緑と、ゆったりとした時間がある。家から車で2時間で来れるなら悪くない。

着いてさっそくリフトでお世話になってるおばちゃんのところに挨拶に行ってきた。子供を見るや嬉しそうに迎えてくれて、畑に案内してくれて、なっている野菜を子供に取らせてくれた。コーン、トマト、きゅうり、えんどう、枝豆、かぼちゃ、モロヘイヤ、オクラ、ジャガイモ。みそやマヨネーズまで持たせてくださって...さっそく湯がいて夕食にさせてもらった。

こんな贅沢ってないよね...思い切りビールを飲みたいところだけど、ガキを風呂に入れる都合もあり、持ってきたホッピーで。このゆるい時間は最高の贅沢だ。

明日は川遊びでもするか、近くのキャンプ場で飯でも炊いてみるか...適当に考えて適当に過ごそう。