Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

見える人

2006-08-29 23:47:35 | Weblog
実は会社に見える人がいる。前の在日代表のFarewell Partyのときに初めてまともに話をして、そのときにいろんなエピソードを聴かせてもらった。

実は我がオフィスにもいるとのこと。背の高い外人で、白いワイシャツを着ている人で、いつもある方向からある方向にスッと歩いていくらしい。

それ以来、面白半分にときどき話を聴いたりするのだが、今日昼間トイレで会ったときに話してくれたのは、夜トイレに来ると必ずひとつ飛ばしの隣に立つそうだ。そして、しばらくすると水が流れる。4つあるうちのどこに立っても、必ずひとつ飛ばしのところから水が流れる。個室に入っていても、その正面にあるところが水が流れるとのこと。

「なんかついてくるんですよねぇ」
「もしかして、エントランスカード持ってないからじゃないないっすか? 今度発行しときましょうか?」
「じゃぁ、僕渡しときますよ」

なーんて冗談を言っていたのだか、実は僕の身にもついに起こってしまった。

帰る前にトイレに行って用を済ませていると、シャーっと水が流れるではないか。あっ、時間で一斉に流れるんだって思ったのだがよく見ると、一つ飛ばしの隣のところしか流れていないっ!! あっ、これはきたなぁって思ったけど、別に変な感じはまったくしなかった。どっちかというと「いや、流れてるよ」って笑っちゃうような感覚。

もともとその見える人が飄々としていて、とくにその白いワイシャツの人はぜんぜん悪い感じはしないと聞いていたからというのもあると思うけど。

いつも遅くまでいるその人に、その話をしに行くと、
「あ~、それは何らかの形で私が影響しちゃったんでしょうねぇ。すみません」
と言われので、
「いや、別に変な感じもしませんから」と応えると、
「やっぱり、ひとつ空いて隣でしょ」
「そうです、そうです」
「必ずそうなんだよなぁ。昼間は絶対起こらないんですけどね」
とのこと。

もっとも、その白いワイシャツの人はある方向に歩いていくのしか見ないから、トイレの人は別の人かも知れませんけどね、だって。

とにかく毅然とした態度で臨むことって助言をいただきました。変に怖がったりするといけないって言われたけど、別に普通に物事が起こっている感じで、なにか特別なことがおきてるという感じはしないんだけど。

「白いワイシャツに赤い毛糸のネクタイですよ、ちょうどあなたと同じくらい背が高くて」
「着替えないんですか?」
「...着替えない」

「...こんなこと言うと変なこと言ってるって思われるかも知れませんが、あっち側の世界から見たら、人間って変なこと考えてるなぁって思ってると思うんですよね。所詮別の世界の人たちですから、そう思うようになったら、最近なんとも思わなくなって...ますます感性が研ぎ澄まされた感じがします」
「えっ、じゃぁ一緒に宝くじ買いに行きましょうよ」
「あっそういうのはまったくダメなんですよね~」

あっそうそう、くじといえば、そのくじを見たら当たってるかどうかほぼわかるという人がいた。今度はその人と宝くじ買い出しツアーを企画せねば...

そんな話をしながら、一緒にオフィスを出た彼はトイレに消えてきった。やっぱり水は流れたのだろうか...。明日訊いてみよっと。


美談を美談としない

2006-08-28 23:51:05 | Thoughts

よくドラマなんかで最期の最期に「お前と一緒になれてよかった」なんて言うシーンがあって、まるで美談のように映し出されるが、僕はそれなら「どうして普段からそう言わないのか?」「言ってれば日々が美談でいっぱいじゃん」と思う。

「あの鬼のような先生が、卒業式の日に涙を流しながら『おまえはいい生徒だった』と言ってくれた」なんていうのも同様。鬼のように振舞うことにどういう教育効果があるのか...。

「安売りするのはもったいない」とかいう人もいるが、利子がつくわけでなし、それにほんとにちゃんと伝えられる瞬間を迎えられるかどうかなんてわからないんだから、今言えるときに言っとかないといけないのでは...それよりなにより、今を楽しく充実して過ごす方がよっぽど重要だ。

