赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

豊洲地下水調査 current topics(223)

2017-01-14 18:03:20 | 政治見解



current topics(223): 豊洲地下水調査


豊洲市場の地下水モニタリング調査の最終結果で、有害物質のベンゼンが暫定値で最大で環境基準の79倍が検出。検出されないことが環境基準となるシアン、またヒ素やも基準を超えたことが分かりました。

この調査報告に対して、信頼すべき情報筋は次のように解説しています。


何回にもわたり地下水モニタリング調査が行われてきましたが、
今回は今までになかった高濃度の数値が出てきました。

今回に限って高濃度数値になった理由は、
今までの調査では意図的に正確な数値を発表しなかったためです。

実際に現場で検査に当たった検査官はその事実を知っています。
以前から検査結果の数値と報告された数値が違うことを認識していました。

ねつ造された数値報告を作成してまで、市場の開業を急いだ理由は、
豊洲市場の敷地の買収や建設に当たって正当な入札が行われず、
最初から特定の業者との約束に基づいて入札が行われ、そこに巨額の利権(賄賂)が存在していたからです。

今後は、利権に関わった建設業者、国会議員、都議会議員、都の幹部職員などを対象に捜査が始まることになります。

また、汚染された施設を浄化して市場として使用するのか、
あるいは、豊洲市場をあきらめて、築地市場の改築などに着手するのかなど、様々な検討が急がれます。

いずれにせよ巨額の資金を投入して建設された「汚染施設」に対する責任を
誰が取るのかが重大な問題として再浮上することになります。





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