Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

有頂天ホテル

2006-11-24 17:26:07 | Weblog
  
「全編笑いっぱなしっていう感じじゃなかったのよね~」

自分もかなり大きな期待を抱いていたので、エレベーターの中でOLの会話を聞いてしまい、どうしても見たいと思う気持ちが薄れてしまっていた。

そんなところに、機内映画のリストの中にあるではないか、かの「有頂天ホテル」が!!

これはうってつけだと思うが、それでも行きのフライトはいろいろとやることが山のようにあったので我慢し、とにかく仕事を片付けて、帰りに見ようと心に決めた。

今回はどうしても今週がデッドラインの仕事があり、どうにもならなくなって1日の研修が終わった後に少し寝て、日本時間に合わせて起き出し、夜通し仕事を片付けて、朝少し寝てまた研修に参加というのもやった(まぁ早く手をつけていればそんな必要はなかったんだけど)。

そんなのものあって、帰りはかなりすがすがしい気持ちで飛行機に乗れることになり、乗る前から飯食って、飲みながら、絶対見ようとそわそわしていた。

さて、実際に見てみると...確かに「全編とにかく笑えるという感じ」ではなかったが笑いあり、涙ありみたいな軽いタッチでなかなか面白かった。役所浩司がいい味出してるし、伊東四朗やら、角野卓造のミックスもいいし、何より松たか子がとにかくかわいかったので非常に満足!!

借りてまで見るかといわれるとちょっと躊躇するが、機内で見るにはちょうどいい感じでちょっとトクした気分だった。


Board

2006-11-23 23:09:53 | Weblog
 
今回の研修のテーマはStrategy。3日間ビジネススクールの教授やらを招いて講義を受けるスタイル。最終日にはボードメンバーの一人がやってきて、3日間で学んだことからアイデアを出して彼に提案するということになっていた。

GEあたりなら、夜も寝ないでアイデアを絞ってプレゼンすることになりそうだが、そこは我が行。そんなんでいいの、っていうようなゆるい意見交換に終わった。

それでも、ボードメンバーの一人が実際にどんな風に考えているのか、何をしようと思っているのかというのを直接話を聴けたのは面白かった。

中でも、3日間を通して参加者みんなが「うちのスローガンって何を言いたいのかわからないよね」という意見で一致し、それならボードに投げかけようよということになって、実際に話をして返ってきた答えが面白かった。

さすがは何を意味しているのかよくわかっていた。と同時に「君達のレベルにこれがちゃんと浸透していないというは驚きだ。もう一度徹底するように上のレベルに指示するとともに、君達もそれぞれの持ち場で徹底的に議論するようにしてほしい」と言われた。

確かに上から押し付けられただけで、何を意味するのか、それを実現するために何をすべきなのか、などという議論はどこにもなかった。顧客の絞込み戦略も同様。どこに絞り込むのか、それ以外をどうするのかというのは、各ライン、拠点でそれぞれ議論されるべきだが、残念ながらそんなことはどこにも起こっていない。

2日目の講義を聞きながら、こんなテキトーな会社さっさと辞めてやろうかと真剣に考えていたが、もう少しやってみてもいいかという気持ちになった。これは戦略云々以前に、コミュニケーションに問題があるということで、それを正すことができればまだまだチャンスがあるかも知れないと感じたからだ。

在日代表やら、東京のマネージメントをつかまえて、早速提案しようと思う。それを鼻で笑うのであれば、辞表を叩きつけよう。もっとまともな会社はいくらでもある。多少自分のスコープが狭くなってもそれはそれでいい。やりたいことをやれるところ、自分を伸ばせるところにいないと、自分が退化してしまう。

ちょっと楽しみになってきた。


Direct Marketing

2006-11-19 23:53:50 | Weblog

Amsterdamには何度か来たことがある。子供のころに1度、ドイツで研修をしていた大学生のころに1度、そして今年の2月に1度。しかしいずれのときも、あの有名な飾り窓を見る機会がなく、興味本位でどうしても見てみたいと思っていた。

今回は夕方に着くフライトで市内のホテルに泊まる。19時前にホテルに入り、一服して外に出てみた。あたりは真っ暗でかなり寒い。とりあえずダム広場から中央駅まで歩く。あやしげなカフェが点在し、行き交う人もどことなく近づきたくない雰囲気の人が多く、久しぶりに身の危険と隣り合わせのドキドキするような感覚を味わう。360度の気配に気を配りながらなるべく立ち止まらずに歩く。

オランダはかなり色がある。今でもそうなのかどうかわからないが、看板にしても、ショーウィンドウにしても地味な色ばかりで調和のとれたドイツの街並みとはかなり開きがある。

何か食べるものはないかと思うが、まともなレストランかホットドックか、Mcかくらいしかない。

一通り歩いてみて、少し怖い気もしたが、まぁ何が起こることもなかろうと意を決して
どうやらこの辺がそうだろうというところに入ってみた。細い路地を入ると、それは古い教会を取り囲むように並んでいた。初めて見た感想は...