いわゆる「美談」を「美談」として受け入れたくはない。

部下

2006-08-23 23:31:11 | Thoughts
僕には部下はいない。そう、ひとりもいない。いるのは一緒に働くチームメンバーだけ。

そもそも部下という言葉には、単に仕事上のポジションの上下だけを差す以上の何かがあるような気がする。大きな日本企業で、基本的に年功序列の串が通っている環境下では部下=年次が下という方程式が成り立ち、その言葉が包含する意味も含めて妥当性があるような気がするが、僕の場合はまったく違う。

確かに僕は一緒に働くチームメンバーよりも、仕事上より大きな責任を負っている。しかし、だからといって、自分が偉いとか人間的にできているだなんて微塵も思わない。あくまで仕事上のポジションが上なだけであって、それ以上でも以下でもない。そもそも人生の大先輩を捕まえて、そんなことは言えない。

できることは、ただただ仕事の実力と、人間力で勝負することだけ。チームのリーダーとして、メンバーの納得感を高めてまとめていくだけ。

これは数少ない僕の信念のひとつ。

朝仕事

2006-08-20 23:18:15 | Weblog
今朝も早朝から会社に行ってきた。6時半ごろに家を出て、一橋ランプを降りたのが6時53分。まだ朝飯を食ってなかったので、昨日読み始めた本に触発されて帝国ホテルでもいくかぁなんて思ったものの、駐車場ってどこなの? 駐車券ってもらえるの? などとせこいことを考えているうちに通り過ぎてしまい、もう虎ノ門付近。会社に行っても何も食べるものがないのでどうしようと思っているとジョナサン発見。ちょうどいいことにパーキングメーター(日・祝タダ)もあるのでここで朝飯に。

さすがはオフィス街のファミレス。日曜の朝はガーラガラ。近所に住むとおぼしき老夫婦がパラパラやってくるだけ。僕はホットサンドのセットを頼む。ハムとチーズを挟んで焼いたパンにフライドポテト少々とドリンクバー。ドリンクバーには野菜ジュースやら梅・クエン酸ジュース、いろんなコーヒー、紅茶で472円...これって安くない?? たしかにマックは390円かもしれないけど、テーブルピッチや飲み物飲み放題を考えたらちょっと信じられないなぁと思いながら、書類に目を通して8時。

ほんとに日曜日タダだよな、駐禁貼ってないよな、と少しびびりながら車に戻って会社へ。
昨日工事することになっていたUSENがばっちり入るようになっていたのに感動。さっそくモーツアルト・チャンネルをかける。スピーカーが外にあるので、大きくしないと自分の部屋まで聴こえない...。でも誰もいないので結構な音量でかけてみる。

昨日家で自分の部屋の整理をした感覚が残っていて、ついつい掃除を始める。書類が山積みでそう簡単に片付きはしないけど、懸案の部分を整理したりして気分よくなって9時。メールやらいろいろ片付けた。
まだまだいろいろやりたいと思ったけど、11時半には会社を出て、下のコンビニで支払いを済ませたり、もうすぐ閉店するというスーパーで用事を済ませたりして12時前に家に向かった。5号線は都心向きが異常に混んでいたが、埼玉方面は楽勝。12時半過ぎには家に着けた。

昼飯を食って、ちょっと昼寝して、子供と近所のプールへ。3時半ごろに行って閉館は5時と知る。それでもそれでちょうどいいくらい。どこが吸水口だ? とちょっとびびりながら流れるプールで遊んで帰った。着替えて、帰りにアイスを食べて家に着いたのは6時前。飯を食いに出かけて帰ってきて8時半。風呂入って、紙芝居読まされて寝たのが10時半。

その意味では、朝仕事してきたのがうそみたいに普通の一日を過ごすことができた。やっぱ早朝に仕事するのっていいね! 充実した一日が過ごせる。

やっぱり毎日朝早く会社行こう。

キノシタ

2006-08-18 23:28:19 | Restaurant
Oと彼の幼なじみのEさんと食事。EさんとはOの披露宴でお会いして以来、ネット上での会話だけだったので、まともにお話しするのは初めて。ほぼ思ったとおりのステキな方で、いろいろとお話できて楽しい夜を過ごすことができた。また、さすがに中学からの幼なじみを前に、Oも格好のつけようもない様子で、彼のまた違った一面を見ることができて面白かった。

男女の友情ってあるのかってよくいうけれど、2人をみているとあるんだろうなと感じだ。常に100%友情だったってこともないんだろうけど、でもずーっとそんな距離で、今日までお互いにお互いの価値観をともに分かち合ってきている。いいなぁって思った。

