Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

始まり

2009-12-24 07:59:22 | Weblog
 
朝子供をエレベーターホールまで送って行った。一昨日のlast dayの後の初めての平日。「今日は会社にいくこと」にはなっているが、スーツではない。

ついに「始まり」なんだな、ほんの一瞬の話だが、エレベーターホールから戻る廊下で外を眺めながら、そう感じた。

ワクワクするような、すごく自由な気分だった。

幸せ者

2009-12-22 23:05:57 | Weblog

「Hさん、ひとつ前から訊きたかったことがあるんですけど、いいですか?」

最後の忘年会兼送別会のパーティーの会場に着くや否や、Aさんに話しかけられた。「えー、何でも」と応えると「実はHさんのマネジメント・スタイルとか考え方とかをもっと傍で見て、盗みたいと思ってたんです...」と言われた。

Aさんは、正直部署の中では少しユニークと言われる人。歳も僕よりも上で、失礼ながら、おおよそマネジメントには興味がなさそうな存在。そんな人が、僕の7月の着任早々の対話の進め方や、最後のメールを関心を持って見てくれていたそうだ。

「そういう考えに至るHさんの原点、バックグラウンドって何ですか?」

鋭い質問に一瞬答えに迷ったが、デール・カーネギーとサッカーの審判だとお答えした。デールの『人』と『道』は実は座右の書だとおっしゃっていた。この前も入院しているNさんに「読んだことがない」というので『道』をプレゼントしてきたとおっしゃっていた。

話を終えるとKが飛んできて、今Aさんにつかまってましたけど大丈夫でしたか?と言うう。内容を話すとポカーンとしながら、僕の感動を理解できない様子...そこがお前の足りないところなんだよ~(笑)と思った。

最後のスピーチで「僕にとっては最高のほめ言葉です」とAさんとの会話を紹介した。

人事部長のUさんからも「Hさんは、そこらじゅうでいい噂を聞いていたので残念です」と言われたことに触れ、「だから辞めることになったんでしょう」と話した。

「いい人になるのは簡単です。でもManagerとしては、Performanceを上げるために、時には悪役も買って出なければならない...」

そこが僕の弱さであり、逆に強みであろう。だからこそ、それを活かせる現場で力を発揮していこうと人生の舵を切ることにしたのだ。本当に世話になったYは、たまたま帰ってきていたJと一緒に肩を組んで「We are BAD guys!!」などと盛り上げてくれて、最後の締めにはいいスピーチになった。

「3ヶ月に1度くらいは一緒に食事して、Hさんがどれくらいうまくいってないか聞かせてくださいよ。それで6ヵ月後に戻って来てさ...」 そんな風に言ってもらえるだけでも本当に嬉しい。


僕はこうして好きなことができて、そして職場の人たちに惜しんでもらえて、本当に幸せ者だ。ここまでよくしてもらえると、本当に気持ちが揺らぐけれど、敢えて書き、敢えて送ったメッセージのとおり、自分がやりたいことにフォーカスする。きっと道が開けて、新しい世界が広がっていくことだろう。


Y、そして一緒にお仕事させていただいたみなさま、気持ちよく送り出してくだsたたみなさま、本当にありがとうございました!

ありがとうございました! ...and thank you very much!!

2009-12-22 18:49:00 | Weblog

「人は確実に自信を持てるようになる」

そう言われたら、みなさんどのように思われるでしょうか。また、そんな
方法があると聞いたら、どんな風に思われるでしょうか。

私はそれを知り、それをお手伝いする立場にいられたらなんて幸せだろう
と思い、それを少しずつやっていくうちにそれが楽しくなってしまい、今回、
思い切って、そちらに舵を切る決断を致しました。

今までご一緒させていただいたみなさま、

2年半弱という短い期間でしたが、本当にいろいろとお世話になりまして
ありがとうございました。2007年8月からの2年半、いろいろな機会を
いただき、多くの方々とご一緒させていただくことを通して、本当に多くの
ことを学ばせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

