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田舎の倉庫

Plala Broach から移植しました。

椎茸ゾクゾク

2013年07月04日 | 田舎暮らし

どういう訳か、この春・夏の椎茸は、次々とお出ましになり、拙宅の食卓を賑わしています。

たぶん、先に、真狩村で椎茸栽培をしている方から、「毎年、春になったらホダ木を1日水に浸けた後、木口を金槌で叩いて、菌を目覚めさせてやるといいよ」と聞いたのを実践した成果かと思います。

これは、昨日採取した内の見栄えの良いものですが、過日採取したものは、まだ、冷蔵庫に眠っているので、これでは、椎茸のストックが増える一方です。

ただ、そろそろ真夏日を迎える季節ですので、椎茸菌も夏バテで(椎茸が)お出ましになる機会も減るのではと思っています。


アンヌプリ登山

2013年07月03日 | 田舎暮らし

一昨日、ニセコアンヌプリ山(1,308m)に登りました。

昨年、胆石症から胆嚢の摘出という大病を患ったので、山登りなどとても無理と思っていたのですが、「富士山の山開き」と聞いて付和雷同し、何とか登ることができました。

とは言え、五色温泉から登ったので、標高差はたったの500m。

それでも、体力が落ちているのとバランス感覚が悪いのとで、再三、転倒しそうになり肝を冷やしました。また、下山の途中からは左膝が痛み出し、やっとの思いで登山口にたどり着きました。