Oが予約してくれた、キノシタはすばらしいお店だった。キッチンに立つキノシタさんは見てるだけで絵になるのはもちろん、魂のこもった料理は素晴らしかった。ほんとにこれでこの値段でいいんですか? っていう感じ。さすがにOが惚れこむのも納得。必ずまた行こうと思った...が、誰と行くんだ? 子連れではちょっと無理だし、Visitor連れてける場所ではない。まっ、またOに連れてってもらえばいっか。

そうそう、ひとつ感動したことがある。待ち合わせに遅れてしまい、先に行ってもらうことになったのだが、僕は新宿に着いて、どうやって行こうかとPC開いてネットにつないでタクシーに乗り込むと、Oからメールが来た。

「...南口出て左に20mみどりの窓口を右で、横断歩道を渡り、タクシーに乗り

代々木三丁目なんだけど、
西参道口を左で、信号二つ目代々木交番てトコを左曲がって50mのとこで。
を左まがって...」

だって。やっぱこいつ違うよな。ただのひげ生やしたおっちゃんではないよなぁって感動しました。O、ありがとね!
あっ、それから。今度はEさんの正面に座らせてください。キミの顔見てても面白くない...ってかいつもと変わらないから。ねっ!


口説く

2006-08-15 23:20:28 | Weblog
「こういうとこに誘ったら『こいつオレを口説く気か?』って勘違いされるかも知れないでしょ」

どこぞの小説で、主人公のセリフのこんな件(くだり)を見て思った。女が口説くって普通なの?! 時代も変わったもんだね、と。

そもそも徹底的にもてなかった僕は、女性に口説かれるなんてことは想像したことすらない。それに何より、万が一にもそういう雰囲気になったりしたら、男としては、女性に言わせるなんてとんでもないなどと思ったりしてしまう。だから余計、「口説く気か?」ってピンとこないんだよね。

まぁ女性がコクることが珍しくない世の中になったんだから、こんなこと言うのものはじじくさいんだろうけど、ふとこの件を読んで、自分って結構古いんだなぁなーんて思ったりした。

まぁ、もてるO専務はきっと、口説かれたことも数え切れないほどあるんだろうけど。(←先制攻撃入れときます)

おやじへの手紙

2006-08-15 22:21:25 | Weblog
おやじ

変わりなく元気にやっていますか?

8月15日、お誕生日おめでとう!

焼酎は銘柄選びが難しいし、お袋も一緒に楽しめないので、
前回お袋の誕生日に贈った道頓堀今井のうどん寄せ鍋を
贈らせてもらいました。

週末に紳介が91年に作った『風、スローダウン』という映画を
見直して改めて感じた。大阪を舞台に、それこそ道頓堀とかも
出てくるんだけど、僕にとって大阪ってどこかノスタルジックな
感じがするんだよね。住んだことがあるわけでもないし、実際に
行ったのもそれこそ物心ついてからは数度。でも、あそこの言葉、
雰囲気、文化にどこか親近感やら心地よさを感じる。親父が普段
から大阪弁を話していたわけでもないし、おもしろいなと思うけど、
それは紛れもなく血なのかも知れないね。

僕は自分に大阪の血が半分流れていることを、誇りに思ってる。
だから、関西出身の人に会うと、「僕はハーフなんです。半分
関西の血が流れてるんですよ」と言う。それは、相手に媚を売ろう
とか、迎合しようとかそんなのではなくて、ただ親近感を感じる
から、なぜだかわからないけど、強く誇りに思っているからそう
するんだと思う。

俺は親父の子に生まれてよかったと思ってるよ。もちろん、
お袋の子に生まれてよかったとも思ってる。今まで教えて
くれたこと、手をかけてくれたこと、その結果、今日の僕が
あることに、本当に感謝しているよ。

今日はお誕生日おめでとう。お袋と一緒にうまい大阪のうどん、
食べてください。

Yh

停電に思う

2006-08-14 23:23:32 | Thoughts
停電やら電車事故のたびに思う。あなたの仕事はそんなに重要なんですか?っと。僕は電車が遅れていたら、無理に乗らない。余裕があれば傍のスタバにでも入ってラッシュをやり過ごし、空いた電車に乗るようにする。だって...僕の仕事はさして重要ではないから。5分10分を争う仕事ではないから。