退職は何度も経験しましたが、今回ほど清々しい気持ちで最終日を迎えた
ことはありませんでした。それは、自分よりもよっぽどしっかりしたNさんが
後任についてくださり、そのもとにはHKさん、SKさんというまわりの
見えるマネージャーがいて...そしてチームのみなさんおひとりお一人が
Change Mindを持って一丸となって取り組む土壌がここにあるからです。

本当に一緒にお仕事をさせていただいて高められる方々、素敵な仲間たち
にお別れするのは寂しい限りですが、自分のやりたいことにフォーカスして
結果を出して行こうと思います。

今まで本当にありがとうございました。
そして、これからもどちらかでご一緒できる機会がありましたら、よろしく
お願い致します。

2009年12月22日

Yh
yh@

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"Everyone can be/become proud of him/herself"

What do you think if you hear this sort of message; or how do
feel if you hear there's such a way to do it.

When I came to know this, I thought I would like to be in a
position to support people in this way. And when I started
slowly, it became great part of me and now, I decided to
move on.

My dear colleagues, for those whom I worked with,

Thank you very much. It was great pleasure for me to work with you
all. Since August 2007, through many opportunities and through
working with many colleagues, I really learnt a lot, and I greatly
appreciate it.

I experienced resignations several times, though, this time I feel
very relaxed and calm; as N-san, who is a lot more capable than
myself, is taking over my position, and HK-san and SK-san,
who has good perspective to their teams are working for him, and
above all, all the members in Operations now have 'Change' mindset
and buckled into one team.

It is sad to say good-bye to all of you, though, I will focus on what
I really would like to do and try my best to obtain the result.

Once again, thank you very much.

And, I would be grateful if there's any chance in future to see you
or work together.

Sincerely yours,

22.Dec.2009

Yusuke Horiguchi
yh@

閉店

2009-12-18 23:41:41 | Weblog
 
自分のOfficeの荷物を片付けながら、「閉店だな」と感慨というほどではないけれど、この前の「閉店」のことを思い出していた。あのときは、初めてのOfficeだった。本気でいろいろやってたから感慨も深かったし、いろんな物があって...支店長と最後の食事した後、今の職場の人達と会ってから戻って、ほとんど朝までかかってオフィスを後にしたっけ。

ちんたら片付けていて遅くはなったけど、まだ21時。もう少し残っているけど、まだ2日あるから大丈夫だろう。明日はクラスがあるし、帰ろう...回を重ねるごとに慣れて、落ち着いている自分に気付く。

こうやってOfficeを与えられて仕事ができるようになって、偉くなったもんだよな...。これからどうなるんだろうと一瞬思ったけど、今度は自前のOffice=仕事場。それでも場所を借りて机やら必要なものを揃えてスタートを切れるだから、見えない力に感謝しなければ、そう思った。

まだまだあると思ってたけど、いよいよだ。

カード

2009-12-16 23:56:44 | Weblog

「...暖かい気持ちになりました。」

やったー!! このメールを見た瞬間、小躍りした。携帯でメールをチェックしていたものの、返事がなく「やっぱりかな」と思っていたところ、帰宅してメールを確認して見逃していたことに気付いたので、なおさら嬉しかった。

月曜日、クラスの後に先方に誘われてお食事に。いろいろとお話ができて楽しかったし、普段どちらかというとっつきにくい印象の方が、帰り際、見せてくださった優しい笑顔が印象的で、仕事ではすごく気を張っていらっしゃるんだなと、中央線のホームへの階段を上がる後姿を見送りながら思った。絶対にカードを書こう、と出発を待つ埼京線の中で、今日見たこと、感じたことをメモにした。

翌日、お礼状をと思って筆を取った。もう一人の方へはある意味簡単に書けたのだが、この方には、昨日メモはしたものの、本当に出していいものかとかとかなり迷った。でも、書くことは事実だし、トレーナーとして関わっている以上、この際リスクも取ろうと思い切って出した結果だった。