加えて、頂上で写真を撮ろうとしたら、カメラにバッテリーが入っていないというハプニングもあり、散々でした。

出がけにコンフェデ杯サッカーを観戦していて、充電し終えたバッテリーを(カメラに)装着するのを忘れ出発したようです。

という訳で、存在証明としての画像はないのですが、頂上では、いつものようにノッペリした羊蹄山(1,898m)を望むことができました。

写真は、いつか見たアンヌプリ頂上からの羊蹄山です。


微妙なバランス

2013年07月01日 | 田舎暮らし

自然は微妙なバランスの上に成り立っている。
ということを、ここニセコに住んでみて初めて体験した。

拙宅の敷地西側の一角に、白樺の大木がある。
幹周りが2m近くもあって、この林の主的存在である。

しかし、小生らがここに住み始めて5年ほどした時分から、この大木の枝に葉が付かなくなり枯れはじめた。

当時、なぜ枯れるのかよくわからなかったが、町の自然教室でニセコの自然の成り立ちなどを学ぶ内、「林床をきれいにし過ぎた」ことが原因であることがわかった。

つまり、この辺は、その昔火山灰が固まってできた土地で、栄養分の少ない貧弱な土壌なのだ。

従って、林は熊笹が密生して樹木の落ち葉をひとつ残らず蓄え、それを(熊笹が)有機肥料に替え、樹木と分かち合い共生するシステムをとっている。

従って、林床から熊笹を駆逐し、さらに下草なども取り除いてきれいにしてしまうと、林床は落ち葉を蓄えることが出来ないから、結果として樹木の栄養が不足して枯れ出す。

拙宅では、これに気付いてから、この大木の近くまで拡張した畑を止め、毎年、晩秋には落ち葉を厚く敷き込むようにして来た。

その結果、以前は、大半の枝に葉が付かなかったが、今、改めて見上げると、まだ、一部枯れ枝も残るが、大部分の枝にはきれいな若葉を付け元気を取り戻したように見える。

私たちは、こうした自然の在り様をよく理解し、人間の勝手で(林床をきれいにし)自然にダメージを与えないようにしなければならないと思う。


アップで見れば・・・

2013年06月29日 | 田舎暮らし

敷地の西側でいろいろな花が咲いていると家内が言うので、望遠レンズをつけて出てみました。

ここ数年、毎年、今頃の時期に咲く「ベニバナイチヤクソウ」です。



本州でなら、ちょっとした深山にでも出かけなければ見ることの出来ない山野草ですが、北国の拙宅にはいつの間にかやってきて楚々とした姿をみせてくれています。

これは、毛色の変わった「レンギョウ」(もどき)です。
これも、いつの間にか背丈ほどになって、この夏も美しい花を一斉につけました。

これはたぶん園芸種だと思うのですが、「ミヤマオダマキ」です。
色違いで3種類ほどあり、庭の方々で咲いています。

「サクラ草」も咲いています。

これは番外編ですが、「行者ニンニク」と「山ぶどう」です。

いずれもしっかりした実を鈴なりにつけ、次世代へとつなげます。


家の周りは薪だらけ

2013年06月28日 | 田舎暮らし

この夏の薪作り騒動も終わりました。
昨日までに、作った薪を母屋やガレージの日当たりの良い壁に積みました。

母屋のべランダは、新旧の薪で埋まっています。
写真の左側が古い薪で、この夏この状態で乾燥させ、秋に母屋の納戸に取り込みます。下の写真は、ガレージ周りです。

一方、軒下に積みきれなかった分は、野積みにしました。
ここも午前中は陽が当たるので、このまま乾燥させ、秋にはガレージに収容するつもりです。

写真にはないのですが、これでも積みきれなかった分は、母屋の東側のベランダの下に収容しました。ここは、早朝にだけ日差しが来ますが、その後は期待できません。

ただ、今年作った薪は2年分で、ふた夏乾燥させるので何とかなるでしょう。


これからが大変

2013年06月25日 | 田舎暮らし

先週始めた薪割りは、昨日午後、ようやく終わりました。
延べ5日間、概ね、10時間の作業でした。

ただ、終わったのは良いのですが、背丈に近い高さに積み上がった薪の山にうんざり。これを全部、ガレージや母屋の軒下に積むには、ここから手作業で運び出さなければなりません。

薪は生木で重く、また、気温も上がって来てこの作業も大変です。イソップ物語のアリの心境で頑張りたいと思っています。

庭のあちこちでは、山野草の可憐な花が咲いています。(サクラ草とキスゲです)


朝競りイカ

2013年06月23日 | 田舎暮らし

先日、食料の買出しにいつものスーパーへ行くと、鮮魚売り場に生きの良い「するめイカ」がたくさん出ていました。

あまりに美味しそうだったので、どうして食べるかのイメージもないまま買って帰りました。(小型3杯248円)

昨夕、家内が「チン料理」の本で、「トマトとアンチョビのいか包み」なる料理があることを発見。これをやってみようということになりました。

そして待つこと1時間。
「アンチョビがなかったから、明太子で代用した」という料理が食卓に載りました。

食べてみると、トマトの酸味といかのうま味がよく調和して、とても美味しかったです。体裁もレシピ本の写真より良く、これで拙宅の定番(料理)がひとつ増えたと思いました。

材料
 ・いか(小) 4杯
 ・トマト 2ヶ
 ・アンチョビ(缶) 2枚
 ・バジル葉 適宜
 ・胡椒・パルメザンチーズ 適宜

作り方
 ・いかは下足を取り除き、表面の皮をむく。
  
内臓は取り出し、いかが破れないように水洗いする。
 ・トマトは1cm幅の輪切りにし、アンチョビは1cm幅に切る。
 ・1のいかに、2とバジル葉を入れて、端を楊子で留める。
 ・「クック膳」に3を入れて、軽く胡椒をふる。
 ・中蓋を「閉める」にセットし、電子レンジで2~3分加熱する。
 ・4のいかを器に盛り、パルメザンチーズをすりおろしてかける。


