赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

貧乏神が居座ると コラム(417)

2022-05-11 09:31:14 | 政治見解



コラム(417):貧乏神が居座ると


「『紅白』も打ち切りになる方向」NHK職員が前田会長の“強引な改革”に猛反発〈若手・中堅職員が次々と退局〉”というタイトルに思わず目が釘付けになりました。

リード文にはこう書かれています。

― NHK職員有志が「文藝春秋」6月号(5月10日発売)で「前田会長よ、NHKを壊すな」と題したレポートを発表する。2020年1月の就任以来、「スリムで強靭なNHK」をキーワードに前田会長が推し進めてきた改革の弊害を記し、改革の中身を「強権的で杜撰」と批判している。―

前田会長の改革方針は知る由もありませんが、Yahoo!記事を読む限りでは、紅白歌合戦などもやめるらしく、NHKの職員にとっては将来展望も含めて不満に思っているようです。

ただ、はっきり言えば高額な料金を国民から徴収して日本を貶める番組ばかりを作る「NHKはいらない」という世評が高まっているだけに、果たして国民が職員を応援するかどうかはわかりません。

それよりも私が関心があるのは、なぜ、みずほ銀行グループ出身の前田氏をNHKの経営委員会が会長に選出したかということです。大変失礼な言い方になるとは思いますが、またあくまでも私の主観ですが、前田氏の風貌からはいかにも貧乏神のイメージしか感じられないのです。

けして、これまでのご経歴や人格を愚弄するものではありません。しかし、前田氏には人を魅了する雰囲気が感じられないのです。これはみずほホールディングス(当時)の社長に就任した時の記者会見をテレビで見たときからの印象なのです。あのときから、貧乏神のような風貌の人が社長になってみずほ銀行グループは大丈夫なのかと思っていたのです。

事実、みずほ銀行は毎年のようにシステム障害を起こし、社会問題化させています。2002年には前田氏自身が国会に招致され、「直接に御利用者の方に実害が出たというようなことではございませんが、クレームが大量に来たということで、そういう意味で大変申しわけないと思っております。」と発言して余計に批判を浴びることになりました。

このように、貧乏神のイメージがまとわりつく人が組織や団体にいれば、その先行きは暗くなります。

政治家にも幾人か見かけます。例えば鼻っ柱の強い議員として有名な立憲民主党の某代議士は、自由民主党を皮切りに、みんなの党、結いの党、維新の党、民進党、立憲民主党と渡り歩いていますが、自民党を除く、所属した政党は全て消滅するか党名をロンダリングしています。これから類推すれば立憲民主党も近い将来、名前が消えることになりそうです。

もう一人は沖縄県知事です。風貌は貧乏神に見えませんが、存在自体は貧乏神の役割を果たしています。知事は、日常的に反政府活動を行っているため、政府としてはいつも苦々しく思っているようですが、この方が知事になってからというもの、なぜかオール沖縄という中国傀儡のグループは分裂状態になり、また、コロナの拡大で沖縄は感染率が極めて高くなっているため、コロナが政府に代わって経済制裁を科している状態で、沖縄の経済事情は深刻のようです。

他にも、民間人に幾人か貧乏神のイメージがつきまとう人を何人か見受けられますが、あえて公職者とそれに準ずる人だけを挙げてみました。それにしても貧乏神に見える人と交流は避けた方がいいように思います。

さて、話をNHKに戻しますが、どう考えてもNHKの先行きには暗雲が漂います。みずほ銀行のシステム障害がいまだ改善されないように、NHKも職員による不祥事が多発すると思われ、国民のNHKに対する不信感は一層増大すると思います。

この際、番組をいじくるような小さな改革ではなく、NHKを解体するのが一番の改革になるのではと思います。おそらくこのことは前田会長以外に適任者はいないと思います。



  お問い合わせ先 akaminekaz@gmail.com【コピペしてください】
  FBは https://www.facebook.com/akaminekaz

最新の画像もっと見る