Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

3枚目のイエローカード

2006-06-24 23:20:45 | Ref.
「結果的にそれがあなたの勘違いでも見間違いでも、まったく構わないから、もしも僕が2枚目のイエローカードを出してもなお、試合を再開しようとしてたらピッチに入ってきてもいいから絶対に止めてください」

駒沢陸上競技場。Jサテライトか何かのゲームで第4審判を担当した僕に、主審だったJ担当の福田さん(だったと思う)に試合前の打ち合わせの中でこんなことを大真面目に言われのは、今でもかなり強く印象に残っている。

サッカーでは「主審の決定が最終である」とルールに書いてある。また「主審は試合を再開するまえであれば、いつでもその決定を変更することができる」とあるが、裏返せば「再開してしまったらもう変えられない」ということだ。だからこそ、J担当というトップクラスの審判でも3級の私に大真面目にこんなことを依頼するのである。

もしも間違った決定があっても、それはFIFAであろうともその決定を変更することはできない。FIFAにできることは審判を処分し、再試合を設定することくらいだ。

主審との打ち合わせ次第だが、試合中は基本的に4人の審判全員で、得点、カードなどの出来事を微妙にタイミングをずらしながらだがブッキングする(タイミングをずらすのは全員が同時に記録するとその間に何かあったときに誰も見てない状態になってしまうから)。

ブラッター会長が「理解できないことが起きた。4人で審判団を構成し、試合中もそれぞれが無線で連絡を取り合えるようになっている。全員が記憶喪失になって主審のミスを誰も気が付かなかったようだ。誰かがピッチに入り試合を止めるよう進言すべきだった」と怒りをあらわにしたというのは至極真っ当な話だ。

ワールドカップという最上の舞台(FIFAの位置づけ上はオリンピックより上)でこんなことが起きるなんていったいどうなっちゃったのという感じ。「オーストラリアかクロアチアから再試合を要求されたら、拒否できなかった」というレベルの話。せめてもの救いは、後半ロスタイムに入ってからの出来事だったということだろうか。

今大会は審判の判定に対する評価が高かっただけに、ちょっと残念だ。

サポーター

2006-06-23 08:17:43 | Weblog
仕事が立て込んでしまい、協会のパーティーからオフィスに戻った。調子がでてきたので、開き直ってできるだけやっていると空が白んできて、オフィスを出たときはもう4時半だった。

帰り着いて5時。後半が始まっていて1-1だった。半分眠りながらテレビの前にいるととどめの3点目が入った。気が付くとゲームは終わっていた。

最終戦にはもとからあまり興味がなかった。だって、勝てっこないからだ。そもそも、最初の2ゲームに十分に勝機があったのに、それをまともにつかむことができなかったのだから、ここで勝ち残れたらそれは奇跡だ。そんなものに期待しては世界に失礼な気がする。

先制点のリプレイを見るとほれぼれするようなすばらしいシュートだった。日本人が蹴るこんなシュートをJで何度見ることができるのか。高い集中力で貪欲にゴールに向かい、好機を絶対にはずさない。その上で、高い技術をもって放つ、先制点のようなすごいゴールがポツポツと入る。そんな世界のレベルからはほど遠いのが現実だ。

にわかさむらいブルーもいいが、普段からJを厳しい目でみることはこそが重要だ。サポーターを自認するのであれば、その人にはサッカーを育てる重大な任務と責任がある。


何が正しいのか...

2006-06-21 23:53:50 | Weblog
今日は人間関係関係の集まりに出てきた。といっても総勢5人。それぞれ全然違う環境で働いている人たちばかり。1時間遅れてしまったので8時から10時までのほんの2時間少々だったが、いろんなことが頭をめぐり、ぐるぐる考える機会となって面白かったので、忘れないうちに書き留めておこうと思う。


ひとりひとりのために、ひとりひとりが満足するものを提供する必要があるのか...

そうしようともがきあがいていたときがあったが、今の僕はもう少し冷めた見方をしていて、全体最適が得られるなら、個別のトラッキングエラーはある程度は仕方がないものとしてよしとしていいのではないかと思っている。
リーダーとしてひとりひとりの幸せのために、心身を削る思いをして手をかけても、必ずしもうまくいく訳でもないし、そもそも完璧にするなんてことはできっこない。それであれば、ある程度押さえるところを押さえて、自分にも余裕がある状態で全体を成功に導く方が効率的である上、その方が結果的にもひとりひとりに幸せに結びつくのではないかと思うのである。
所詮、自分ひとりでできることは限られている。自分が個別に働きかけることで個人を幸せに導けるなんていうのは奢りではないのか...それならば、自然体でそれなりに接する方がかえっていいような気がする。
今はそっちの考えに傾いている。これはきっと振り子のように、これからもあっちにいったり、こっちにいったりを繰り返すんだろうなと思うけど。


人間関係スキルと企業の究極的目的...

