赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

WWⅢ(第3次世界大戦)を抑えるトランプ派

2023-11-04 00:00:00 | 政治見解



WWⅢ(第3次世界大戦)を抑えるトランプ派 :231104情報


トランプ前大統領は「新しい戦争を始めなかった唯一の大統領」です。これに対して、バイデン大統領はWWⅢ(第3次世界大戦)をしたい気満々のようです。なぜなら、党内の引きずりおろしを阻止して次の大統領の座に収まるためには「戦時大統領」になるしか方法がないからです。

いま、アメリカにとっての最大の同盟国であるイスラエルの危機に乗じて、ハマスの後ろにいるイラン、ロシア、ラスボスの中国と事を構えることができれば、認知症のバイデンとか一族の様々な疑惑はすっ飛び、強い大統領として国内はもとより、西側諸国に君臨できます。

その意味でいまアメリカは極めて危険な兆候にあると思いますが、ここにきて、米下院の議長が正式に決まったことでWWⅢの危険性が少なくなったというお話を国際政治学者が述べていますので、引用させていただきます。



アメリカから良いニュースが飛び込んできまして、アメリカの下院議長にマイク・ジョンソン(51歳)が選ばれました。これはトランプ派の米下院会議長に就任したという良いニュースです。アメリカの10月25日の日付ですが、これはトランプ派の勝利であると言えます。トランプ前大統領が推薦した人が通ったということは、久しぶりにアメリカで良いニュースであると言えるのです。

WWⅢ(第3次世界大戦)を抑える最前線がアメリカの議会、特に下院であります。ここでバイデン政権は1000億ドルの戦争予算を計上しました。これはアメリカのものということではなく、このうちの6割(600億ドル)がウクライナに行くということです。その内さらに140億ドルがイスラエルに行くということになっています。

これで今、ウクライナに戦争予算を送って兵器を与えても、ウクライナの若者が無駄に死ぬだけです。東部にある堅固なロシアの防衛線を破ることはできないと思います。

ここは元々ウクライナの領土ではあるのですが、そこを全部ウクライナの領土として開放して、ロシア軍を全部追い出すまで戦争をやるというのが一応の建前です。そのためにウクライナの若者が虚しく死んでいくという状況であります。東部の元々ドンバス地方というところはロシア系住民が多いので、この自治は認めざるを得ません。そして、今のところロシアも占領地の防御は非常に強いから、ここを譲らないという固い意志を持っているので、この予算というものはウクライナの若者を死に追いやる予算になる危険性が非常に大きいです。

そこで、この戦争が下手するとアメリカとロシアの第3次世界大戦に発展しかねません。そして、中東の方でもイスラエルとハマスが戦っていて、ハマスの背後にイランがいるため、イスラエル×イラン戦争に発展してしまったら、イランを応援しているロシアが介入し、イスラエルを応援しているアメリカが介入する第3次世界大戦にもなりかねない非常に危険なところに来ています。

私の見るところ、バイデン大統領は第3次世界大戦を起こすことによって自分が戦時大統領になって、自分の権力の座を維持するのでしょう。今の民主党の中でもバイデン引きずり下ろしが仕掛けられているので、それを回避するには“戦時大統領になるしかない”というのがバイデン周辺の考え方のようです。

非常に危険なことなのですが、この予算を完全に出さないわけにはいかないので、これをストップして大幅に削減させるということが下院議長として大きな仕事になると思います。

マイク・ジョンソンはトランプに対して忠実な人であり、トランプがこの人が良いという推薦の言葉が出て、それで勢いが出て下院議長になりました。彼は明確に2020年のアメリカの大統領選挙で不正があったと明言している人です。これをやっている人は共和党の下院議員の中でもそこまで多くはいません。

ジョンソンは戦争予算をストップして「これ以上戦争を続けるな」と言ってくれる立場の人です。最も下院議長になりましたから全面的にストップするというわけにはいかず、バイデン政権とも話し合いに応じると言っています。

