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ちくわの夜明け

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』観た。

2016-12-21 19:31:56 | しゅみ道
最速上映の16日0時~の回を観てきました。


厳密にはこれ書いてる時点でもう2回観てます。
とりあえず初日の様子を。

※若干ネタバレあり

わたしは東宝シネマズ新宿で鑑賞。

1時間ほど早く到着し、ファンの方々と空気を楽しむ。

恒例というか、この「今からスター・ウォーズの新作を観るんだ!」という雰囲気を共有するのがなんとも言えないのです。



壁沿いにはこの時期に合わせて発売されるフィギュア他、グッズの展示が。















抜け目ねェ。

展示の実物大ストームトルーパーを見るストームトルーパーさん。

やっぱりコスプレの方々が来ると盛り上がります!



ちなみに劇場限定グッズ発売は、我々の回(0時00分)が始まる時間から販売開始という謎の無配慮さ。

とりあえず手に入るものから…ということでこちらも毎回恒例のドリンクカップを購入。
あのフィギュアがついてるやつです。

今までと違い、カップとフィギュアを好きな組み合わせで購入できます。こりゃいい。
フィギュアはダース・ベイダーで、カップをどれにしようかなーと迷っていると、店員のお姉さんがわたしの手元にあるIMAX3Dメガネを見たらしく「IMAXで観られるんですね!楽しんでください」と。

好きになっちゃった。


さて。
時間になったので入場。ああいよいよだ。

ふふふ。日本中の誰よりも早く観れる群の一人なのだ自分は、という優越感。

0時のカウントあるかな!盛り上がるかな!と思ってたら普通にCMと予告編あった。
おい。TOHO。コラ。



で。
観ました。

あれで泣くなという方が無理。的な内容。
素晴らしかった。冒険も戦争も友情も愛も生も死もあった。
ああ新しいスター・ウォーズの時代になったんだ、と思いました。これまでのファンが感じる独特のカタルシスを新しい方向に持って行った。
正直、期待したほどではなかったけど、期待以上、想像以上のシーンやカットがちりばめられていました。
そしてこれにGOを出したディズニーの英断。

スター・ウォーズを観る時、いつも期待されるのは「エポックメイキングな技術」だと思います。
今回のローグ・ワンでは、代役ではなくスタントとCGで過去の俳優を蘇らせる技術を披露しています。
あの、スターデストロイヤーのブリッジの窓越しに映るモフ・ターキンの顔が正面を向いた時の衝撃。故ピーター・カッシングが蘇ってモフ・ターキンを再び演じているよう。
そしてマニアなら分かる、ゴールドリーダーとレッドリーダー(パイロット)の顔。1977年に制作された『新たなる希望』のデス・スターアタックそのままの顔。鳥肌が立つ!そうか彼らはこういう戦場を潜り抜けてあのデス・スターアタックで散っていったんだ…
さらに、最後は…

一方でプリークェル(Epi.1~Epi.3)3部作からはモン・モスマやベイル・オーガナ役の役者さんらが続投。実際にはエピソード3公開から約10年、今回の作中では19年経過しています。


この作品『ローグ・ワン』はオリジナル3部作世代と、プリークェル3部作世代の見事なミッシングリンクになったと思います。どちらの世代でも一定までは必ず楽しめる。これはすごいことなのではないでしょうか。
ギャレス・エドワーズ監督は毛色の違う「オリジナル3部作ファン」と「プリークェル3部作ファン」の双方を肯定し、我々ファンが観たいと思っていたものを観せてくれました。


また、ストーリー・テーマも「戦う」ことが中心で、オリジナルやプリークェルでも語られた「人は何のために戦うか」が極めて丁寧に描かれた作品だったと思います。

あるスター・ウォーズファンのグループで「なんだか反乱軍がただのゲリラのように思えた」「正義には見えなかった」等否定的な書き込みがいくつかありました。確かにそれはそうで、反乱軍とは反乱で革命戦争を起こすための同盟軍なのです。

そのためわたし自身は常に、人からスター・ウォーズの魅力を聞かれたら「革命を起こす物語」と語ります。そしてめんどくさいおじさんになります。
Epi.1~Epi.3は、後に皇帝となるパルパティンが戦争を通じて権力を掌握し、民主主義者達から民主主義的に革命を起こし帝国を樹立する物語。
Epi.4~Epi.6は、その強大なパルパティンの帝国を、反乱同盟軍が滅ぼし、再び民主主義を手に入れようとする物語です。

こういった実はハードな政治性を秘めたスター・ウォーズという御伽噺にルーカスが込めていたメッセージ性を、『ローグ・ワン』はしっかり引き継いで今日的な問題ともリンクさせています。

本当にすごい、素晴らしい作品。やっぱり、スター・ウォーズが好きでよかった。


以上。



終わってから売店コーナーへ。

















東映グッズにはつきもののメダルからキーホルダーやポーチ、衣類まで様々。
とりあえずカタログは手に入れていたので欲しいものをお買い上げ。

パンフレットは通常版と限定版の2種類ありました。
中身は変わりません。

変わりませんけど両方買った。むろん。


買い物も終わり、ヨインに浸っているとベイダー卿からフォースで首を絞められました。

ポスターにはギャレス・エドワーズ監督のサインが。


ありがたや。

購入したグッズはこんな感じです。

さて、終電も無いし朝から仕事あるし…と、現実に戻りつつネットカフェを探すため外に出ました。


また観に来よう。

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