効率的。

窓というよりガラス扉。せいぜい3畳か4畳半くらいのスペース。そこですべてがこと足りるようにできている。窓際に立って宣伝。本人がお客と直接交渉し、接客中はカーテンを閉め、その場でサービスを提供する。同業他「者」が同地域にひしめいているので、集客には事欠かない。

すべての無駄を取り除いたダイレクトマーケティング+効率的なスペース利用。これはなかなか面白いと思った。

歩いている人を見ると、利用客というより観光客が多いという感じ。カップルで物見遊山というのも少なくない。そういうあたりを早足に歩いてみて、そのままホテルに戻った。

コートを着ていたが、明らかに寒さの質が違う。久しぶりに身体が芯から冷える感覚を味わった。熱いお湯をためて風呂に入って温まるとそのまま寝てしまった。

2006-11-12 23:59:44 | Weblog
自分が感じている何かが解ったような気がする。それはここ数週間いろいろと考えたり、あるいは人と話したり、向き合ったりする中で、急に思いついた。なぜ自分がいろんなところで割り切れない思いを感じるのか。

ここ数週間悩んでいた大きな理由のひとつは、恐らくそれで間違いない。

ただし、これを実現するのは相当難しい。自分の置かれている環境、世間を考えてもそうだし、どうやるのかさえわからない。新手の信仰宗教でも興すか。

とても実現するような術(すべ)はないが、ここから自分の信念を導き出すことはできる。その意味ではこの気づきは大きい。

さてどうやって現実と折り合いをつけるか。あるいはこのまま人生を流しきるのか...。しばらく考えるネタは尽きることがなさそうだ。


またやっちゃいました

2006-11-10 19:35:39 | Weblog
 
akariに行くのはたまのことと思って中央ライナーに乗っているのだが、今日もやっちゃいました。駅について気が付いてみると、予約したのは次の電車だった...。最初は18時の列車を予約したけれどさすがに間に合わずに変更。19時を予約したつもりが20時になってしまっていた。ホームのアナウンスはその電車のライナー券は完売を告げている。

さて、どうする...?

当然乗るよね、すっとぼけて。

指定された車両は1号車。しかしこの電車には1号車がない。そこで電車が動きだしてから、おもむろに車掌さんに声を掛ける。

「なんでこの電車1号車がないの?」
「いえ、これは3号車からしかないんですよ」
「だって、予約してるのになんで??」
っと携帯の画面を見せる。

「それは20時発の電車です。これは19時発なんですよ」
「えっ、ちゃんと19時発を選んだんだけどなぁ...」

「デッキに立ってるならいい? 席完売なんでしょ?」
っとニコやかにゴネゴネしてると、
「予備の席があるのでご案内しますね」と席をくれました。

さまざまなトラブルに対応するために、必ず予備の席があるんだよね~、実は。

はい、これ実は2回目。思うに画面の表示がわかりづらいんじゃないかなぁ...。どうもひとつ下をクリックしちゃうんだよね。

この前は新宿から乗るときも1号車がなかったので、空いてる席に座りながら(これぞ予備座席という確信をもってですよ、もちろん)、いやぁ実は間違えちゃったんだけど...とニコやかに交渉。楽しい立川への旅となったのでした。

はいはい、クレーマーとでも何でも言ってください。間違えたとは言え、やっぱりakariに早く行きたいし。これくらいは、許される範囲かな?! っと思ってこれ書いてます。

さぁ、もうすぐ立川に着くかな?


そんな生活

2006-11-07 23:45:24 | Weblog
 
「そんな生活したい?」
「したくない(即答)」

「あなたはしたいの?」
「ん~、俺も性に合わん気がする...」

今日は某委員会の定例ミーティングの後、2年の任期を全うしてくれた委員長を労おうという趣旨のホームパーティーに招かれ、委員の一人である某支店長の家に行ってきた。

素敵なところだ。広尾にある一軒家。NannyだかMaidさんがおいしい料理を作ってくれる。奥さんもそれを手伝いながら、そういうパーティーを楽しみ、盛り上げる。リビングには家族の楽しそうな写真が飾られ、本人はポルシェで通勤し...もう何年もそういう環境にいて、これからもそれがずっと続くのだろう...。そこには間違いなく、本人の、奥さんの、子供たちの幸せがある。