下院議長というのはアメリカの中で3番目に強い権限を持つポジションです。順番としては大統領、副大統領、下院議長であり。副大統領はお飾りのことも多いので、実際上は大統領に次ぐくらいのポジションと言っても良いでしょう。

そして、大統領が死んだときは副大統領が昇格し、大統領と副大統領がときを同じくして亡くなるということになったら下院議長が昇格して大統領になるという非常に大事なポジションです。議会でどういう法律を優先させて通すとか、各委員会の人事なども全て決めるといった非常にパワフルなポジションであります。

ここにトランプ派の人が就任するというのは大変心強いことです。このマイク・ジョンソンはダークホース的な存在でしたが、2016年にトランプが当選した年に初当選しています。そして今が4期目で“非常に地味な仕事人”という感じですが、トランプ派の信念は固いということです。先ほども言ったように「2020年の大統領選挙は明らかに不正があった」という立場の人になります。ウクライナの戦争予算を使った支援には反対していました。

今まで下院議長の名前が出たのは、マッカーシーがクビになった後はスカリスという人も出ましたが駄目になって、ジョーダンはトランプに近い人でしたけど、もう少しというところまで行ったのですけど駄目でした。そこでエマーという人が候補者の名前として出たのですけど、トランプがすぐに拒否権を出して駄目になりました。その人はジョージ・ソロスの子分みたいな人です。

そこで今回は、ダークホースのマイク・ジョンソンが就任しました。トランプ派のMAGA運動をしている人たちにとっては、久しぶりの大勝利と言えると思います。ただし、急に偉くなったので、長いキャリアがある人がなるのが下院議長なのですが、舞い上がって敵陣営に買収されたり、不要な妥協したりしなければいいなというところで少し不安なところはあるのです。しかし、これは素直にいいニュースと言って受け止めたいと思います。

戦争の最前線のガザ地区で起きているハマス×イスラエルの戦争ですが、実はイスラエルがガザ地域に侵入してハマスの兵器庫を全て叩いて早期に引き上げるという戦争計画があるのです。しかし、これをやらせないでストップしているのがバイデン政権であります。

表向きの理由は人質云々と言っていますが、イスラエルからすれば早くガザに入ってハマスの兵器庫を全て叩いて、彼らの継戦能力を落としたいということですけど、それをやらせないということです。バイデン政権としては、逆に戦争が長引く危険な選択をしていると言えます。

そこで、さらにこの戦争のエスカレーションが心配になるということです。表向きは戦争を大きくしないと言っていますけど、実は戦争のエスカレーションを狙っているのがバイデン政権であると思います。バイデン政権の国務長官はブリンケン、それから“スネーク”の異名を持つスネーク・サリバン大統領補佐官、そして国務副長官代理がビクトリア・ヌーランドという非常に危険なおばちゃんがいます。特にサリバンとヌーランドは左翼の戦争屋で、戦争にエスカレートさせたくてたまらない人たちです。

ブリンケンも穏健のように見えますが、根は一緒だと思います。このブリンケン、サリバン、ヌーランドというのは、ヒラリー・クリントン国務長官のときの下で働いていた人たちです。いわゆるチーム・ヒラリー・クリントンでした。ヒラリー・クリントンも戦争屋だったのです。

非常に危険な人たちが今、政権の中枢にいるので、戦争拡大しないようにストップしているのが下院の共和党であり、そこから新しい議長が生まれました。その辺りの経緯も全部わかっている人が下院議長になったということは非常に心強いと思います。また、2024年のトランプの大統領選挙に於ける勝利に向けて、これは貴重な第一歩になるでしょう。

良いニュースがアメリカから来て、マイク・ジョンソンというトランプ派の人がアメリカでも非常にパワフルなポジションである、下院議長の座についたというお話を今日はいたしました。



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