お疲れゴルフ

2013年06月22日 | 田舎暮らし

昨日、薪作りの合間をぬってゴルフにでかけました。

お天気は曇りで、気温も18~9℃と絶好のゴルフ日和だったのですが、薪作りとコンフェデ杯サッカーの観戦疲れでショットは思うにまかせず、散々なお疲れゴルフでした。

夏も盛りを向かえ、ラフは草丈が伸びています。
ボールがフェアウエイを外れてラフにとまると、ボール探しが大変でした。

ティーショットに限らず、アプローチショットもグリーンにのらないと、またまたボール探しです。

という訳で、林に打ち込むことは少なかったのですが、ボールを捜して幾千里のお疲れゴルフでした。


薪割り

2013年06月19日 | 田舎暮らし

今朝から薪割りを始めました。
何しろ2年分ですから、その量たるや半端でなく、何日かかるか見当がつきません。

勿論、朝から晩まで作業すればかなり処理できると思いますが、エンジン音がうるさく近所迷惑ですから、1日3時間ほどと自主規制しながら進めています。

幸い、材木の質が良く能率は上がりそうなので、案外、2~3日で終えることができるかも知れません。せいぜい頑張りたいと思っています。


現金なもんで・・・

2013年06月18日 | 田舎暮らし

日照り続きで期待通りに成長していなかった菜園の野菜ですが、この2日ほどの雨降りで十分な水分をもらったせいか、急に背丈が伸びたり花をつけたりしだしました。

これはズッキーニです。すでにお化けのような葉を広げ、花もつけました。その内、大きな実をつけるでしょう。カボチャもツルを伸ばし始めました。

キュウリやナスも、ようやく苗の段階から脱して、畑で成長しようと頑張っています。キュウリは、まだ小さいですが、実の付いた花を準備し始めています。

ジャガイモも一列縦隊となって、ドンドン大きくなっています。



これは、「男爵」ですが、大きな芋をたくさんつけて欲しいと願っています。


材木が来た

2013年06月13日 | 田舎暮らし

材木屋さんに頼んでおいた薪用の材木が来た。
2.2mの長尺もので2式、60本ほど。

種類は、火持ちの良い「イタヤカエデ」で、この春伐採したもののようだ。早速、2~3本輪切りにしてみたが、乾燥が進んでおらずサクサク切れて良い。

価格は、運賃込みで約3万円。これで2冬分だから、まずまずと思う。

輪切りが済んだらエンジン付きの薪割り機で割って軒下などに積んで乾燥させる。

この冬の分は、手持ちのストックで十分足りるから、この材料から薪にしたものは、2夏乾燥させた後、順次使用することになる。


美味しい春はうれしい 2

2013年06月10日 | 田舎暮らし


昨秋仕込んだ味噌がそろそろ食べごろのはずと、昨日、封をあけてみると、表面は、かなりのカビで覆われていました。

この味噌は寒仕込みで、冬中、玄関の片隅に置いたのですが、急に気温が上がってカビの繁殖を助けたようです。

それでも、これを取り除くと中は程よく熟成が進み、サラッとした感じでとても美味しく出来上がっていました。

早速、味噌汁にしましたが、麹がよく利いていて風味もあり、手前味噌ながら美味しいと思いました。

庭の椎茸も、その後、続々発生していて、拙宅だけでは食べきれないので、ご近所さんへもお裾分けし、肉厚の美味しさを楽しんでいます。

美味しい春はいつまで続くでしょうか。


みどりちゃんがやって来た。

2013年06月09日 | 田舎暮らし

先日、菜園に使用する鶏糞を袋に入れたまま、ガレージの壁に沿うように積んでおいた。

そして、堆肥作りを始めようと、この袋にかけておいたブルーシートを剥ぐと、袋の上にヘビが居てびっくりした。

このヘビは青大将で、体長約1.2mほど。
さほど迫力があるわけではないが、突然目に触れるとやはりビックリする。

昨夏もどういう訳か拙宅のガレージが気に入って、壁に沿って積んだ薪を住処に夏中、暮らしていた。

小生らは、彼を「みどりちゃん」と呼んで、追い立てもせずにいたせいか、今夏も早速、やって来たというわけである。

昨日は、ガレージ内に積んでおいた薪の虫干しをすべくベランダへ運び出していると、足元に彼が居てびっくりさせられた。

今年も、みどりちゃんと暮らす夏になりそうだ。


美味しい春はうれしい

2013年06月07日 | 田舎暮らし

このところの好天続きで、フキやワラビやウドなどの山菜に加え、庭の隅では行者ニンニクや椎茸がニョキニョキ姿を現わしました。美味しい春の到来は、うれしいの一言です。

これは、昨日収穫した椎茸ですが、肉厚のドッシリした様は、まるで何か鋳物の置物のようです。



今年はどういう訳か、5年ものの「ほだ木」にばかり発芽しているのですが、まだ、たくさん出ているのでかなり楽しめそうです。

先日、近くの村の椎茸と野菜の直販所で、(ほだ木は)毎年春に、1日水に浸けてから両端を金槌で叩いて菌を目覚めさせると良いと伺ったので、拙宅でもこれを実施しました。

来春以降、この効果が期待できるのではと今から楽しみにしています。


冬越しニンジン

2013年06月05日 | 田舎暮らし

隣家から押し出された雪の一部が菜園を覆っていましたが、それも先週末で何とか解けたので、モロッコインゲンや枝豆の種を蒔くべく畑の準備をしています。

その際、昨年栽培したニンジンの取り残しが葉を広げ始めていたので、掘り起こしてみるとかなり出て来ました。

写真の通りで見てくれはあまりよくありませんが、食べてみると甘みがあり、また、歯ごたえがしっかりしていてなかなかのものと思いました。

考えてみれば、冬の間中、雪の下の地面でずっと春を待っていたのですから推して知るべしです。せいぜい大切に食べたいと思っています。