確かに、うちのチームの資金決済に携わるメンバーはどんなに大変でも電車に乗ってオフィスまで行かなければならない。そうしなければ、大げさではなくマーケットを大混乱に陥れる可能性があるからだ。

でも...必死になって閉まりかける扉をこじ開けて無理やりに乗ろうとしてる人たちを見ると、ほんとに一刻を争うの?と訊いてみたくなる。どうせサービス残業してるんでしょ? 30分や1時間遅れたからってどうってことないじゃん。それより、ほんとに行かなきゃいけない人を優先して乗せてあげたら?と思う。

ほぼ復旧に2時間20分、完全復旧に3時間かかったそうだ。その間に1万件以上の苦情・問い合わせがあったそうな...。

毎日1秒たりとも止めることなく送電し続けることこそ称えられるべきことで、クレーン船が主管送電線を切るという想定外のことが起きても、休みを返上して電車やタクシーを乗り継いで出社し、復旧に努めた東電の社員の方々はほめられることこそあれ、文句を言われる筋合いはないような気がする。

そもそも、当たり前ではない(くらいすごい)ことが、当たり前に捉えられてしまい、それに重度に依存している。

すでにこの当たり前を維持するために、どれだけの目に見えないコストがかかっていると思うのか。その上、こんな想定外のことまでカバーできるようにするために、さらにどれだけのコストがかかると思うのか。

何でもただだと思うなよ、って言いたい。その分電気料金が、運賃が、税金が上がっても文句は言えないよ、って思う。

風、スローダウン

2006-08-13 23:15:15 | Weblog
日曜日は妻の友人宅でバーベキューの予定が、家で寝ていることに...。というのも思いがけず、高熱を出してしまったのだ。

土曜日にカジュアルで会社行ったら、冷房がキツくてすっかりおかしくなってしまったらしい。家に帰って風呂入って急に気分が悪くなってそのまま就寝。夜も辛くて何度も起きてしまう始末。朝になっても状況は変わらないので、バーベキューには妻と子供だけが行くことに。旦那さんとも別のところでご一緒したことがあり、お話できるのを楽しみにしていたのに...。

それでも思いっきり寝汗をかいたら少し楽になり、前から見ようと思っていた「風、スローダウン」を見てみた。やっぱりラストのシーンでは泣けた。23才。将来を決断するには余りに早いような気がするが...きっと振り返れば若かったと思えるだろうに...それが青春なのかもしれない。15年前の映画。いまや誰と見たのかも鮮明ではないのに、当時の感覚が蘇ってきた。

キャストみんなが、何かを作ろうと集まって作った作品だと思う。今見れば、決して演技がうまいわけではないし、ストーリーがしゃれてるわけでもない。ただただ愚直なほど素直な青春映画。BOROだって半泣きで歌ってる。もう一度作ろうっていっても、きっと作ることはできないそんな映画だと思った。

久しぶりに病気だよなぁと言うと、「何言ってるの、ちょっと前には帯状疱疹になるし、最近薬漬けじゃない。だいたい、普段もすごく元気っていう感じじゃないじゃない」と言われる。確かにそうかもしれない。「週1回くらい、スポーツクラブ行ってください」だってさ。長く働けばいいってもんでもない。


日本最高水準のパフォーマンス

2006-08-10 23:17:33 | Weblog
見てきましたよ、ボウケンジャー@東京ドームシティー。今日は整理券配布開始の9時半に行っていい席をゲット! とはいえ、配布開始5分前に着いたのにすでに長蛇の列。ゲットした整理券は124番。それでも前から3列目だったけど。予定では最前列のつもりバリバリだったんだけどなぁ...。

それでもやっぱり、等身大の人間が目の前で飛び回るのは大迫力だった。今回初めて見た妻は、飛び降りる落差に感動。それもウルトラマン的空飛ぶ姿勢のままで3階くらいの高さから飛び降りるのは見もの。

30度を超える炎天下、さすがにお出迎えのボウケン・レッドもどこかぐったりしているように見えたが、パフォーマンスのキレはなかなかでした。

レッドのみならす、さすがは聖地。イエローもピンクも他のメンバーと変わらない背丈。キレよく、くるくる飛び跳ねてました。(ドサまわりチームはイエローとかピンクが極端に背が低かったりするんだよね)。

まぁあれで一人1000円なら安いかな、という気がした。いい席で見れるなら...。