「今週日曜日から空いてる?」
火曜日の夕方に突然、Due DilligenceのSessionに一緒に出ないかと言われた。場所はと訊くと、香港。日・月の2日間で、夕方に始まるので、日曜日の朝便で出て間に合うし、火曜日の夕方にはオフィスに戻れるとのこと。香港は友人夫妻がいるので、どうにかしてまた行ってみたいと思っていたので二つ返事でOKした。
さて、資料をまわしてもらって実際にSessionの内容を見てみると、とてもとても僕のレベルが参加するものではない。だって、各国の拠点責任者と業務統括責任者向けだからだ。翌日、これは僕が出ると場違いもいいとこでしょと伝える。
「実際、僕が出るといったらJも反対するでしょ?」
「いや、むしろ出てほしいといってるんだけどな」
「あっそうなんですか。じゃぁ行きます」
ということで、えらい場違いな会議に参加することが決まった。ばたばたとフライトを押さえ、ホテルの予約も確定してほっとしていると、今朝、当日のAgendaがまわってきた。
- Sunday -
16:00
・Welcome and Opening Remarks
・Case Study Introduction
18:30
・Cocktail & Dinner
20:30
・Case Study - Team Strategy
- Monday -
7:45
・Team Presentation Deadline Submission
8:00
・Opening Remarks
・Team Presentation
・Round Table Discussion
...
なんだこれ?? 夕方スタートっておかしいと思ったんだよな。これって要は、Teamに分かれて夜通しプレゼン作れってことでしょ? それにTeamっていってもえらい連中ばっかりじゃん。正直見た瞬間ビビッた。こんなのやだよー、できっこない...
...でも次の瞬間思い直した。
できなきゃできないで最悪クビになるだけ(だいだそんなことはこの会社では絶対にあり得ない)。まぁ英語力に難点があろうけど、それでも前回のLeadership Trainingでは見事にCoachingをやってのけることができたし、言葉を除けば、基本的に日本人はもともと十分優秀だから、きっと勝てずとも負けはしないだろう。第一、そんな連中と一緒にディスカッションできるってなかなかないことだし、networkingの大チャンスだ。
そう思うと、ひきつりながらもおもしろく思えてきた。そしてそれがだんだん本物になって、今現在(夜の帰り道)は本気で行くのが楽しみになってる。
香港に6年もいた友人夫妻は、実は4月末に帰国が決まっていた。だからどうしてもそれまでに行きたかったのだが、結局機会が作れずに今日まで来てしまった。
まだいるのかなと連絡してみると、月曜日はモウマンタイと返事をくれた。今回のSessionがどれくらい大変かによるけど、うまい酒が飲めそうで楽しみだ。
どんななるのかな。