ではもし自分にそういう環境が与えられたら...そこには自分たちの幸せは見えない。そう、これは僕が求めるものではない。

こうして極端なものを見ることを通して、自分の考えが少しずつまとまっていく。とはいえ自分が何をしたいのかを見つけるのには、まだまだ時間がかかりそうだ。

助けなかった

2006-11-06 23:29:51 | Weblog
 
「あんたでしょ!!!!」

新宿の駅から押し込まれながら乗ってきた客が騒がしい。どうやら触った、触らないの話らしい。そのまま電車のドアは閉まり出発する。あー、どうなるのかなぁと思いながら咄嗟に携帯メールに流しておいた口上を見直した。

男性は、僕の手はここにあったんだから、僕ではない。僕はそんなんじゃありませんからと興奮して繰り返す。わまりは、やってないなら黙ってろよと言うものが複数。一方でやったという前提でいるらしき輩もいるようだ。長椅子の中央に座っている僕からは様子が見えないが、どうやら次の駅で降りて話をすることになったようだ。

僕も元気なら(まったく関係ないけど)一緒に降りて男性の弁護をしてみたいと思った...なぜ?

多分その男性は女性が声を上げたという事実のみから、よってたかって犯罪者と決めつけられるだけだろうから。

僕はどちらの味方もするつもりはまったくないが、善人を気取るまわりの男性達には、
「あなたはなぜ、この人がやったと思うのですか? 事実をご覧になったのですか?」
「あなたに、この男性を拘束する権利・権限はないはずです。」
「私が便宜的にこの男性の側に立って話をします。そちらもよってたかってではなく、一人にしてください」

女性にたいしては、
「あなたの気分の悪いお気持ちはよくわかります。確信を持ってこの男性があなたに不快な思いをさせたと訴えられるのですね?」
「それが事実であれば、この男性は相当な社会的制裁を受けることになります」
「たとえそれが、あなたの勘違いであっても同様です。それはおわかりですよね」
「では冷静に何が起こったのかお話してください」

と話して公平にその場が進むように方向付けできるのならしてみたいと思う。

そもそもこんなことになってしまう訳は、この社会にある「空気」にあるのではないかと思う。女性が声を出して意見を述べること、女性が目立つこと、女性が男性と対等に接することを嫌う社会構造が、例え犯罪行為を受けても黙っていなければならないという「空気」を醸成し、女性を弱者に仕立て上げる。だからその弱者が声を上げたときには...弱者を守るという大義名分の下に行き過ぎた反応が起こる。僕はその新たなる弱者を生む行き過ぎが許せない。

女性の気持ちにならなければわからないと言われるのは承知の上だが、どうして犯罪行為を受けて黙っているのか? 声を上げないのか...? 上げないから図に乗る犯罪者たちがいる。どうせやられても黙ってるんだからと付け込まれるという悪循環が起こる。

やられる側の8割以上が堂々と声を出すようになったら、きっと痴漢なんてほぼ撲滅されるのではないかと思う。より凶悪な犯罪は別の話だが、痴漢程度の話は所詮小心者のやることだから、結果がはっきりと見えていればできないと思う。そうでなくても冷静に声を上げる環境があれば、きちんと断罪されることになるはずだ。

...助けるだなんておこがましい話だが、今日は熱もあって疲れきっていたのでやめた。

完全復活+α

2006-11-04 23:53:14 | Weblog
実は先週の土曜日にPartitionソフトを使ってみたところ、見事に失敗。systemファイルが壊れてしまったようで、パナソニックのサポートは冷たくリカバリーしかありませんとのこと。それでもネットで検索して、あらゆる手段で復活を試みるも結局直すことができず、仕方なく2週間前のバックアップに甘んじようかと思って、手書きでマインドマップを作って考えた。

その結果、HDDを取り替えてしまえばデータは取れるだろう。HDDの換装ならメーカーのサポートでもやってもらえるはず...。待てよ、それなら換装までやってくれる業者がりそう...っと検索すると、安価でしかも100GBのHDDを載っけてくれるところがあるではないか!! さっそくメールして申し込み、昨日金曜日に無事返ってきた。


・バックアップソフトを使って2週間前の状態に戻す。1度失敗するも、なんとか成功!!
(感動~!! ほんとにできるんだね、これって。)

・HDDケーブルを使って、壊れたHDDから2週間分の差分データを取り出す。成功!!

・休み中にインストールした各種ソフトを順番に慎重にインストール。

・その場でバックアップを取ってから、20GBずつのパーティションを作成。成功!!

どうにかPCは壊れた時点の状態に戻り、かつ、40GBから100GB+回転数も4200から5200回転にアップグレード!! Windowsの再開も心なしか速くなったような。


これからはOSとデータのPartitionを分けて、マメにバックアップを取ろう。しかし、一気に60GB増えるので、データ容量を気にしなくて済むな。よしよし。