赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

八百長の都議会百条委員会 current topics(242)

2017-03-20 22:53:04 | 政治見解



current topics(242): 八百長の都議会百条委員会


豊洲市場移転問題に関する調査特別委員会に、石原慎太郎元知事が証人として喚問されました。

百条委員会を提案したはずの自民党都議は、
石原氏の証人喚問どころか石原都知事時代の業績をたたえる始末でした。

さらに、同委員会の委員長の桜井浩之氏(自民党)は、
石原氏が質問以外の主張を始めても制止せず、延々と続けさせました。

他の政党の質問では、都民ファーストの会の音喜多駿氏を除き、勉強不足と迫力不足が印象的でした。
質問全体に切れ味はなく、石原氏から反論されると何も言えなくなるほどでした。

結局は、何の成果もない百条委員会であったと言わざるを得ません。


この状態について、識者は当ブログに以下のようなコメントを寄せていますのでお伝えします。


自民党の来代(きたしろ)議員と古賀議員の証人喚問質問原稿は、事前に石原氏に渡されていました。

彼らは、証人喚問の場を利用し、共通の敵である小池都知事を潰すために手を組み、
豊洲市場への移転を推進しようと企てたのです。

喚問時間を1時間にすることも多数を占める自民党委員たちが決めました。
そのため、質問に対する答えと言うよりも、石原氏の主張だけに多くの時間が取られ時間切れとなったわけです。

自民党都議はこうした画策で都民の目をごまかせると思っているのですが、
有権者はすでに見抜いています。夏の都議選ではその結果が出てくることになりそうです。





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