家族に対して人間関係のためのスキルを実践するのは惜しみなくすべきだと思うのだが、社内ではどうなのか。もちろん、それは必要なことだし、できる限り実践すべきだとは思う。しかし、そもそも論として、そうしないと動かないチーム、部署、組織でいいのだろうか。そんなことをしないと動かないようなヤツがいるなら、それは当然替えるべきであり、それこそが究極的に強いチームを作るためにすべきことだろう。
人を扱う問題だから、このバランスが難しいとは思うが、どちらが正論なのか...。考えるところである。


木を見て森を見ず...

そもそもすべてが解ける方程式なんていうものは存在しない。あるのかも知れないが、ちょっとやそっとでは手に入れることはできないだろう。たかだか15万円程度のコースに参加したくらいで、人間関係のすべてがわかるようになるなら、そんな楽なことはない。もちろん、15万からの大枚をはたくわけだからその期待が大きいのはわかるが、本質をよーく考えれば、そんなことあり得ないことはすぐにわかるはずだ。そうなれば、ここからいかに多くのヒントを見つけ出し、そしてそこで得たものをいかに試行錯誤して自分のものにするのかが力を注ぐべき課題であることが自ずと見えてくる。
仕事の重圧を理由に健康を害してしたり、場合によっては命を落としてしまうような悲しい話を耳にすることがある。その責任感は心からrespectするものの、やっぱりそれはどこかでもったいないことのような気がする。僕は仕事よりも家族の方がよっぽど重要だと思うし、それが守れなくなるのならただただ仕事を辞めればいいと思う。S社のように人命にかかわるような事故を起こしてしまった会社から、さぁ辞めれるかというとそれは倫理上の問題が出てくるので一概には言えないと思うが、仕事なんて所詮そんなものだと思う。そうなると尊厳を捨てるという意味ではないが、ゲームのように楽しみながらそれでも真面目に取り組んで、全体をみながらおかしいと思ったら降りるというのもありのような気がする。


スキル...

スピーチも、人間関係も、第一印象をよくするのも、所詮簡単に学べるスキルの部分が多い。もちろん本質的な部分は、その人の人間力とでも言おうものがものを言うと思うが、入り口の部分はごく簡単なスキルでこんなにも違うものか、というくらい変わる。それを日本では先天的なものだと受け取りがちなので、その手の講座に対する評価が低い。ちょっともったいないよなと思う。


DCC...

コンテンツがいいんだからもっと売れてもいいし、もっと売れてほしい。そう思う修了生の数は相当なものだろう、ってことで、どっかで一度オフサイトでブレイン・ストーミングして、戦略的マーケティングについて徹底的に話してみたりしたら面白いよね、という話になった。またまだ認知度が低いし、参加者も少ないので、みんなでちょっとした努力をしたら、きっと爆発的に伸びる潜在力がある。8月くらいにどっかでできたら面白いよなぁっと思うので一度仕掛けてみようかと本気で思っている...仕事なんかよりずっと面白そうだし。



なんか、もっといろいろ考えたような気もするが、いざ書くとなるとこんなもんか。飲んだ後のほんのひとりごとでした。

今のポジションに就いて早2年半。自分も少し違った考え方ができるようになったなと実感できる機会にもなった。





Potential Candidate

2006-06-15 23:25:53 | Weblog
に会うと称して、8時前にOfficeを出た。

いやぁ、久しぶりにこんなにまともに仕事してる人と会った。ひょんなことをきっかけに再会した大学の後輩。あまり感覚がなかったのだけど、2年後輩だったらしい。某信託銀行で営業をしているんだけど、小さい組織なので仕組みモノの一通りを知っている様子。それなりに大変だけど、楽しんで仕事をしている様子で、いいなぁって思えた。

彼女、英語さえできれば絶対売れる。まぁでも別にばりばり仕事がしたいわけでもないとのこと。まぁできる人ほどそうなんだよね。もったいないよなぁ...。

スポーツ・ドライブII

2006-06-11 23:13:14 | Drive
日曜日に納車というのを、どんなに遅くてもいいからと無理を言って土曜日にしてもらった。というのはまた日曜日の出勤に使いたいと思ったから。

先週よりも起きるのが少し遅れてしまい家を出たのが7時。この30分でこんなに違うものか...明かに道が混んでいて、あいにくの雨も重なって先週みたいに飛ばせない。それでも要所のカーブや空いたストレートで無理をしてみる。

メーターを見ながら慎重にスピードを出しながら突っ込んでみるが、確かにカーブではそのスピードを感じさせない。車体は重たいがあきらかに安定している。ストレートでもエンジンが2.4Lなので1.8Lとは違い、少し踏むとガーっとスピードが出る。

しかしほんとうに驚いたのは、謳い文句どおり、高速で走っているとリヤウィンドウがまったく濡れないこと。いかにドライバーが運転に集中できるようにするか、いかに乗員の安全を守るか...
これでもかというほどにそのコンセプトだけを追求して作りこまれているのには、実際に乗ってみて感服した。あくまで人の感じ方だが、ついているこの装備を考えたら安いのかもしれないと思えた。