経験をとおして何が本当にリスクかを感じ取る精度を間違いなく上げることができる。さらに磨きを掛けて、必要なときに、ピンポイントで切り込めるようにしたい。

『あの時、バスは止まっていた 高知「白バイ衝突死」の闇』

2009-12-10 23:49:45 | 読書

交通違反関係の情報を血眼になって探していたころ(このことはこのblogでは一切触れていないが)、行き着いた今井亮一さんのblogで冤罪疑惑として紹介されていたことからこの事件を知った。

最初は半信半疑だったが、どう見ても被疑者とされる片岡さんの主張が正しい。最後はマスコミにもかなり突っ込んで取り上げられたが、判決は覆ることはなく、何も悪くない片岡さんは(あるいは過失が認められたとしても罰金刑、どんなに悪くても執行猶予になるはず)、1年6月の懲役として収監されてしまった。

こんなことがあっていいのか?

この本を書いた山下洋平さん、Webで検索するとまだまだ若いので驚いた。四国の反対側から孤軍奮闘、この高知の事件を取材し続け、この事件を全国レベルの関心にまで持ち上げた。この山下さんのジャーナリスト魂に心から敬意を表したくて、この本は即買った。

読み終わったのでさっそく図書館に寄贈しようと思っている。さぁ受け付けてくれるか? それよりも、この事件の再審請求の行方が何よりも気になる。

片岡さんはどう考えても服役する必要があるとは思えない。それは置いておいたとしても、そもそも「疑わしきは罰せず」という法の精神は日本では機能していないようだ。起訴されればほぼ有罪になる。これも今井さんの著作やblogから学ばせていただいた。


あの時、バスは止まっていた 高知「白バイ衝突死」の闇
山下 洋平
ソフトバンククリエイティブ

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『機長の告白―生還へのマニュアル』

2009-12-10 23:49:03 | 読書
 
この本もついでに借りて読んでみた。

こうやっていくつも読むと、取り上げられている大まか事故の概要はなんとなく覚えてしまう。でも実際のパイロットはそれ以上にしっかりと記憶に留めて、その場合の操作を頭に入れておき、即座に対応できなければならないのだろう。

安全が確保されなければ飛ばない。安全に対して確信が持てなければ何度でも繰り返す。

こういう確固たる信念は、相場に入って行く時も同じだと読んでいて思った。どうにかなるだろう、大丈夫だと思う、ではプロフェッショナルとは到底呼べない。

この本はこれからの自分のあり方の教訓にしようと、マーケットプレースで買った。デスクの上に置いて自分を律しようと思う。



機長の告白―生還へのマニュアル
杉江 弘
講談社

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『カモメになったペンギン』

2009-12-01 23:27:21 | 読書
 
最近転職して神戸に行ってしまった方に『運のいい人、悪い人』をお送りしたところ、そのお礼にとこの本を送ってくださった。聞けばもう絶版になっているそうで、わざわざマーケットプレイスで手に入れてくださったとのことだった。

ひとむかし前に、『チーズはどこへ消えた』という本が流行ったが、あれに比べるともっともっと具体的で実践的。チーズは道徳の本のような部分があったが、これはより具体的に組織に応用できそう。

「同じ釜の飯を食った」などとよく言うが、組織を強化したかったら、敢えてこういうイベントを作り出して、このプロセスを踏むように仕掛ければ、うまくいくということらしい。

いくらいい人材を揃えてもうまくいかないときはいかない...そんな経験がある方もいると思うが、それはまさにそういうことか、っと思える。

もうすぐ組織を離れつつあるが、キーになる10人がこの本を読んで知恵を出したら、相当おもしろいことになるだろうと思った。

しかし...、絶版なんだよね~。


カモメになったペンギン
ジョン・P・コッター,ホルガー・ラスゲバー
ダイヤモンド社

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