昨日、屋根に登って雪下ろしをしていた時のこと。
乗っていた2m x 5m(厚さ50cm)くらいの大きな雪の塊(かたまり)と共に押し流され、地上に転落しかかりました。幸い、命綱のお陰で落下せずに済み、命拾いしました。
玄関の小屋根の片側に雪が堆積していて、玄関ドアの建て付けが悪いものですから、気温が上がったのを幸い、屋根の雪下ろしにかかりました。
ヘルメットをかぶり、頑丈なベルトを腰に付け、そこに屋内に固定した命綱を付けて、天窓から屋根に出ました。
そして、下ろしたい雪の塊(かたまり)に見当をつけると、その周囲に溝を切り、自重で滑り落ちるように仕向けます。しばらくすると、メリメリと音がして、塊に亀裂が入って滑り出しますから、その際は、別の塊に避難します。
昨日は、何の前触れもなく、乗っている塊が滑り出したのには驚きました。思わず、命綱にしがみ付き、宙吊りになりましたが、地上に落下することなく済みました。こんな時のための命綱なのですね。