シルフィーも隅から隅まで内容をチェックしたが、今になって比べてみると、半分は「いかにかっこいいスタイルを演出するか」「いかに快適な居住空間を提供するか」というのがテーマなんだなと感じる。その証拠に安全や運転しやすくするための装備はほとんどがオプションになっている(もちろん、オプションを全部付けたって値段はとてもかなわないのだが...)。

車幅はプリメーラと35ミリしか違わないのだが、ドアの厚みの違いや車体の感覚に慣れないところへ、車重が重たい上アクセルが重たいので、車庫入れが辛い。この車を細部まで楽しめるようになるまでは少し時間がかかりそうだ。

しかし、子供のように興奮して疲れた。しばらくは思い出すだけで楽しそうだ。

スポーツ・ドライブ

2006-06-04 22:03:14 | Drive
金曜日に問題が発生しどうしても少し片付けておかなければ、月曜日が辛い。7から11時、4時間で片を付け12時には家に帰ろうと心に決めた。さて、7時から仕事を始めるには、早朝は接続が悪いので電車ではかったるい。じゃぁ車で行くか。夜中のタクシーの経験からうまくすれば30分で着くかも知れない。そう思い、今日は初めて会社まで車で出掛けた。

6時に起き、駐車場から出して走り出したときに時計は6時33分だった。

さすがに日曜の早朝は空いている。大宮バイパスを南下し、戸田南まではすぐだった。首都高も速い車ばかりでペースはかなり速い。普段怖くてスピードを落とすカーブも今日はOverdriveをオフにして突っ込んでみる。案外曲がれるものだ。そりゃぁまわりの車にできてこのP10にできないはずはない。30L入れたばかりのガソリンもどうせ使い切ることはできない。カーブや減速にO/Dオフを多用してちょっとしたスポーツドライブを楽しむ。

もともと車は結婚してから乗るようになったので、よく考えれば一人でドライブするなんてことはほとんどなかった。まして首都高にのって飛ばすなんて多分初めてだろう。

車の特性、標識、前方、後方の状況、カーブの角度、出口と前方車両のスピードを勘案した位置関係、自分が走るスピードの中で、こうしてとっさにいくつかの判断をくり返していくスリルは自分には新鮮で面白かった。

一ツ橋のランプを降り、皇居の前を通って赤羽橋方面へ。車を停めてオフィスの入り口で時計を見た時はまだ7時数分だった。6時22分の電車に乗って駅に着くのが7時13分だからかなり早い。それにスリルを楽しんだ興奮でバッチリ目が覚めていて、すでに戦闘態勢という感じもいい。

座高の高い僕には視界が悪いし、運転がうまくない者にとっては「無理に」走らせている感が否めない部分もあるが、確かにP10はなかなか走る車だと思った。この車ともあと1~2週間だと思うと、もう少し乗っていてもよかったかなと感じる。買ったとき38000kmだったメーターも、帰りにちょうど45000kmを超えるだろう。

帰りは少し遅くなってしまい、結局出発は11時40分。皇居前がイベントのために封鎖され、知らない道の回り道を余儀なくされたが、なんとかうまく飯田橋ランプまでたどり着き、家に着いたのは12時半前。回り道のわりに、思ったよりすごく早かった。

日曜日なんて、ちょっとうだうだしていたらすぐに1時、2時になってしまう。朝から効率よく仕事を片付け、昼飯食って午後は家族と過ごす。これはなかなかいいと「これから休日出勤のときは車で行こうかな」と言うと、「休日出勤なんかしないでください」と返ってきた...そりゃ確かにそうだ。


こんなの見つけた

2006-06-02 22:45:18 | Weblog
古いファイル探していたら変なファイルが出てきた。「雨.txt」開けてみるとこんなんだった。


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1) 雨の日は、長いひさしのあるベランダに椅子を出して、妻が
いれてくれたカフェラテを飲みながら、好きな本を読むのが私の
雨の日の過ごし方です。ときおり行き交う人に手を振ったり、
足もとでは子供が降り込む雨に手を出したりして遊んでいたり
したら理想的ですね~。

でも現実は...
ベランダに椅子を出すような余地はなく、
コーヒーをいれるのは自分で、
飲んでいれば子供が自分にもくれ~と泣き叫び、
外を行き交うのは武蔵野線。
とてもゆっくり本すら読めないという状況です。



2) サッカーをするひとは雨の日は当然いやだと思いますが、
私は嫌いではありませんでした。私は審判という立場だったので
一度開き直ってしまえば濡れるのはかまわないし、選手の動きが
鈍くなるので判定しやすくなるし、何より、自分自身「がんばっ
てる!」って思えるから、寒くなければ嫌いではありませんでした。

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多分テーブルトピック対策かなんかで書いたんだろうけど、憶えていない。
2003年後期の作品。