
足立監督はわたしが制作している映画にとってどうしても欠くことのできない人物でした。
思想と表現の関係をどう捉えるか。
そして、日本赤軍とは何か。リッダ闘争(テルアビブ空港乱射事件)とは何だったのか。
リッダ闘争のことを考える時「若い日本人が遠くベイルートまで飛び、パレスチナの大義に決死の覚悟で身を投じた」、このことがどうしてもあまりに理解されておらず、「一般の人々が巻き添えを食ったただのテロ」としてしか見られていないことに…いや、日本社会の尺度で見るとそれはどうしようもない事なのかも知れませんが、ほんの少しでも当時の「アラブの大義」と彼ら日本人の「覚悟」をもっと知ってほしいという思いがあります。
パレスチナの現状を見ればそれは何よりも「分かりやすい」ことではあるのですが、同時にニュースの中に埋没する日常の映像風景としてしか捉えられていない現状もあると思います。
この中で足立監督は自らが監督としてそもそもは『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』のパート2を制作するためにアラブへと発った人物、かつて日本赤軍の中枢にいて、今、語ることが出来る人物として、さまざまな条件を兼ね備えた人物でした。
そういうわけで、2011年、震災後から動いていた映像に関する活動を記録し、その後はわたし自身もレバノンを訪れ、去年のリッダ闘争40年にまつわる活動を記録し、いろいろと質問項目にフィードバックできるものも整い、やっと先日インタビューをさせていただきました。
内容は主に…
・日本赤軍とはどのような組織か
・足立監督の役割や、どのような経験をしてきたのか
・『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』は何を目指して制作されたのか
・リッダ闘争とは何だったのか
・リッダ闘争と連合赤軍事件の関係
・その連合赤軍の坂東国男さん等、指名手配を受けている人々はどこにいるのか
といったものです。実際には30項目以上あり、インタビューは3時間以上に及びました。
監督の回答はいずれも迷いがなく、ハッキリとしたものでした。
わたしとしては「日本赤軍・リッダ闘争」にまつわることは、これでやっと区切りがついたと思っています。
まだ欲しい材料はありますが、ひとまず。
思想と表現の関係をどう捉えるか。
そして、日本赤軍とは何か。リッダ闘争(テルアビブ空港乱射事件)とは何だったのか。
リッダ闘争のことを考える時「若い日本人が遠くベイルートまで飛び、パレスチナの大義に決死の覚悟で身を投じた」、このことがどうしてもあまりに理解されておらず、「一般の人々が巻き添えを食ったただのテロ」としてしか見られていないことに…いや、日本社会の尺度で見るとそれはどうしようもない事なのかも知れませんが、ほんの少しでも当時の「アラブの大義」と彼ら日本人の「覚悟」をもっと知ってほしいという思いがあります。
パレスチナの現状を見ればそれは何よりも「分かりやすい」ことではあるのですが、同時にニュースの中に埋没する日常の映像風景としてしか捉えられていない現状もあると思います。
この中で足立監督は自らが監督としてそもそもは『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』のパート2を制作するためにアラブへと発った人物、かつて日本赤軍の中枢にいて、今、語ることが出来る人物として、さまざまな条件を兼ね備えた人物でした。
そういうわけで、2011年、震災後から動いていた映像に関する活動を記録し、その後はわたし自身もレバノンを訪れ、去年のリッダ闘争40年にまつわる活動を記録し、いろいろと質問項目にフィードバックできるものも整い、やっと先日インタビューをさせていただきました。
内容は主に…
・日本赤軍とはどのような組織か
・足立監督の役割や、どのような経験をしてきたのか
・『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』は何を目指して制作されたのか
・リッダ闘争とは何だったのか
・リッダ闘争と連合赤軍事件の関係
・その連合赤軍の坂東国男さん等、指名手配を受けている人々はどこにいるのか
といったものです。実際には30項目以上あり、インタビューは3時間以上に及びました。
監督の回答はいずれも迷いがなく、ハッキリとしたものでした。
わたしとしては「日本赤軍・リッダ闘争」にまつわることは、これでやっと区切りがついたと思っています。
まだ欲しい材料はありますが、ひとまず。
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